ソイアルノタイにある長期滞在向けサービスアパートメント、Mプレイス(M PLACE)にお試し宿泊してみた。
パタヤで長期滞在を考えている人は、参考にしてみてください。
日貸しのホテルとしても利用できるんで、短期滞在の人も参考にどうぞ。
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Mプレイス(M PLACE)
場所はアルノタイのソイ2もしくはソイ4となる。
地図と詳細はのちほど紹介するが、ソイアルノタイとは、パタヤカンのソイ1のこと。ビッグCエクストラの向かい側から入っていく。
Mプレイスの正面玄関があるのは、アルノタイのソイ2を入っていったところ。
外観
一階はカフェレストラン併設
レセプション
正午前の訪問だったが、部屋が空いているようで、すぐにチェックインできた。
デポジットは500バーツ。
受付の男性が、そのまま5階の部屋へ案内してくれた。
エレベーター(海外ではリフトと呼ぶことが多い)無し。
同クラスの他の部屋は埋まっているそうだ。
階段
けっこうきつい。ただ、受付の男性がスーツケースはかついでくれた。ありがたい。
部屋タイプは全部で3つにわかれている。
ワンフロアーにはそれぞれのタイプの部屋が3つだけ。
わたしが予約したのは一番安いタイプCのスタンダードルーム。
スタンダードルーム部屋内部
オーソドックスな作り。
ダブルベッド、テレビ、中型冷蔵庫、作業机とイス、丸テーブルとイス2脚、クローゼット、エアコン。
ベッドはやや大きめ。サイドテーブルと照明があって便利だ。コンセントもあり。
丸テーブルの上には、無料の水2本とトイレットペーパーが用意してあった。
天井ファンあり
電子ケトルあり
机に下にセーフティボックス
さらには、流し台も付いている。電気コンロはない。食器類は用意されている。
電子レンジもあって、自炊とまではいかないが、外で購入してきた惣菜を部屋で食べるには便利だ。
まさに長期滞在用。
冷蔵庫は収納たっぷり。有料のミニバーも少し用意されている。
(コンビニは徒歩1分以内のところにあるので、買い物の心配はいらない。)
クローゼット内部は、照明付き。扉を開けると電気がつくようになっている。
室内禁煙。
バルコニーがない、この部屋ではタバコが吸えないことになってしまう。
いちいち5階から降りるのはきつい。
窓の外の景色
真向かいに見える大きな建物が有名なニランコンド。
長期滞在ファラン多数在住。日本人も住んでいるはず。
浴室
シャワーブースがあってカーテンシャワーが付いている。
とはいえ、シャワーを浴びると、洗面台がやや濡れてしまう。
湯量は問題なし。
アメニティは、ボディソープ、シャンプー、コンディショナー。
歯ブラシやシャワーキャップはなかった。
ホテルというよりはサービスアパートメントなので、必要なものは自分で揃えるべし。
ただ、普通のホテルとしても充分な設備。
掃除は行き届いていて、特に汚い点はない。
が、とにかく暑い。
最上階だけあって室内に熱がこもっている。おそらく何日かは宿泊客がいなかったようで、密閉された空間にさらに熱がたまっている。
エアコンはまったく効果なし。
天井のファンはぬるい空気をかき混ぜるだけ。
宿の人が天井ファンとは別に扇風機を持ってきてくれた。
エアコン自体は壊れているわけではない。送風口の前に立つと、ちゃんと冷気が運ばれてくる。
部屋の温度と湿気が高すぎるため、冷気が部屋中に行き届かないだけだ。
とにかく昼間は暑かった。
夜は、きちんとエアコンが効いて、快適に。
ずっと部屋でエアコンを使い続けていると、2日目からはマシになりそうだけど、初日は無理だ。
まあ、このクラスのホテルやアパートでは、最上階に宿泊するとどこも似たような状況になってしまうのは致し方なし。
上位クラスの部屋内部
他の部屋も見学したいと申し出ると、快く応じてくれた。
レセプションの人は本当に親切で、好感が持てる。
デラックスルーム(タイプA。一番高い部屋。)
部屋は広い。
独立した机がどんと構えている。
ソファーチェアもある。
もちろんバルコニーも。
あとは、キッチンが少し広くなった程度。
浴室は同じようなもの。
見るからに快適そうな部屋。
スーペリアルーム(タイプB。真ん中のランク。)
部屋の広さはスタンダードとさして変わらず。
設備の似たようなものだが、テーブルとイスがちょっとグレードアップ。
キッチンの広さも変わらず。
バルコニー付き。
長期滞在で泊まるならこれくらいがちょうど良さそう。
館内設備
スイミングプール無し。
レセプション脇にPCが並んでいる。利用無料。
隣がカフェ。アイスコーヒー50バーツ。食事も取れるようだ。
客室内のWi-Fiはもちろん無料。
パスワードを入力するだけ。速度も問題なし。
夜8時以降はレセプションが無人となる。正面玄関もクローズ。
住人はソイ4側の勝手口から出入りする。
オートロックになっていて、カードをかざせば解錠できる。セキュリティはわりとしっかりしている。
