先日、パタヤのホテルでエアコンをかけて寝てしまい、喉が痛くなってしまった。ちょっと寒気もする。
特に喉の調子が悪い。いがいがする。
こんな時は、迷わず薬局へ行くべし。
すぐに症状に見合った薬を処方してくれる。
パタヤに限らず、タイの繁華街には無数の薬局あり、夜遅くなっても開いている。とても便利だ。
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タイの薬局での薬の買い方
まず、症状を伝える。
この場合は、喉の痛みを訴えればよし。
「喉が痛い」は、タイ語で、「ジェップコー」という。
ジェップ=痛い
コー=喉
これだけで通じる。手を喉元でさすりながら伝えれば問題なし。
英語なら、
I feel pain in my throat.
とでもいえばいいだろうか。
わたしはエアコンに当たりすぎたのが原因だと思ったので、そのことも伝えた。
ムアクンチャイエーマクマーク ジェップコー
かなりいい加減なタイ語。
ムアクン=昨晩
チャイ=使う
エー=エアコン
マクマーク=very much
さすがにタイ語では難しい人は、英語も交えて話せばいいだろう。
I used air-con so much last night.
とか、そんなシンプルな英語で十分だ。
タイ語にしろ英語しろ、細かい文法など無視して、経緯がきちんと伝わればそれでいい。
すぐに薬剤師が薬を用意してくれる。
今回、処方されたのが以下の二つの薬。
タブレットタイプとトローチタイプ。
合わせて52バーツ(約170円)
錠剤
BUFLEX 400
成分:
Ibuprofen(イブプロフェン)400mg
わたしは薬には詳しくないが、鎮痛剤の一種のようだ。
wikipediaより引用
イブプロフェンは、関節炎、痛風、腎結石、尿路結石、片頭痛、さらに、小規模から中規模な手術後や、外傷、生理痛、歯痛、腰痛、筋肉痛、神経痛などの鎮痛目的で使用される。
一般的な薬で、特に問題はなさそう。もちろん、効果や副作用には個人差があるので、要注意。
1錠400mgという用量だが、日本では成人の場合、1回あたり200mgが推奨されているようだ。1日あたり3回までの合計600mg。
海外では1回400mgで1日3回くらいまでは許容されている模様。
BUFLEX400には、「1日3回ないし4回、食後に1錠ずつ飲む」と指示してある。
わたしは、薬剤師から「3時間以上間隔を開けて飲むように」と口頭で伝えられた。
日本の基準からすれば、400mgを1日4回は多いような気もするが、たぶん、大丈夫なんだろう。
わたしは、購入したのが夕方だったので、その日は2錠飲み、翌朝もう1錠だけ飲んだ。
トローチ
TRINOMYCIN COOL LOZENGE
成分(一粒あたり):
Neomycin sulfate 2.5g
Bacitracin 100IU
Amylocaine hydrochloride
さっぱりわかりません。ネオマイシンは、抗生物質の一種のようだ。
随時舐めておけばよい。一日当たり最大10粒まで。
タイ語で、舐め薬のことを「ヤーオム」と呼ぶそうだ。
これを舐めている間は、喉の痛みがほとんど気にならないくらい効果抜群だ。
結果
処方された薬を服用したら、一晩であっさりと治った。
痛みはすっかりおさまっている。
とても快調。
さすがタイの薬は強力だ。
薬剤師の話では、「2日ほど経っても症状が改善しないなら、もっと別の薬が必要だから、また来てくれ」とのこと。
おっしゃる通りなんで、もし上記の薬を試してもよくならないなら、薬局を通り越して素直に病院に行ったほうがいいかも。
エアコンの冷気や冷風で喉がやられたのなら、この二つの薬はおすすめだ。
おそらく、ロキソニンなどの鎮痛剤でも同様の効果が得られるだろう。
また軽い喉荒れ程度なら、Fisherman's Friend(フィッシャーマンズフレンド)というのど飴もおすすめ。
イギリス発症ののど飴で、かなり強力。クール感が半端なし。スースーして気持ちいい。
タイのコンビニで売っている。味もいろいろ。38バーツ。
症状が軽い時は、フィッシャーマンで充分かも。
このフィッシャーマンをなめていれば、楽になれると思う。
普通に飴としても、おいしい。日本でも入手可能だ。
まとめ
寒い日本から南国タイへやって来たら、ついつい暑く感じてしまうが、エアコンの当たりすぎは体調を崩す元である。
バスや映画館や飲食店の中でもエアコンは強烈にかかっている。
特に夜間に長時間エアコンをつけっぱなしで寝てしまうと、喉がやられやすい。
わたしはあっさりと喉をやられました。
ハイシーズン(12月から2月下旬くらいまで)のタイは、とても快適なんで、夜間はエアコン不要のはず。
体調には気をつけて、タイを楽しみましょう。
また、タイで食あたり系の下痢になった時の対処法はこちらを参考にしてほしい。
⇒タイで食あたり性の下痢になった時の対処法と薬局の使い方
⇒タイ滞在時には、食あたりと下痢に気をつけろ。日本食やコンビニ弁当でも油断できないぞ。
読者の方から、記事が役に立ったと感謝の声をいただいております。
やっぱり、みなさん、タイの食事や水では苦労されているようですね。
こちらも合わせて気を付けましょう。
まあ、軽い症状なら、薬局で薬を買えば、たいがいのものは一発で治るもんです。
ただし過信は禁物。症状が改善しそうにない場合は、病院へ行きましょう。
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