ビザ取りも兼ねて、タイからマレーシアへ小旅行へ出かけてきた。
今回の目的地はペナン島。
バンコクからペナン島へはいくつかの航空会社の路線があるが、選んだのはもちろんLCC。エアアジアだ。
往路は事前に1500バーツで購入。帰路は日程が未定のため現地で購入し、290リンギット。
往復で13,000円ほど。
直前購入のため復路が高くなったが、通常プロモーション価格なら往復1万円以下も充分可能。
ペナンは食べ物がおいしいし、風光明媚なところ。
タイからの軽いプチ旅行に向いてますね。
タイからペナンへの往復フライトと、ペナン島のエアポートバス最新事情まで一気にレポートします。
目次
広告
往路バンコク発ペナン行きエアアジアFD403便
バンコク・ドンムアン空港発ペナン行きエアアジアFD403便は、午前11時05分発。
搭乗時刻は、10時25分となっている。
午前9時半にドンムアン空港に着いておけば充分だろう。
バンコク市内からドンムアン空港
バンコクのナナ駅近くのホテルに滞在。
関連記事:【バンコクのホテル】ナナプラザ近く。日本のテレビ視聴可能。パークウェイイン (Parkway Inn)宿泊レポート。
夜中にNHKスペシャルのアーカイブ再放送をやっており、ついつい見入ってしまった。インパール作戦のドキュメンタリーだった。
やはり兵站を無視した作戦がうまくいくはずがない。何事も計画が大事。
わたしは行き当たりばったりの旅が好きだが、とりあえず予約した飛行機に乗り遅れる愚策だけは取らないようにしたい。
睡眠不足ながらきっちり起きる。
ホテルからナナ駅までは徒歩2,3分。
午前8時29分、BTSがやって来る。
モーチットまで移動。
降りたところでA1エアポートバスに乗り換える。
午前8時51分、A1バスに乗車。
あとは、ドンムアン空港まで、ほぼノンストップ。
午後9時10分、ドンムアン空港到着。
毎度おなじみの大定番ルートですな。
関連記事:バンコク市内からBTS・地下鉄とバスでドンムアン空港へ行く方法。エアポートA1バス乗り場。
今回の総所要時間は40分ほど。ほぼ待ち時間なしでBTSとバスに乗れたらこんなもの。あとはバスの渋滞しだい。
予定より20分早く到着。楽勝でしたな。
チェックイン
事前にWEBチェックイン済み。
わざわざネットカフェに出向いて搭乗券を印刷するのは面倒。
搭乗券を印刷するために、ドンムアン空港の玄関脇にあるキオスクへ。
WEBチェックイン後にSMSで送信されてきたバーコードをかざすと、あっさりと搭乗券が印刷される。
預け荷物がない場合は、このままイミグレーションを抜けて搭乗口へ行ける。
搭乗券にはドキュメントチェックが必要と書いてあるが、搭乗口で軽くチェックを受ければいいだけ。チェックインカウンターへ行く必要はない。(とりあえず2017年11月時点では。)
ドンムアン空港第2ターミナルフードコートのトーキョー鉄板焼き
時間が余ったので、食事タイム。
国際線の発着する第1ターミナル内は食事どころが少ない。
国内線の第2ターミナルにはフードコートがあり、レストラン多し。
MAGIC GARDEN
24時間営業。牛野家やペッパーランチも入っているし、ローカル向けのタイ料理も多い。
関連記事:ドンムアン空港第2ターミナルの新フードコート、MAGIC GARDEN・マジックフードディストリクト
関連記事:ドンムアン空港第2ターミナルのフードコート、MAGIC GARDEN拡大中
関連記事:ドンムアン空港のフードコート内、CP Kitchenのガパオライスセット89バーツ
TOKYO TEPPANYAKIなる店に入ってみる。
チキン鉄板焼きセットが115バーツ。
空港内のレストランにしては格安プライス。同じフードコート内にあるカオマンガイが80バーツすることを思えば、激安とも言える。
目の前の鉄板で一から調理。
味付けは、ガーリック醤油。タルタルソースもついている。
肉の量は少ないけれど、ご飯と味噌汁とキムチ付き。
熱々の鉄板焼きとご飯の相性はいい。
これ、けっこうアタリかも。
もっと安く食べたい人は、さらに奥の奥まで進んで、完全ローカルプライスのクーポン食堂へどうぞ。
関連記事:ドンムアン空港第3のフードコート、MAGIC FOOD PARK
フライト
10時半頃、搭乗口へ。
ドンムアン空港はさほど広くなく、移動は早い。
搭乗口は5番。
すぐに搭乗開始となった。
機内持ち込み荷物の重量検査は無し。大きなスーツケースを持っている人ですらスルー。
ドキュメントチェックはペンで印を入れるだけ。
いろいろと甘い印象。
飛行機は沖止めのため、バスで移動。
