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タイ入国情報 ビザ関連手続き

タイ観光ビザ申請料値上げ、滞在期間は延長、特別観光ビザは終了

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タイは10月1日に完全開国となった。
同時に10月1日よりノービザでの滞在期間が30日から45日に延長された。
観光客呼び込みモードを高めている。
一方、日本で取得する観光ビザ申請料が値上げともなった。また特別観光ビザは終了となっている。

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特別観光ビザ終了

特別観光ビザ(スペシャルツーリストビザ)はパンデミック中の特別措置として2020年10月に開始された。
1回の滞在期間が90日で、滞在延長が2回まで可能、合計270日間タイに滞在できるという、まさにスペシャルなビザだった。
特別観光ビザ制度は一度延長されたが、2022年9月30日をもって終了となった。
10月1日にタイは完全開国となるため、ちょうど役割を終えたということになる。

観光ビザ申請料値上げ

2022年10月1日より、日本のタイ大使館・領事館でのビザ申請料が一部値上げされた。
為替相場の影響を受けての措置とのことだ。
在東京タイ大使館、在大阪タイ総領事館、在福岡タイ総領事館すべてに共通して値上げとなっている。


(在東京タイ王国大使館より引用)

値上げ対象となるのが、トランジットビザ、観光ビザ、ノンイミグラントビザ。
観光ビザ(シングルエントリ)は、5,500円に値上げ。
ノンイミグラントビザ(シングルエントリ)は、10,000円に値上げ。

9月30日までの観光ビザ申請料は4,500円だったので1,000円の値上げとなる。
観光ビザでは60日の滞在が可能。

在東京タイ大使館での観光ビザ申請方法の詳細はこちらから。

⇒https://site.thaiembassy.jp/jp/visa/type/9568/

日本で観光ビザを取得するのは海外のタイ大使館よりもハードルが高い。

ビエンチャンのタイ観光ビザ代は?

タイに中長期滞在したい外国人が観光ビザ取得でよく利用するのは、ラオス・ビエンチャンにあるタイ大使館領事部だ。

用意すべき必要書類は特になく、申請書に記入するだけで、ビザ発給を受けやすい。
タイから陸路で行けることもあり利用者が多い。

ビエンチャンのタイ大使館でもビザ申請代が値上げとなっているのか調べてみた。
すると2022年9月1日付けで各種申請料の見直しが発表されていた。

トランジットビザ 800バーツ
観光ビザ(シングルエントリ)1,000バーツ
観光ビザ(マルチエントリ)5,000バーツ
ノンイミグラントビザ(シングルエントリ)2,000バーツ
ノンイミグラントビザ(マルチエントリ)5,000バーツ
ロングタームレジデント(LTR)50,000バーツ

観光ビザ(シングルエントリ)は、以前と変わらず1,000バーツのままで、値上げしていない。
現在のレートで約3,800円。
日本で申請すると5,500円。

他の料金については記憶がないため、値上げの有無は不明。
観光ビザのマルチエントリの記載があるが、本当に取得できるかもわからない。
あと、LTRも扱うようになっている。滞在可能期間はなんと10年だ。
5万バーツで10年間滞在が可能というのはかなりお得だと思う。観光ビザとは違って書類を揃えるのが大変そうだが。

ビエンチャンでの観光ビザ取得方法は、ちょっと情報が古くなってしまうが、こちらを参考に。
大きくは変っていないはずだが、あとは現地で確認のほどを。

関連記事:ラオス・ビエンチャンでタイ観光ビザ取得方法【2019年4月改訂版】

ラオスへの陸路入国は、こちらから。
2022年6月に実践したもの。ラオス入国にはワクチン接種証明書あるいは陰性証明書があればいい。話による、最近では入国時の証明書提示すら求められないこともあるとか。
また、タイ(ウドンタニー、ノンカイ)からビエンチャンへの国際バスは運行再開となっている。

関連記事:これぞ完全開国、ラオス陸路入国は超簡単だった

ノービザ滞在期限延長

2022年10月1日から2023年3月31日まで、ノービザ滞在期限が30日から45日に延長となった。
日本はビザ免除対象国ため、日本人はノービザ入国が可能で、滞在期間は45日間となる。

アライバルビザは15日から30日に延長となるが、インド人や中国人が主なターゲット層。日本人は関係ない。

ノービザ+観光ビザでトータル165日滞在可

2022年10月1日以降のタイ滞在可能期間について整理しておく。

ノービザ入国での滞在期間が30日から45日へと延長された。来年3月31日までの時限措置だ。

ノービザでも観光ビザでも、バンコクやパタヤなど現地イミグレーションオフィスで滞在延長申請が可能。申請料は1,900バーツ。
ノービザも観光ビザも滞在延長できる期間は30日となっている。(滞在延長期間の延長の話は出ていないので30日のままのはずだ)

まとめるとこうなる。

ノービザ入国:滞在期間45日+滞在延長30日=75日
観光ビザ入国:滞在期間60日+滞在延長30日=90日

(厳密にいえば、2回目の滞在延長も可能だが、延長期間は7日のみ。申請料は1,900バーツ。緊急的な使い方なのであまり推奨されない)

15日余計に滞在するために、日本でわざわざ苦労して観光ビザを取得する必要性は低いように思える。

3ヶ月以上タイに滞在したい場合は、まずノービザで入国して、現地で滞在延長する。その後、ラオスへ行き、観光ビザを取得して、再入国。あとは予定に合わせてまた滞在延長をする。
これで、トータル165日の滞在が可能となる。
一度ラオスに行く手間が必要だが、まあちょっとした旅行気分で楽しめばいいかと。
ラオス入国はワクチン接種証明書があれば簡単だし、タイ入国はワクチン接種証明書すら不要でさらに簡単になった。

ノービザ+観光ビザで約5ヶ月タイに滞在できる。
ラオスへの旅費をのぞけば、ビザにかかる費用は1,000バーツのみ。
なるべく安くタイに中長期滞在したい人にはこの方法がよさそうだ。

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