いくどとなく運航開始を匂わせてはそのたびにキャンセルを繰り返してきたタイ・エアアジアXによるバンコク-日本路線。
7月にはようやく成田線が運航開始となった。本当に飛んだと、無駄に大きな話題となったほどだ。
次は関空線である。こちらもキャンセルを繰り返してきたが、いよいよ10月2日から運航開始となる気配が濃厚となった。
そして、つい先程、初フライトとなるXJ612便がスワンナプーム空港を飛び立った。
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タイ・エアアジアXのバンコク発関空行きフライト
タイを拠点とするLCCであるタイ・エアアジアX。
パンデミック中に破産申請を行い、会社更生手続の真っ最中だ。
運航を続けながら、経営再建を目指している。
まず、バンコク発ソウル行きが運航開始となり、続いて7月には成田行きがようやく飛んだ。
関連記事:ついに飛んだ!タイ・エアアジアXがバンコクから成田へ飛び立つ
次に関空行きである。
10月2日0時5分に初フライトを迎える予定であった。
XJ612 バンコク発00:55 関西着08:40
XJ613 関西発09:50 バンコク着13:50
フライト追跡アプリでXJ612便を追いかけよう。Flightawareが便利でおすすめ。
まず夕方にチェック。
7時間44分後に出発予定とのこと。
キャンセルされておらず、どうやら本当に飛びそうだ。
でもまだ油断はできない。
スワンナプーム空港発表のフライトステータスがなかなか更新されない。
タイ・エアアジアXの成田行きは無事に出発済みの表示。
でも関西行きは何も表示されないまま。チェックインカウンターがオープンになったのかすら不明だ。
タイ時間で1時を過ぎても何も無し。
ああ、これは駄目かな。
と、Flightawareを再度チェック。
なんと、予定通りに運行中となっている。
定刻より7分遅れの1時11分に離陸したらしい。
関空到着予定は午前8時40分。ゲート6に着く予定。
いやあ、本当に飛んだよ。
関空まで飛べば、あとは復路でバンコクに戻るという流れになる。
つまり、関空発バンコク行きのXJ613便も飛ぶということだ。
本日のフライトを購入済みだけど本当に飛ぶのかと心配している人は多いと思う。
でも安心してください。
よほどの機材トラブルや大災害でも起きないかぎり、バンコク行きエアアジアは飛びます。
よかったよかった。
って、毎度のことながら、普通にフライトを飛ばすだけなのに、いちいち一喜一憂しないといけないなんて。
今後のエアアジア日本路線運航予定
なお、タイ・エアアジアXのバンコク-関西線は以下のような運航予定となっている。
10月は週2便(日・水)の運航。
11月からは週4便(日・月・水・金)の運航。
あくまで予定。
とりあえず、10月の週2便はきちんと運航されるはずだ。
11月の増便はまだまだ不安なところ。
ちなみに、バンコク-成田線は、7月の運航開始以来、順調に飛んでいる。
10月は週5便、11月からは毎日運航となる予定だ。
これも本当に増便となるかは不確定。
間引きした日程となる可能性もある。
最後は実際に飛んでみないことにはわからない。
それが、現在のエアアジアクオリティだ。
また、10月12日からは、タイ・エアアジアXではなく、タイ・エアアジアによるバンコク(ドンムアン)-福岡線の就航が予定されている。
10月のエアアジアによるバンコク-日本路線は、成田と関空と福岡の3ルートとなる。
くどいようだが、あくまで予定。
エアアジアでは本日までプロモーションを実施。
日本-バンコク、マニラ、クアラルンプールが片道11,900円からとなっている。
アプリで予約するとさらに10%オフだそうな。
興味がある人はキャンセルのリスクを覚悟の上で予約を。
まとめ
関空利用者にとっては念願の関空発バンコク行きLCCの復活だ。
素直に嬉しい。
10月1日にタイは全面開国した。もうワクチン接種証明書も陰性証明書も不要だ。パスポート一つで入国できる。
日本は、10月11日に観光開国する。タイからはビザなし個人自由旅行が解禁となる。
日本とタイで、ほぼ自由に観光往来が可能となる。
1日あたりの入国者数上限も撤廃されるため、航空会社は自由な座席販売が可能だ。
エアアジアの利用者が増えるのは間違いない。
あとはきちんとスケジュールどおりに飛んでくれればいい。そして増便も願うところ。
エアアジアのフライトが増えれば、価格も落ち着いてくるはずだ。
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