タラップを上がって機内へ。
機材は、A320-200。
3×3列仕様で、ピッチはやや狭め。
搭乗率は7割か8割ほど。
通路側の席で、隣のは空席だった。
ほぼ定刻通り、11時過ぎに離陸。
ペナン空港に到着したのが、マレーシア時間で午後1時35分(タイ時間で12時35分。マレーシアとタイの時差は1時間。マレーシアのほうがタイより西にあるが、なぜか1時間早い)。
1時間30分のフライトとなった。
ペナン国際空港
ブリッジを通って、空港内へ。
イミグレーションの手前に、SIMカード売り場がある。
入国後でもSIMカード売り場はあるが、種類が少なめ。
マレーシア現地SIMカードがほしいなら、先に購入しておくのがベターかも。
ネットは7日間で1.8GB、通話は14リンギット分。このSIMカードが30リンギット。800円くらい。まずまず安いですな。
他にも数社が出店している。
イミグレーションはかなり混んでいた。
向かって左側がマレーシア人とアセアン国籍者のレーン。このレーンはすぐに空くので、外国人向けの一番左のレーンに並ぶのがベター。空いているレーンに誘導してくれる。
マレーシアのイミグレーションでは出入国カードなし。
そのかわり、指紋を登録する必要がある。センサーに人差し指をかざして読み取るだけ。簡単。
日本人はほぼ質問なしで通してもらえるはず。
14時20分、無事にマレーシア入国。
到着フロアに両替所あり。
また、ATMも各種揃っている。
手持ちのマレーシア・リンギットがない場合は、まずは現金を手に入れよう。
クレジットカードのキャッシングで300リンギットを入手。
50リンギット札が6枚。
バスに乗るためには小銭が必要(バスは釣り銭が出ない)。早くも小腹が空いたこともあり、出発フロアに上がって、マクドナルドで昼食。
ダブルチーズバーガーセットが、12.40リンギット。約335円。50リンギット札で払い、小額紙幣をゲット。
日本の半額くらいか。
なんだか、朝から食べてばっかりだな。
ペナン空港からジョージタウン・チュリア通りへ
ペナン空港からペナン島の中心部であるジョージタウンへ行くには、Rapid Penangのエアポートバスが安くて便利。
関連記事:ペナン空港からジョージタウン・チュリア通りへはラピッドペナンのバスがおすすめ。安くて快適。
ツーリストエリアであるチュリア通り(Lebuh Chulia)までバスで1本だ。
以前は、401ないし401Eというルートのバスでもチュリア通りへ行けたはずだが、現在はATという路線のみとなっている。このATは、ペナン空港が始発だ。
バスのりばにいる係員に行先を告げると、乗るべきバスを教えてくれる。
ATは、本数が少なめ。30分から60分に1本ほどの割合だと思われる。
401と401Eは頻繁にやって来る。
ATバスはすでに停車していた。
15時ちょうどにバス乗り場に着いて、実際にATバスに乗車できたのが15時15分。
運賃は2.7リンギット。約73円。
釣り銭は出ない。コインと札が使える。ばるべくきっちり小銭を用意しておきましょう。まあ、0.3リンギットくらいなら、釣り銭は潔く諦めましょう。
車内はがらがら。あまり人気のない路線のようだ。
乗車後すぐに出発。
長距離バスターミナル、コムタを経由して、チュリア通りのセブンイレブン前バス停に着いたのが午後4時ちょうど。
バスの所要時間は45分だった。
チュリア通り周辺には外国人旅行者向けのホテルやゲストハウスがうじゃじゃある。
お好きな宿へどうぞ。
ペナンのゲストハウス
ペナンの宿泊先は、前回利用して気に入った33スチュアートハウス。
関連記事:【ペナン島ジョージタウンのホテル・ゲストハウス選び】サーティスリースチュワートハウズは立地・居心地とも良好でおすすめ
今回も快適な滞在となった。
最初に2泊はドミトリー。
最後の1泊は2階の個室にしてみた。
個室は狭いがエアコン付きで快適。
テーブルもあって、PC作業がはかどった。
個室といえど、トイレ・バスは共同。
でも、ゲストハウスの共同バスとしては、かなり綺麗なほう。
安心して泊まれます。
近所のゲストハウスと比べるとやや割高だが、おすすめのゲストハウスに変わりなし。
復路ペナン発バンコク行き
ペナンに3泊。B級グルメ堪能とビザ取りを終えて、バンコクへ戻ることに。
関連記事:【ルール大幅変更】ペナン島でタイ観光ビザを取得、2017年11月情報。
復路フライトのチケットは、チュリア通りにあるエアアジアオフィスで直接購入した。
旅程表をプリントアウトしてくれる。
予約番号が書いてあり、WEBチェックイン可能。
搭乗するのは、FD404便。
