アメリカ人やカナダ人にもタイは人気のリゾート地だ。
でも北米からタイへは遠い。
直行フライトはない。
今は日本の成田空港でトランジットしてタイへ行く旅行者が多いようだ。
が、エアカナダがついにノンストップ直行便を飛ばすことになった。
バンクーバーからバンコクへ一直線だ。
北米からタイへのノンストップフライトは初となる。
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エアカナダのタイ行きノンストップフライト
エアカナダのホームページより。
北米唯一のタイへの直行便
タイへのフライトが速くなる。季節限定のバンクーバーからバンコクへのノンストップサービスが今年12月に開始。
本当にノンストップでカナダからタイへ飛べるようになる。
北米とタイを結ぶ路線はこのエアカナダ便のみ。
2022年12月1日より週4便で運航。
季節限定運航となっている。
バンクーバー発は、12月1日から来年4月14日まで
バンコク発は、12月4日から来年4月17日まで
AC65便 バンクーバー発23:00 バンコク着05:55(+2) (月水金日)
AC66便 バンコク発08:30 バンクーバー着06:35 (火水金日)
フライト所要時間は約16時間。
時差の関係もあり、カナダを出発してタイに到着するのは、それぞれの現地時間に合わせると、2日後になってしまう。
たとえば12月1日23時にカナダを出発する。これはタイ時間で12月2日の14時だ。で、バンコク到着が12月3日の朝5時55分。
フライト時間は15時間55分となる。
12月1日に出発してタイに到着すると12月3日。
12月2日が消えてしまう。
時差ボケどころか日差ボケになりそう。
逆にタイからカナダに帰る際には、出発時間より前に戻ってくる。
12月4日の朝8時半にバンコクを出発し、バンクーバーに着くのが同じ日の朝6時35分。
2時間前にタイムトラベルした気分だ。
使用機材はボーイング787ドリームライナー。
ぐっすり眠りたい。
その他のカナダ発バンコク行きのフライトの場合は、成田経由が一般的となるようだ。インチョン経由、香港経由などもあるが高い。
トロント発成田経由バンコク行きの所要時間は20時間前後。
バンクーバー発バンコク行き直行便だと、かなりの時間の節約になる。それでもノンストップで16時間かかる。
現在、北米とタイを行き来する旅行者は、成田空港をハブとして利用している。
バンコクから日本へのフライトは搭乗率高めで、チケット代は高騰している。
まだ先の話となるが、タイ・北米直行便就航でタイ・日本路線に少しは余裕が出てくるかもしれない。
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