パタヤカンのビーチ側にあるバサヤビーチホテル。
ここはパタヤ初心者の頃からずっと気になっていた。
そもそも、昔は名前が違っていた。たしかノバロッジだった。その後、センタラビーチという名称を経て、現在のバサヤビーチになってからも、中身はよくわからないまま。
というわけで実際に泊まってみた。
ちょっと人を選ぶホテルではあるけれど、個人的には高評価です。
とにかくプールが気持ちいい。
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バサヤ ビーチ ホテル & リゾート (Basaya Beach Hotel & Resort)
メインゲートには守衛がいて、車やバイクで出入りする際はバーを上げてくれる。
駐車場広め。バイク置き場も余裕あり。
本館入り口
ロビーは、とにかく広い。
レセプション
デポジット無しで、さくっとチェックインできた。
ベルボーイはおらず、自分で部屋で。
わたしが予約したのはスタンダードルーム。
たまたまかもしれないが、プールサイドの1階の部屋をあてがわれた。
中庭のプール脇をてくてく歩いて部屋まで移動。
いい雰囲気だなあ。
スタンダードルームの棟は、敷地奥にあった。
建物は明らかに老朽化している。
プールサイドから直接入ることはできず、廊下側から部屋に入る。
スタンダードルーム部屋内部
ルームキーを挿して通電させるタイプ。
広さは充分でしょう。
設備も一通り揃っている。
ダブルベッド、ベッド脇のサードテーブル、スーツケース置き場、イスとテーブル、テレビ、冷蔵庫、エアコン、ライティングデスクとイス、クローゼット。
無料の水が2本。大きなボトルのほうは有料のようだ。
室内喫煙可能。灰皿がきちんと置いてある。
バルコニーは無し。
でも、窓を開けると、植木を挟んで、プールが目の前に見える。
ただし、昼間は人がよく通るので、カーテンを明けていると室内が丸見えとなる。
浴室内
バスタブ無し。
シャワーカーテン付き。
シャワーは壁固定式だ。湯の温度と水圧は特に問題ないレベル。
洗面台でもお湯が出る。
タオルは、バスタオルとハンドタオルがそれぞれ置いてある。
アメニティは、石鹸とシャンプーくらい。歯ブラシやクシは無い。
グレードが上の部屋は、バスタブ付きとなるようだ。
老舗ホテルだけあって、全体的に老朽化が進んでいる。
が、なんとかがんばって清潔に保っている印象。
人によっては、はっきりと汚いと感じるだろうが、タイのリゾートホテルなんぞこんなものだとわかっている人なら納得できるでしょう。
セーフティボックスは室内に無くて、レセプションにある。
朝7時から夜10時まで利用可能。
Wi-Fi無料。
プールサイドの1階だったせいか、部屋内でも充分使えた。速度はまずまず。
夜はとても静かだった。
パタヤカンに面した宿泊棟では、車の走行音が気になるかもしれない。
プールサイドの部屋では問題ないでしょう。
チェックイン時には、できるだけ奥の宿泊棟の1階、プール近くの部屋をリクエストしましょう。
またジョイナーフィーは無料です。IDチェックの有無は未確認。
館内設備
なんといってもスイミングプール。
敷地ど真ん中に大きなスイミングプール。プールを取り囲むようにして宿泊棟がある。
タオルの貸出あり。
プールサイドにはマッサージ師が待機している。
いつでも好きなタイミングでマッサージをどうぞ。
むろんドリンクの注文もオッケー。
プールの周囲は木々で覆われていて、パタヤ中心部とは思えないリゾート感満載である。
おそらく部屋のグレードを上げれば、プールに直接面した部屋となるはず。
ドアを開ければ10秒でプールへ入れる。
さらに、敷地奥にはヴィラタイプの部屋もある。
ヴィラエリアにも、小さいながらもプールあり。
