アンヘレス滞在は6泊で終了。
マニラ空港を午後8時半に飛び立つタイ国際航空便でバンコクへ向かう。
アンヘレスからマニラ空港までは、Genesis社の運行するP2Pバスに乗る。
P2Pバスなら、アンヘレスからマニラ空港まで乗り換えなしの直通移動可能。
よほどの交通費節約派でないかぎり、P2Pバスがベストかと。
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SMクラーク発マニラ空港行きP2Pバス
バンコク行きフライトは午後8時半の離陸予定。
マニラ空港は混雑することもあり、2時間半前には着いておきたい。
ということは、午後6時着がメドとなる。
P2Pバスの所要時間は、渋滞次第で、2時間から3時間半とのこと。
最大限見積もっても、まあ、2時のバスに乗れば充分だろうと事前計算しておいた。
なお、P2Pバスの注意書きには、例が提示してある。
マニラ空港第3ターミナルを午前5時15分に離陸するフライトを利用するならクラーク空港午後11時発のP2Pバスに乗るべし、と。
わざと余裕を持たせているとは思うが、離陸予定の6時間前のバス利用を推奨している。
SMクラーク乗り場
P2Pバスの始発は、クラーク空港。それから、SMクラークに立ち寄る。
クラーク空港関連地図
(P2PバスSMクラーク場所乗り場と記載しておいた。地図を拡大して確認のこと。)
バス乗り場は、やや遠い。
SMクラークの大きな建物沿いに歩くほうがわかりやすいが、それだと暑い。
できれば涼しい館内を通りたい。
入口ではセキュリティチェックがあるが、大きなカバンでもほぼスルー。
この出口から外へ。
子供遊戯場の先にバス乗り場がある。
係員も待機しているし、迷うことはないかと。
時刻表
これは、クラーク空港発の時刻。
SMクラーク出発は、この30分後となる。
わたしは当初勘違いして、2時のバスに乗ろうとしてしまい、30分余計に待つはめにはった。
実際はSMクラーク午後2時半発となる。
これは2時前に到着したのはノースエドゥーサ行きバス。
係員が行き先を教えてくれるし間違うことはないでしょう。
どうやら、メインゲート前での乗降車はなくなったようだ。記載がない。
マニラ空港第1ターミナルと第2ターミナルでも降りられるようになっている。
午後2時20分、バスが到着。
駐車車両が邪魔で、けっこう距離がある。
歩いてバスへ。
きちんと、NAIA(ニノイアキノ国際空港)と掲示。
大きな荷物があるなら、収納スペースへ。
タイ国際航空はマニラ空港第1ターミナル利用となる。
乗り込む際に、ターミナル1で降りることを告げておく。たしかに降車可能とのこと。
チケット代は車内で車掌に払う。
ターミナル1までは、400ペソ。
ターミナル3ならば、350ペソ。
車内はがらがら。
乗客は全部で5,6人。
席は広くてピッチも充分。
エアコンの効き目は強くて、むしろ寒いほど。長袖シャツがあったほうがいい。
また、シートにはUSB差し込み口がついていた。
実際にスマフォの充電が可能だった。これは地味に便利。(すべてのバスに付いているかは不明)
試してはいないが、フリーWi-Fiも利用可能なようだ。
実際の所要時間
午後2時27分、定刻より早めに出発。
2時30分ぎりぎりに乗り場へ行くと間に合わない可能性あり。10分前行動を実践しましょう。
クラーク空港そばを通って、高速道路へ。
午後3時半頃、いつの間にか高速を降りていた。
マニラ市内なのかよくわからないが、市街地を走る。
午後3時45分、謎の巨大コケコッコーがお出迎え。
午後3時50分前後、JAMやVICTORY LINERといったバスターミナル横を通過。
午後4時8分、バスは一時停車。一人だけ乗客が降りていく。
どうやら、ここがORTIGAS。
グーグルマップの表記は、ロビンソンガレリアオルティガス。
元々経由地に入っている。
午後4時44分、なにやら空港の敷地内っぽいところへ。
てっきり第3ターミナルだと思っていたが、ここが第1ターミナルだと告げられる。慌てて降りた。
第3ターミナルまで350ペソ。
第1ターミナルまで400ペソ
先に降りるのに、ターミナル1のほうが高いじゃないか。
ちょっと納得いかない気もするが、ターミナル1に寄り道するための手数料と考えればいいか。
事前にターミナル1下車客がいるとわかった時点で、ターミナル3までの運賃350ペソを払っておき、こっそりターミナル1で下車すれば50ペソ節約可能とか何とか不埒なアイデアが浮かんだが、まあ、面倒だし、普通に400ペソ払いましょう。
午後4時46分、マニラ空港第1ターミナルに無事到着。
国際線出発フロアの玄関前付近だ。すぐに中に入って、チェック可能な場所。
所要時間は、2時間20分といったところ。
夕方のラッシュ前だったのが幸いしたのか、思ったよりも早かった。
オルティガスを経由しなければ、もっと早かったかも。
結果的に、フライト4時間前の到着となった。
感想
ひたすら快適。
楽勝すぎる。
スマホの電池切れも心配いらないし、席は広いし、エアコンは寒すぎるほど効いているし、この環境なら、多少渋滞してもそれほど苦にならない。
以前、マニラ空港とアンヘレスの往復タクシーを2回使ったことがあるけれど、とにかくマニラ市内の渋滞が苦痛でしかなかった。強烈な陽射しが差し込む狭い車内に閉じ込められ、吐きそうになった。それがトラウマとなってしまい、最近は往路は香港経由便を利用し、復路はクラーク発便を使ったりマニラ1泊コースを採用したりしていた。
でも、P2Pバスなら、悩みはほぼすべて解消。ゆったりしたバス車内で過ごせるなら3時間でも平気。
まあ、マニラの渋滞自体はちっとも解消されていないので、時間的余裕を持って乗車するようにしましょう。朝と夕方は要注意だと思います。6時間前はちょっとオーバーな気もするが、ゆとりは大事です。
(なお、当記事は2018年3月中旬時点の情報と実体験を基にしている。時刻表などは頻繁に変更になるようなので、現地で確認の上、乗車するようにしてください。)
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