イギリスのヘンリー&パートナーズが恒例の世界パスポートランキングを発表した。
ビザなしに自由に旅行ができる国と地域の数をランキングにしたものだ。
日本はずっと1位で世界最強パスポートの座を維持してきたが、2024年に第2位にダウンしていた。
世界199のパスポートのうち、世界227の国と地域を目的地とした場合のランキングだ。
2025年のランキングはどうなったか?
1位 シンガポール 195カ国
2位 日本 193カ国
3位 フィンランド、フランス、ドイツ、イタリア、韓国、スペイン 192カ国
4位 オーストリア、デンマーク、アイルランド、ルクセンブルク、オランダ、ノルウェー、スウェーデン 191カ国
⇒https://www.henleyglobal.com/passport-index/ranking
日本は、前年の192カ国から193カ国に増加して、単独2位となった。1カ国の増加は中国へのビザ無し入国が再開したことによる。
タイは61位で、82カ国にビザなし渡航が可能となっている。
タイの隣国であるマレーシアは12位、ラオスは93位、ミャンマーは94位。
シンガポールとマレーシアに比べると、タイはかなり順位が低い。
日本のパスポートは世界最強とは言えなくなったが、それでも世界第2位をキープしている。
これほど利便性の高いパスポートなのに、日本人のパスポート取得率は低いままだ。
もったいない。
なお、2025年3月24日より、日本のパスポートは新しいタイプに変更される。偽造防止などセキュリティ対策を強化したICチップ搭載の新型パスポートでの発給となる。
日本国内では申請から発行まで2週間程度、国外では最大1ヶ月程度要することになる。
3月24日以降に申請する場合は新型パスポートとなるため、発行に時間がかかる。
4月頃に海外渡航予定がある人は、3月23日までに申請することを推奨。現行パスポートであれば交付まで約一週間ですむ。
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