タイ観光(ツーリスト)ビザの滞在期限は60日。
ノービザ入国の場合は30日。
どちらも、イミグレーションで手続きすれば、30日の滞在延長が可能となる。
つい先日、パタヤ(ジョムティエン)にあるチョンブリーイミグレーションオフィスにて手続きを行ってきた。
わたしが観光ビザの延長で、同行の友人はノービザ入国での延長。
結論から言えば、どちらも何の問題もなく延長手続きを済ませることができた。
簡単です。
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パタヤのチョンブリーイミグレーションオフィス
地図
ジョムティエンビーチのソイ5にあります。
ウォーキングストリート近く、セカンドロードとパタヤタイ交差点から出るソンテウに乗れば、ジョムティエンまで10バーツ。
かなり楽ですね。
駐車場もあって、車やバイクで来ても大丈夫。
タイの滞在期限延長手続き方法
以前の情報はこちらから。
2015年2月:タイ、ノービザ入国での30日滞在期間延長申請のやり方。パタヤのイミグレーションオフィス。
2015年9月:タイ・ノービザ入国30日滞在期間延長の必要書類が追加。最新手続き方法。
2016年5月:2016年5月最新版、タイ・ノービザ入国30日滞在延長申請方法@パタヤイミグレ。居住証明書の取り方も。
基本的な流れは前回の2016年5月から変わっていないが、必要書類に変化がある。
記入すべき書式(英語でForm)が増えていた。
なお、観光ビザ持ちでもノービザ入国でも必要な書類や手続き方法は同じです。
また、この情報はパタヤのイミグレーションでのものであり、バンコクその他のイミグレーションオフィスとは異なる可能性があります。
滞在延長手続きに必要なもの
・パスポート
・写真2枚(4cm×6cm):少々サイズが違っていてもオッケーのようだ。イミグレーション横のビザ代行会社で撮影すると2枚で100バーツ。パタヤのカメラ屋だと4枚で100バーツ。イミグレーションオフィス内でも撮影可能で150バーツと書いてあったが、枚数は不明。
・ホテルのビジネスカード:ホテル名と住所が書かれた名刺のこと。ホテルのフロントでもらえばいいだけ。イミグレーションでは実際の宿泊の有無はチェックしていないようだ。領収書等も要求されなかった。
・延長費用代1900バーツ
事前に用意すべきものは、これだけ。
写真は現地でも撮れるので、パスポートとビジネスカードと1900バーツだけあれば、何とかなります。
ペンは持参しましょう。イミグレーションで購入すると10バーツ。
実際の手続きの流れ
以下、簡単な流れを書いておきます。
1.受付で記入用紙をもらって記入
入って正面のカウンターが用紙配布場所。
「I have tourisit visa.I'd ilke to extend 30 days」と告げると、用紙一式を渡してくれた。
友人は、ノービザの旨を告げると、一度パスポートを確認されたうえ、用紙を渡された。
また、必要書類の案内用紙も渡されるが、あまり意味はないのでスルーして大丈夫。
(これは以前のもの。現在は2PHOTOと書きなおしてある。)
記入すべき用紙がとにかく多い。
全部で6枚くらいある。
見本が置いてあるので、ひたすら埋めていきましょう。
大事なのは、1枚目の延長申請用紙。
「APPLICATION FOR EXTENSION OF TEMPORARY STAY IN THE KINDDOM」
これは以前と同じもの。
さくっと書いていくべし。
また、滞在先のオーナー(家主)が記入して提出すべき用紙2枚もある(おそらく外国人滞在届け)。これは昨年あたりから導入されたもの。
以前は実際のオーナーのIDカードコピーやサインが必要だったが、緩和されたようで、自分で記入すればよくなった。
(この書式はわかりづらいので、わたしは係の人に書いてもらった。オフィスに入ってすぐ左手のカウンターが相談用カウンター。欧米人のボランティアスタッフもいる。)
増えたのは、個人情報を記入する用紙だ。Foreign Nationl Information Form。
タイの知り合いの名前や電話番号、日本の住所、両親の氏名、タイでよく訪れる飲食店やクラブ、フェイスブックやLINEのID、所有するバイクや車の車種などなど。
余計なお世話だよと言いたくなる項目ばかり。
が、このあたりは、かなりテキトーに記入すれば大丈夫のようだ。
わたしは、半分ほどしか埋めていないが、オッケーだった。
これも見本が置いてあるので参考にしましょう。
見本が空欄にしている箇所は、すっ飛ばしても問題ないはず。
Example
とにかく、この書式の山への記入が面倒だった。
初めての人は難儀するはず。
わからないところは、イミグレーションオフィスの係の人に助けてもらえます。
隣のビザ代行業者に代筆を頼むと、言い値は200バーツ。
かなりぼったくりプライスなので非推奨。どうしても英語がさっぱりという人は、頼むといいかも。
写真はイミグレーションの係の人に頼むと、ホッチキスで止めてくれる。
2.コピーを取る
オフィスに入って左側にコピーブースがある。
滞在延長の旨を告げ(用紙を見せるだけ)ると、係の人が必要な箇所をコピーしてくれる。
ノービザの場合は、合計4枚。
観光ビザがある場合は、ビザが貼ってあるページもコピーするので合計5枚。
コピー代は1枚5バーツだ。
あと、それぞれのコピー用紙にサインしておくこと。
コピーブースの横には写真撮影所。
3.記入した用紙をチェックしてもらい、番号札をもらう
最初に用紙をもらったカウンターへ言って、記入に漏れがないかチェックしてもらう。
特に問題なければ、その場で番号札が渡される。
(見本)
ちなみに番号札のことは、英語で「Queue card(キューカード)」と呼ぶ。
4.書類とパスポートと1900バーツを払う
滞在延長の手続きカウンターは入ってすぐ右手。
電光掲示板に番号が出ているので、自分の番になったらカウンターへ。
番号札とパスポートと書類一式を渡して、さらにチェックを受ける。それから滞在延長代として1,900バーツを払う。
この間に、係官からの質問はまったくなかった。顔写真は撮影された。
番号札を返してくれるので、ベンチに座ってしばらく待つ。
5.パスポートと領収書を受け取る
10分か15分ほどで、今度は口頭で番号が呼ばれるので、番号札とパスポートを交換すればいい。
きちんと、滞在期限が延長されているか、その場で確認しましょう。
領収書も忘れずに。
以上で手続き終了。
ほとんど会話らしき会話は必要ない。
用紙をもらって、記入して、渡すだけ。
手続自体は慣れれば簡単なんですが、記入が一番面倒くさいかなあ。
記入が終わってからは、ものの20分もあれば延長手続きを終えたパスポートが戻ってきましたね。
なお、当方の観光ビザの滞在期限は2週間ほど先だが、問題なく延長申請は受理された。はたして、期限の何日前から手続き可能となるかは不明です。
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