本当に飛ぶのか、飛ばないのか、タイ・エアアジアXのバンコク・成田路線。
バンコク・スワンナプーム発東京・成田行きのフライトが7月3日、成田発が7月4日に運航開始予定となっていた。
当日になっても誰も信じられない状況だった。
スワンナプーム空港のフライト運航情報や各種フライト追跡サイトでつぶさに最新のステータスを確認。
わくわくどきどきの追跡行だ。
そして、ついにタイ・エアアジアXは飛び立った。
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タイ・エアアジアXの日本路線が運航開始
7月3日、タイ・エアアジアXのバンコク発成田行きXJ600便が運航予定となっていた。23時55分発の予定だ。
スワンナプーム空港のフライトステータスを確認すると、フライトは登録済みだった。
タイ・エアアジアXはスワンナプーム空港を拠点としている。
往路のXJ600が飛べば、折り返しで成田発バンコク行きも飛ぶはずだ。成田発は朝9時15分だ。
逆に言えば、XJ600便が飛ばないことには、成田発のXJ601便が飛ぶことはない。
フライトステータスをつぶさにチェック。
すると、XJ600のチェックインカウンターがROW Fとの表示に変わった。
チェックインカウンターが開けば、さすがに飛ぶだろう。
次に、搭乗ゲートがF5に決まった。
SNSではチェックインできて、ボーディングパスが発行されたという報告が上がる。
いや、もう決定だろう。
いやいや、まだ油断はできない。
本当に乗客をのせて飛び立つまでは信じられない。
ステータスはボーディングからファイナルコールへ。
SNSでは、搭乗して席につきましたとの報告も上がってきた。
23時55分から7分遅れて離陸予定に変更された。
そして、0時4分、DEPARTED。
ついに飛び立った。
エアアジアが立った。飛び立った。
タイ・エアアジアXがようやくその重たすぎる翼を広げて、東京へ向けて羽ばたいたのだ。
日本時間午前4時過ぎには、インドシナ半島を抜けて順調に飛行中だ。
⇒https://ja.flightaware.com/live/flight/TAX600
成田到着は、午前8時6分の予定。
このXJ600便が成田到着後にXJ601便となりバンコクへ向かうことになる。
7月4日午前9時15分発のXJ601便が運航となるのは間違いない。
よほどの機材トラブルや事故でも起きないかぎり、ちゃんと飛ぶだろう。
いやあ、長く辛いタイ・エアアジアXとの格闘であった。
5月に飛ぶと言われ、6月に延期となり、さらに7月に延期となり、直前に週2便に減便となり、キャンセル祭りが発生し、今度はバンコク発成田行きの販売停止騒動があり、とおもいきや一部日程のみ販売再開され、キャンセル通知が乱れ飛んだりと、混乱の極にあった。
どれだけ多くの利用者が振り回されたことか。
が、本当に飛んだ。
紆余曲折ありすぎてタイ・エアアジアXの信用度は完全に失墜したが、ともかく無事に飛んだ。
これからの運航と関空路線について
が、まだ油断できない部分は多い。
このまま7月のフライトがまともに運航されるかはわからない。
フライトレーダー24によれば、XJ600の運航は、7月3日、6日、10日と続く。
XJ601は、7月4日、7日、11日と続く。
スケジュール上は、週2便で運航されることになっている。
販売停止となっている日程のバンコク発成田行きも運航予定だ。
これらのフライトがキャンセルされる可能性は大いに残っている。
油断は禁物だ。
ちなみに、バンコク・関空路線は、10月に運航開始予定だ。毎日運航で売り出している。
往復で28,060円という安さだ。
もし本当に関空からエアアジアでバンコクへ行けるなら嬉しい。しかも安い。劇的に安い。
これを買ってもいいのか。
本当に飛ぶのか。
それは誰もわからない。
実際に飛ぶまでは信じられない。
まあ、今回のような騒動があってもまったくブレない精神的余裕と、いくらでも日程変更の融通がきく時間的余裕がある人は購入してもいいかもしれない。
確実性を求める人は、素直にタイ航空やANAを利用しましょう。
とにかくタイ・エアアジアXは日本へ向けた飛び立った。
素直に喜べるような状況ではないだろうが、まずは一歩前進だ。
いや、もううんざりだけどね。
(追記)
XJ600便は、午前8時16分(日本時間)に成田空港に無事到着した。特にイベントもなく、ひっそりとした到着であったそうだ。
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