そして、さらに、ビーチロード側にカフェが併設されていて、その中にもスイミングプールがある。
このカフェ横を抜ければ、さくっとビーチロードへ出られる。
おっと、なぜかムエタイリングまであるぞ。ベンチプレスもあるなあ。
実際にムエタイジム式トレーニングができるのかどうかは不明。
メインのスイミングプール近くにレストラン。
半オープンテラスになっていて、これまた雰囲気はいい。
ここが朝食会場になるようだが、朝食は食べていないの不明。
口コミでは、朝食の評判は上々。
ロビーには、コンビニ。ビリヤード台。
教会まであるようだ。
旅行代理店もやっている。
敷地内にマッサージ屋も併設。
ホテル外に外出する必要がないほど設備は揃っている。
なお、セブンイレブンとファミリーマートは、パタヤカン沿いにあって、徒歩1分くらい。
地図と周辺施設
地図
パタヤカン(セントラルパタヤロード)の西端、つまりビーチ寄りにある。
メインの入り口は、パタヤカン沿いから。
中庭を抜けていくと、ビーチロードまで出られる。
ビーチは目の前だ。
ビーチロードでソンテウに乗れば、ウォーキングストリートまではあっという間。
セカンドロードまでは徒歩3分くらいで、ここからソンテウに乗ればノースパタヤ方面へ楽勝。Soi6へもあっという間ですね。
さらに、東方面(スクンビット)行きソンテウもあって、ビッグCエクストラやハーバーパタヤへもソンテウで行ける。
ソイブッカオやLKメトロまでは、ちょっと面倒で、パタヤカンを歩くかソンテウに乗ってブッカオの入り口(パタヤカンのソイ13)まで移動して、ソンテウ乗り換えとなる。
ソイ7とソイ8の巨大バービア群はほぼ目の前。パタヤカンを渡るだけ。
安い洋食系なら、ソイ8のセイラーレストランがいい。
⇒【パタヤのファランな朝食】セイラーバーレストランのアメリカンブレックファーストは70バーツへプチ値上がりしたけど、満足度は高し
⇒セイラーバー&レストランのコルドンブルーは120バーツ。あふれだすチーズとカツの相性がいいね。じゃがバタもうれしい。
クールハウスでは、朝食もカオソーイも食べられる。
⇒COOL HOUSEのアメリカンブレックファースト75バーツ
⇒パタヤでカオソーイ1日2連発。COOL HOUSEとセンタンフードコート。
他にも洋食系レストランがたくさんありますね。
場所柄、ローカルタイ飯屋は少ない。
おいしいカオマンガイ屋は徒歩圏内。
⇒セカンドロードとパタヤカン交差点近くのカオマンガイ屋。鶏肉もスープも味は良し、でも値段に難あり。
巨大ショッピングモールのセントラルフェスティバルまでは歩いて5分以内。
ここまで来れば、日本食でもタイ料理でも洋食でも何でも揃います。
立地はとにかく素晴らしい。
パタヤ初心者でも安心でしょう。
宿泊料金と予約先
アゴダが安かった。
1泊税抜きで2061円。
税込みにすると2400円ちょっと。約800バーツといったところ。
ローシーズンなら1泊1000バーツ以下で泊まれる。
中心部でこれだけのリゾート感を得られるのは、かなり高ポイント。
ただしこれは朝食無しプラン。
ハイシーズンは1000バーツを越えてくるだろうから、あとは他のホテルとの金額差がどれだけあるかが決め手でしょう。
総評
立地条件良し。プール良し。雰囲気良し。
部屋は古いが決して不潔ではない。が、一部の日本人が求めるであろう清潔さというか潔癖さはない。
良くも悪くも、典型的なタイのリゾートホテルといった感じ。
長期滞在型欧米人に好まれている様子。それこそ朝っぱらから日が暮れるまで、ずっとプールサイドで読書や昼寝をして過ごしているような欧米人をよく見かけた。
この雰囲気が好きになれるかは、きっぱりと人によって分かれるだろう。
わたしは好きです。
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