パタヤ沈没日記20
カラオケ嬢の事件から1週間近くが経過した。
彼女から何の音沙汰もないし、心配された捜査機関からの連絡もなかった。
いや、一度だけ、知らない番号から電話がかかってきたが、無視。
バービアのママさんの話では、今頃はチョンブリーにある専用施設に送られているはずだという。
もう何も起こらないだろう。
一時はどうなることかと思ったが、これにて一件落着。
広告
イサーン遠征決定
今回のタイ滞在は、観光ビザを取得したので最大3ヶ月滞在可能。
タイ南部のサダオ国境から入国して、マレー半島を北上していって、パタヤにたどり着いた。
友人とのチャン島小旅行はあったものの、パタヤでひたすら沈没生活を送っていた。
ずっとパタヤに沈没するのもいいが、せっかく3ヶ月滞在可能なのだから、たまにはイサーン遠征でもしてみようと計画していた。
が、踏ん切りが付かずに先延ばしに。
そろそろ腰を上げないと、帰国の日までずっとパタヤから動けないだろう。
とかくパタヤは中毒性のある街だ。
ずぶずぶとハマってしまい、抜け出せなくなってしまう底なし沼のような街である。
当日の朝になってからチケットを買えばいいやと思っていても、前夜飲みすぎてしまい、起床が遅くなったり面倒になったりして、結局パタヤから出られなくなるのは目に見えている。
こんな時は前売りチケットを買ってしまうのが一番。
まずはイサーンの玄関口であるコラートへ向かうべし。
と、SMK(シーモンコン)のチケット窓口までバイクを走らせて、時刻表をチェック。
明日の昼12時のバスを選択。
これにてコラート行き決定。
あとは、コラートから東へ行くか北へ行くかを決めればいい。
コラートのホテルも予約してしまう。
バスもホテルもキャンセル不可だ。
これで、嫌でも早起きして、パタヤを出なくちゃいけなくなった。
ここまで追い込まないとパタヤから脱出するのは困難なのである。
ある程度休み期間があって、パタヤとタイの他の都市をからめて旅行を検討している人は、パタヤを最後にしたほうがいい。
特にスケジュールを決めずに、ホテルも予約せず、ローカルバスで移動する人はなおさら。
最初にパタヤを訪れると、ほんと、帰国の日まで動けなくなるんで。
バンコクのホテルを予約していても、有料キャンセルしてまで、ずるずるとパタヤ滞在延長してしまうケースすらある。(友人の実例あり)
パタヤは魔性の土地だよなあ。
一度ハマると抜け出すのは至難の業。ほんと、罪深い街です。
屋台のコームーヤーン
夕方にレンタルバイクも返却。
ちょうどガソリンタンクも空になった。
夜は軽く飲むだけ。
つまみは、ホルモン焼肉屋台で調達。
これもコームーヤーンと呼ぶそうだ。豚の喉肉を焼いたもの。
でも、イサーン料理屋のコームーヤーンとは、味付けが違うなあ。脂身も多い。
これはこれでおいしいけど、イサーン式のほうがいい。
ほどほどで切り上げて、早めに就寝。
これで、本当にイサーンへ行けそうだ。
パタヤ脱出。
広告