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タイ入国情報

タイ入国 インドと台湾からもビザ免除が決定

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タイの新たな観光産業促進策が正式決定した。
インドと台湾からの旅行者に対するビザ免除措置が内閣によって承認された。
ビザ免除は2023年11月10日から2024年5月10日までの期間限定措置となる。
インドと台湾からの旅行者は、ビザなしでタイに入国できて、最長30日間の滞在が許可される。

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現状では、インド人もタイ人もタイ入国にあたっては、到着ビザなどのビザ取得が必須であるが、11月10日以降は、日本人と同じくビザなしでタイに入国できるようになる。
中国とカザフスタンからの旅行者へのビザ免除措置は、9月25日に開始されている。
これにインドと台湾が続くことになる。

2023年1月から9月まで、タイを訪れたインド人旅行者は1,162,251人。年末までには155万人にまで増加すると予想される。
平均すると、インド人観光客一人あたりの支出額は最低41,000バーツ。

台湾人旅行者は今年末までに70万人以上が訪れる見込みで、一人あたりの支出額は43,000バーツ以上。

現時点では、59カ国からの旅行者がビザ免除措置でタイに入国できる。
中国とカザフスタンからの旅行者への一時的なビザ免除措置を開始している。2023年9月25日から2024年2月28日まで。
この一時的な措置を恒久的なものに変更するかどうかタイ政府は検討中だ。

ロシアからの旅行者はすでにビザ不要であるが、滞在期間を30日から90日へ延長することになっている。
サダオの陸路国境検問所では、タイ入国の際の入国カードの記入が免除されることになった。

タイ政府の観光産業促進策は矢継ぎ早に繰り出す。

パンデミック前の2019年の外国人観光客は約4,000万人だった。
今年の外国人観光客の目標は、2,800万人とのことだ。

参照:https://www.nationthailand.com/thailand/general/40032415

 

観光スポーツ省が毎週発表しているタイを訪れる外国人観光客数。

タイを訪れた外国人観光客
2023年1月1日から10月29日
合計22,064,968人

トップ5
1位マレーシア 3,619,930人
2位中国 2,765,906人
3位韓国 1,313,117人
4位インド 1,296,032人
5位ロシア 1,089,988人

10月23日から10月29日の一週間の統計
1位マレーシア 75,079人
2位中国 58,923人
3位インド 32,555人
4位ロシア 27,870人
5位韓国 27,305人

インドとロシアは人数が増えているが、マレーシアと中国と韓国は減少している。
ロシアと韓国の順位が逆転した。
冬を迎えて、ロシア人旅行者が増えている。

中国はビザ免除措置が開始された直後は増加したが、その後は減少傾向が続いている。
これではいけないと、インドと台湾からのビザ免除措置を開始するわけだ。

ノービザ入国可能となれば、インド人観光客がさらに増加するだろう。
パタヤはますます印度化計画が進みそう。
今もウォーキングストリートをはじめ、パタヤ各地でインド系の店舗がぼんぼん建っている。
この勢いは止まらない。

なお、今年1月から9月にタイを訪れた日本人観光客は、574,740人。
TAT(タイ国政府観光庁)では、今年全体で100万人を越える日本人がタイを訪れることを期待しているとのこと。

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