パタヤ沈没日記31
パタヤ滞在残り日数はあとわずか。
この沈没日記もさらにスピードアップさせていく。
この夜は、ソイ7へ。
まず、いつものソイ7ケバブをいただく。
ころころとオーナーが変わっているような気がするが、味は問題なし。
ソースは、BBQソースにマヨネーズがわたしの定番スタイル。ちょっとだけスパイシーなやつも混ぜてもらう。
69ers Bar
ソイ7にある一軒家型のバービア、69ers。
最初はコヨーテクラブかと思っていたが、普通のバービアだ。
中に入ると、ビリヤード台が2つと、大きなプロジェクターモニターが1台。
スポーツバーみたいな雰囲気。
あと、上階はゲストハウスになっている。
この69ersで呼び込みを受けた。
イサーン出身の22歳。子持ち。
なぜかちょっとだけ日本語が話せる。なんでも日本好きで独学で勉強したという。
といっても片言レベルで、日本語だけで会話を成立させるのは難しい。
結局、会話はタイ語となる。
日本人受けしそうな顔立ちだ。
ちょっと腹回りが出ているのが気になるが、それほど太っているわけではない。
ビールを奢って楽しく飲む。
ビリヤードをするときだけ、メガネをかける彼女がかわいい。
まずまず盛り上がる。好感触である。
これはイケそうだ。
よしペイバーするか。
と、思いきや、あっさりと断られた。
理由は不明。
とにかく「マイパイ(行かない)」だと。
客の瓶ビールが90B、レディドリンクが150B。うーん、ゴーゴーバーと大して変わらないなあ。いや、ハッピーアワーのドラフトビールがあるぶん、ゴーゴーバーのほうが安上がりかも。
コーラだと60バーツ。
ライトハウス
ちょっと消沈したが、気にせずにウォーキングストリートへ。
閉店まであと1時間ほど。(服喪期間中の話ですよ)
新規開拓して、仲良くなり、店が終わってから部屋に来てもらう作戦を取ろう。
大箱は苦手なので、わりと見やすい上に、そこそこのレベルが揃っているライトハウスへ。
客は少ない。
ダンサーは余っている。
これはチャンスだ。
ステージ上のみならず、待機中のダンサーから次々に売り込みを受ける。
商売熱心であることよ。
わたしが選んだのは、20歳のタトゥーなし子どもなし嬢。スタイル、ルックスともまずまず。
1軍ではないが、2軍でもない。
まさに狙い目。
まずは、普通にレディドリンクを奢って、コミュニケーションをはかる。
すぐに狼藉の展開へ。
ディープなお触りもディープな舌入れもオッケー。
ノリ良し。
キーニャオなわたしとしては実に珍しいが、レディドリンクを2杯も奢ってしまった。
なんとしてでも籠絡せねば。
と、彼女の友達が店にやって来た。私服姿の女性である。
友達にも奢ってほしいと言われたが、これは却下。同じゴーゴーで働く水着姿のダンサーならともかく、なんで見知らぬ私服姿の友達とやらに奢らねばならいないのか。
すると、彼女がわたしに100バーツ札を渡して、残りを払ってほしいとのお願い。
瓶ビールなので140バーツくらい。残り40バーツか。
まあこれならオッケーしておこう。
さらに狼藉続行。
あとは、なんとか電話番号をゲットして、仕事終わりに部屋へ来てもらう交渉をすればいい。
軽く話を振ってみたが、これから誕生日パーティーがあるとのこと。友達は彼女の仕事が終わるのを待っているようだ。
ショートなら行けるよとのことだが、普通にバーファインしてチップを払うとトータル3000バーツくらいかかる。
どっちみち、無理なパターン。
ここで執拗に迫るのは愚かな行為。さっさと身を引く。
大雨で停電したゴーゴーバーからコヨーテ嬢をお持ち帰りした時の再現を狙っていたが、完全に空振りに終わった。
そうそううまくいくものではない。
前回は、ほんと、たまたま運が良かっただけだ。
ドリンク代が全部で500バーツくらい。
これまたわたしの飲み代としてはかなり高価な部類に入る。
狼藉はきっちりこなしたんで元は取ったかなと。楽しかったしね。
20歳バービア嬢をペイバー
でも、どうにもすっきりしない。
なんだか今夜はお相手がほしい気分。
ソイブッカオ方面へ戻ると時刻は深夜2時。
そろそろ閉店の時間。
ひとりのバービア嬢から声をかけられた。
ああ、あの子は、20歳のバービア嬢。
最初に知り合ったのはもう2ヶ月くらい前かも。
わたしの友人がこのバービアで別のバービア嬢をペイバーしていた。
一緒に飲むこともペイバーすることもなかったけど、顔なじみにはなっていて、そのうちペイバーするねと軽い約束はしていた。
最近見かけなかったので、すっかり忘れていたよ。
バーに入って、コーラを飲みながら、ちょっとだけおしゃべり。
ずっと見かけなかったのは、田舎へ帰っていたからだそうな。
つい先日戻ってきたばかり。
田舎へ帰っていると太ってしまう女性が多いが、この20歳はずっとスレンダーなまま。
とにかく細い。
がりがりとも言えるが、不健康な印象はない。
「ペイバーする?」と誘われた。
逡巡することなく即決。
いきなりペイバー決定だ。
あ、そういえば、ドリンクも奢ってないや。
バーファインは300バーツ。もうすぐ閉店時間だが、これくらいならさくっと払ったほうが早い。
ロングの約束でさっさと部屋へ連れ帰る。
もう2時をまわっていることだし、余計な会話もなく、いきなりスタート。
とにかく彼女は細い。
脱がせてみても贅肉がまったくついていない。
ついでに胸にも肉がない。
まあ、いいか。
事前に予想していたが、サービスは抜群だった。
というかエロい。
あれやこれやとポジションチェンジで大忙しだった。
まあ、すごかった。
おじさんでは体力が持たないよ。
へろへろになって眠る。
古き良きパタヤはまだ生きている
翌朝。というかもうお昼だが、当たり前のように目覚めの一発。
朝から手加減なしの20歳である。
あれやこれやと夜明けのテクニシャンぶりを発揮。
夜でも朝でも太陽は昇りっぱなしだ。
が、わたしの下半身の太陽は、昇りっぱなしとはいかなかった。
まるで新月のように暗く陰ってしまった。
彼女が手練手管を駆使してくれたが、無理なものは無理。沈み込む太陽は、さらなる上昇を拒否した。
体力切れで不発に終わる。
なんとも申し訳ない気分である。
パタヤのバービア鉄板価格であるロング1500バーツを渡すと、彼女は500バーツを返してきた。
「1000バーツだけでいいよ」という。
最初何のことやらわからなかった。
「1回しかフィニッシュしてないから1000バーツでいい」というではないか。
なんとまあ。
2回するとの約束でロングでペイバーしたのに朝のブンブンを断られた場合、減額して1000バーツとなることはある。
でも、この場合、彼女はきっちりとお務めを果たしている。ノーフィニッシュなのは、完全にこっちのせいだ。
それとも客をイカせることにこそプロ意識があるのか。
古き良きパタヤはまだ生きているなあ。
20歳のサービス抜群スレンダー嬢がロング1000バーツだもんなあ。バーファインを入れても1300バーツ。
こんなことをされたら、裏を返すしかない。リピートしてあげねば。
すべては出会い次第だけど、やっぱりパタヤのバービアは楽しいね。