ただし警備員はおらず、当然、IDチェックやジョイナーフィーなどは発生しようがない。
完全フリー状態。自己管理で。
地図と周辺施設
Mプレイスは、アルノタイのソイ2ないしソイ4にある。
正面玄関がソイ2、勝手口がソイ4だ。
アルノタイソイ2
地図
パタヤの地理に詳しい人なら、わかりやすい立地だろうけど、慣れていない人は何がなんだかさっぱりの場所かな。
パタヤカン沿いのビッグCエクストラ向かい側からソイアルノタイに入って、徒歩5分ちょっとでMプレイスへたどり着けるだろう。
BIG C EXTRA
ソイアルノタイ入り口(パタヤカンソイ1)
パタヤカンには乗り合いソンテウが走っていて、ソンテウと徒歩でも訪問可能だ。
勝手口のあるソイ4を抜けていくと、Mクラブの横を通りすぎて、サードロードまで通じている。バイクならほんの2,3分。
アルノタイソイ4入り口
アルノタイを少し進んで、この路地を曲る。
すると、クラブ4前を通過して、ソイボンコットに出られる。
レンタルバイク派には、特に問題ない立地となっている。
ソイアルノタイ
アルノタイスクール
ニランコンド(NIRUN GRAND VILEE)
コンドミニアムというより巨大なアパート群だ。タイ人からファランまで多くの住人がいる。
ニランコンドもアゴダでホテル宿泊予約ができるようになった。
⇒Nirun Condo By Alekseiをアゴダでチェック
アルノタイ沿いには、コンビニ、商店、レストラン、食堂などが多数並ぶ。
ここの10バーツ唐揚げはそこそこいける。
ソイアルノタイ入り口付近には、手軽なイサーン食堂「ギンニャン4」がある。
姉妹店のギンニャン2のレポートはこちらから。
⇒気軽に食べられるイサーン料理専門食堂@パタヤアベニュー裏。生肉サラダも置いてるよ。
アルノタイは、ややローカルな雰囲気となるが、生活にはまったく不便はないだろう。買い物ならビッグCエクストラへ行けばいい。
欧米人の長期滞在者が多いこともあり、小規模ながらバービア群もある。
レベルは期待しないこと。
プール付きのゲストハウス兼バーも存在する。
数泊程度の短期旅行者がわざわざ宿泊することもないだろうけど、いずれ長期滞在を考えている人は、ソイアルノタイも視野に入れておいたほうがいいと思う。
宿泊料金
スタンダードが税込みで2125円。680バーツほど。
直接予約の場合の料金表
・A(デラックス)
デイリー:890 マンスリー(1~3ヶ月):11500 マンスリー(3ヶ月以上):9500
・B(スーペリア)
790、10500、8500
・C(スタンダード)
690、9500、7500
ロングステイなら大幅割引となる。
ただし、電気代水道代が別途かかる。
また、ルームクリーンサービスも別料金。週2回で一ヶ月1400バーツ。掃除やリネン類の交換、水2本とトイレットペーパーが支給されるようだ。
(デイリーの場合は、毎日無料のルームクリーンサービスあり)
ロングステイのデポジットは、一ヶ月分かかる。
(デイリーのデポジットは1000Bと書いてあるが、実際には500Bだった。)
電気代が1ユニット10バーツとやや高めの設定。水道代は1ユニット50バーツ。
エアコンを使いすぎなければ、電気代と水道代で一ヶ月1000バーツから1500バーツくらいだろうか。エアコンを常にフル稼働させれば、2000バーツ越えとなりそう。
スーペリアに一ヶ月滞在する場合のシミュレーション
部屋代:10,500B
ルームクリーン代:1,400B
電気水道代:1,300B
合計:13,200B
一日あたり440バーツ。
決して高くはないが、安くもないといったところか。
ルームクリーンサービスは頼まず電気代も節約するなら、もっと安くなる。
はじめてパタヤで長期滞在するなら悪くないかも。
長期滞在の場合は、まずお試しに宿泊するのがベター。
部屋の状態、周辺の環境などを確かめてから、マンスリー契約したほうがいい。
今回は最上階をあてがわれたが、延泊するなら下の階でできるよと言われた。
やはり、いきなり部屋を固定してしまうのはリスクが大きい。
デイリーのホテル滞在もできるんで、まずはお試しに。
総評
5階のスタンダードルームは、ちょっときつい。階段のみと昼間の高温がとにかくしんどい。
2階か3階なら利用価値は高いと思う。
できればバルコニー付きのクラスにしたほうがいいだろう。
5階以外の部屋ならコスパは高いです。
夜はかなり静かで騒音は少ない。
生活に不便はまったくない。
ただどうしても夜遊びメインの滞在だと立地条件が悪くなってしまう。
特にウォーキングストリートやLKメトロからは足が遠のいてしまうだろう。
レンタルバイクがあれば問題なし。
時間の限られた短期滞在の人には特におすすめしませんが、将来長期滞在を考えている人は一度泊まってみてもいいんじゃないでしょうか。
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