出発予定時刻は、14時15分。
ボーディングタイムは、13時35分。
12時半空港到着をメドに行動する。13時着でも大丈夫だろう。
チュリア通りからペナン空港
往路と同じく、ラピッドペナンのエアポートバスを利用。
ゲストハウスの人に聞いてみると、ATバスは本数が少ないから、一度JETIへ出てから、バスを乗り換えるのがベターと言っていた。
JETIとはフェリー乗り場のバスターミナルのこと。ここからは空港へ向かう401と401Eバスも出ているようだ。
ちょっと迷ったが、時間的余裕はあるはずだし、JETIまで行くのが面倒くさい。
11時40分、チュリア通りのセブンイレブン向かい側のバス停へ。
ATバスをひたすら待つことに。
が、他のバスは頻繁にやってくるが、ATバスは一向に姿を見せない。
30分経過。
さすがにちょっと焦る。
12時18分、やっとATバスがやって来た。
12時25分、コムタのバスターミナルへ。
13時03分、ペナン空港到着。
バスの所要時間は45分。
ちょっと焦ったが、まあ充分間に合った。
いや、実はかなり焦っていたけどね。
やはりATバスは本数が少ない。おそらく1時間に1本くらい。
素直にJETIないしコムタまで移動してから、空港行きバスに乗り換えたほうがいいかも。
時間的余裕があれば、チュリア通りでAT待ちでもいいかな。
チェックイン
あらかじめWEBチェックイン済み。
エアアジアのチェックインカウンター近くにはキオスクが置いてある。
セルフチェックインの方法が書いてある。
が、すでにWEBチェックイン済みの場合は、搭乗券を印刷するだけでいい。
SMSに記載されたURLにアクセスすると搭乗券印刷用のバーコードが表示される。そのバーコードをかざすと、すぐに搭乗券が出てくる。ドンムアン空港とまったく同じ流れだ。
やはり、ドキュメントチェックは不要。
荷物がある場合は、バッゲージドロップカウンターへどうぞ。
預け荷物がないなら、そのまま搭乗口へ向かえばいい。
カウンターでのチェックインは列が出来ているので、やはりキオスクでの搭乗券印刷がベターな方法。
ほとんど列に並ばずに済む。
とはいえ、搭乗時間が迫っている。
イミグレーションと荷持検査を通過して、制限エリア内へ入ったのが、13時20分。
イミグレはがらがらでしたな。
フライト
搭乗券には、ゲート番号が書かれていない。
モニターでゲート番号を確認。A4番。
制限エリアに入ってすぐのところにあった。狭いね、ペナン空港。
制限エリア内には、免税店と飲食店が少々。
奥には喫煙ルームもある。
売店で水を購入。1.5リンギット。40円くらい。
バンコクからのフライトが少し遅れているようだが、無事にペナン到着。
乗客を入れて変えて、すぐさまトンボ返りとなる。
予定より遅れて、13時50分頃、搭乗開始。
列とゾーン指定で搭乗はスムーズ。
ボーディングブリッジで機内へ。
当たり前だけど、往路と同じ機材、同じシート配列。
後ろのほうは空いていて、横一列誰も座っていない。
これはラッキー。
14時20分頃、離陸。
さらばペナン島。
機内では、タイの出入国カードが配られる。
まだ昔の様式のまま。新様式になるのは都市伝説かと思えるレベルだ。ま、在庫がなくなり次第、新しい様式に変わるのだろうけど。
タイ現地時間14時45分(マレーシア時間15時45分)に、バンコク・ドンムアン空港到着。
フライト時間は1時間25分ほど。
ボーディングブリッジ接続で楽々空港内へ。
このあたりの搭乗口はエアアジア専用のようで、Fly-Thruの案内板が掲示してある。地上係員も待機。
15時ちょうど、少し歩いてイミグレーションへ。
どうやら、日本や中国からのフライトとバッティングする時間帯のようで、イミグレーションは長蛇の列。
45分待ちと書いてある。
でも効率よく列をさばいており、実際には20分ほどで抜けることができた。
15時22分、無事にタイ入国。
これにて、バンコク・ペナン往復の旅、終了。
ドンムアン空港からバンコク市内へ行くなら、往路の逆をたどればいいだけ。A1ないしA2エアポートバスでBTSモーチット駅ないし地下鉄チャトゥチャック駅へ。そこから電車で好きなところへ。
今回は、バンコクへ立ち寄らず、ドンムアン空港からパタヤへ直行することにする。
まとめ
バンコクからペナンは近い。
東南アジアは狭いと実感させられる。日本の国内線感覚ですな。
で、エアアジアは安いし楽。
荷物検査もドキュメントチェックもゆるゆるで楽々搭乗可能。自宅にプリンターがあれば搭乗券を事前印刷しておいてもいいだろうけど、キオスクで印刷するのが楽ですね。