今回紹介するカオマンガイは、2年か3年ほど前に一度食べたことがある。
味はそこそこ良かった覚えがあるが、当時で50バーツという少々高い値段のほうが印象に残っている。
久々に食べてみるかと、再訪してみた。
結論から言えば、うまいけど高い。
これに尽きる。
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場所
パタヤカン沿い南側。
セカンドロードとの交差点のすぐ近く。
立地条件はいい。
ソイ7、8あたりに宿泊しているなら余裕の徒歩圏内。
パタヤカンにあるオーガストスイートから歩いて2,3分だろうか。
地図
外観
奥に長細い作りとなっている
隣は薬局と洋服屋
店内
水はテーブルの上に置かれたステンレスの水差しに入っている。氷入りのグラスを持ってきてくれるんで、自由に注げばいい。
(2017年追記)
その後、改装されている。
現在の外観
場所は変わらず。
メニュー
入り口に写真付きのメニューが貼ってある。
タイ語、英語、ロシア語付き。料金は書いていない。
カオマンガイのほか、カオムーデン(焼き豚丼)やクイティアオも置いてあるようだ。
クイティアオ用の中華系スープが煮こんである。これはちょっと気になる。鶏肉がうまそうだ。
カオマンガイ
オーダー後、すぐに到着。
見た目はいい感じだ。
蒸しどりには、ツヤがある。
安っぽい店のカオマンガイは、鶏肉が死んだ色をしているが、ここの肉は見るからにうまそうだ。
アップでどうぞ
実際に食べてみると、鶏肉の身は実にやわらかくて、おいしい。特に、大きなかたまりの部分は、かなりのレベルじゃなかろうか。
パタヤタイとブッカオの交差点の有名カオマンガイ屋に引けをとらない肉のうまさだ。
ご飯もほどよい炊き加減とほどよい油分で、決してしつこくない。
タレ(ナムチム)も、辛すぎず甘すぎずで、いい感じである。鶏肉にフィットしている。
大きめのお椀のつがれたスープもいい。
焦がしニンニクチップがたっぷり入っていて、風味豊かなスープとなっている。けっこう、うまい。
全体的に、ここのカオマンガイは、イケてる部類に入る。間違いない。
大満足で完食した。
味だけならリピートしてもいい。
あとは値段である。
前回2、3年前に訪れた時は、50バーツだった。
まあ、場所柄、50バーツでもしかたないか。
今回も50バーツだと思っていた。さすがに値上がりはしないだろうと。
「タオライカップ(いくらですか?)」
返事は、まさかの「ホックシップ」
60バーツ!
繰り返す。
ろくじゅうばーつ
大事なことなので、ひらがなで書いた。
普通盛りのカオマンガイが60バーツですよ、奥さん。
いたってどこにでもありそうなローカル飯屋のカオマンガイが60バーツなんですよ、奥さん。
クイティアオを食べていたタイ人もきっちり60バーツ請求されていた。
うわあ、ここは60バーツが基本なんだ。
旅行者相手にぼったくっているわけではない。
カオマンガイは、35バーツか40バーツ。
クイティアオは40バーツ。
これがパタヤのローカル屋台や食堂での標準価格だ。
ビーチロードからセカンドロード沿いでは、ここ数年、価格上昇が激しい。
ソイ7近くのコンビニ前ローカル飯屋でも、ガパオが60バーツもした。
が、今や、セカンドロードを越えて、値上げの波が押し寄せている。
たのむから、ブッカオまでは来ないでくれ。
味は文句ないのなあ。
でもやっぱりローカル食堂のカオマンガイに60バーツは、なかなか出せないや。
まあ、この近所のホテルに短期滞在している人は、訪れてもいいんじゃないでしょうかね。
日本人にも大人気のオーガストスイートやベラエキスプレスからは、とても近いんで。
セカンドロード付近で気軽にカオマンガイが食べられる店って、意外と少ない。
もちろんセントラルフェスティバルのフードコートには置いてあるが、値段は高めの割にはおいしくない(たしか50バーツか60バーツだったような)。
それなら、ほぼ同じ値段を出して、ここのカオマンガイを食べたほうがいい。
また、パタヤには安くておいしいカオマンガイ屋があるが、わざわざソンテウに乗って移動したり、えんえん歩くのが面倒なら、ここでさくっと食べてしまおう。
味は確かだ。間違いない。
一般的なカオマンガイ屋との差額は10バーツから20バーツ。
うまいのは間違いないんで、あまり気にせずに食べに行ってもいいかも。
なお、営業時間は不明。
夜には閉まっていることが多いんで、おそらく午前中から夕方までの営業だと思われる。
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