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パタヤのローカルマフィアにみかじめ料を払いにいった話

沈没日記5

これは、カラオケ嬢がわたしの部屋で寝込んでいる時のこと。

なんだか深刻な顔でわたしにお願いしてくる。
500バーツを払いに行って欲しいというのだ。
とにかく、彼女のアパートのママさんに500バーツ渡せばいいという。
理由を尋ねると、地元マフィアへの支払いがどうのこうのと言っているが、タイ語オンリーの会話のため、どうにも要領を得ない。
どうやら一種のみかじめ料のようだ。
そもそも、どうして一介のカラオケ勤務嬢がみかじめ料を払わねばならないのか。
よくわからんが、アパートのママさんのことはわたしもよく知っているし、500バーツを渡すだけなら問題なかろうと、出かけることにした。

現地につくと、ママさんは忙しそうなのでちょっと待つ。

すると、ちょうど一台のバイクがやって来た。
強面の男が運転している。リアシートには、わたしも知っているカラオケ嬢の友人女性が同乗。この女性もカラオケ勤務で、韓国語をぺらぺらに操って、同時に韓国のカスタマーを何人も操っている手練である。
それにしても、このバイクの男の顔がいかつい。タトゥーもいかつい。全身から悪のオーラが出ている。まさにチンピラである。

このタイミングで、カラオケ嬢から電話がかかってきた。
500バーツを渡したのか確認の電話のようだ。
まだだと言うと、彼女はやけに焦っている。タイ語でまくし立てられても、わたしには理解不能。
カラオケ嬢の友人に電話を変わってもらう。

すると、バイクのチンピラ男が口を挟んできた。

どうやら、その男が地元マフィアらしい。
「500じゃない、600だ」と凄んでいるタイ語だけは聞き取れた。

利子が付いたみたいですな。

うーん、こわいぞ。

おそるおそる1000バーツ札を渡すと、男は舌打ちしながら受け取った。
無言で釣り銭の400バーツを用意して、わたしに突き出してきた。
なんというか、すごい威圧感である。

男は、またすぐにバイクにまたがって、女連れでどこかへ消えていった。

部屋に戻ってから、カラオケ嬢に報告。
むっちゃ怖い男だったと伝えると、彼女は笑っていた。
もう一人マフィアがいて、そっちはよく喋っておもしろい男だけど、さっきの男は無愛想で怖い顔なんだよねえ、と
おもしろがるカラオケ嬢。

それにしても、なんで日本人のわたしが地元マフィアにカネを払いに行かなくちゃならないんだよ。
カラオケ嬢よ、自分でやれ、自分で。

まあ、わたしとカラオケ嬢とのタイ語の会話ではマフィアと呼んでいるけど、実際はただのチンピラでしょう。地元のゴロツキといってもいいか。

結局、最後まで何のカネかははっきりしなかった。
毎月取り立てがあるというのは理解できた。やっぱり、一種のみかじめ料なのだろう。
別にバーを経営しているわけでもないし、屋台を引いているわけでもない。
たまにカラオケに勤務しているだけだ。なんで、みかじめ料が必要なのか。
まあ、何かトラブルがあった時のための用心棒代なのかね。
そう考えると、彼女にヘタなことをすると、仕返しが怖い。

 

金銭トラブルとなった客の男の元へ女性が依頼したタイ人チンピラが殴り込みをかける、なんて噂が都市伝説的にささやかれますが、実際にそういうケースは稀ですね、きっと。
わたしが直接見聞きしたことはない。
が、タイ在住歴の長い友人の話では、実際に襲われた人もいるとのこと。

別にパタヤに限らず、風俗業界の裏側には怖い人達がの影がつきもの。これは世界中一緒でしょう。
普通にカネ払って遊んでいる分にはまったく問題ない。これも世界中一緒。

とはいえ、夜の女性との付き合いが深くなるにつれ、いろいろややこしくなってくる。

とりあえず、あのチンピラの顔はもう二度と見たくないですな。
ああ、怖かった。

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