パタヤ千夜一夜

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パタヤ近況

日本とタイの相互入国制限緩和について。タイのトラベルバブル構想続報。

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最近話題のトラベルバブル。
二国間協定による国同士の往来自由化構想だ。
日本ではまだ耳馴染みがないかもしれないが、タイのニュースでは毎日何度も取り上げられている。政府スポークスマンのブリーフィングでもトラベルバブルのことを言及している。

気になるのは、タイと日本のトラベルバブルだ。
はたして、いつになったら、自由に日本とタイを行き来できるようになるのか。

ここ2,3日のトラベルバブルの動きを追ってみる。

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日本の入国制限緩和

まずは日本の動きから。
かねてから報じられていた4カ国に対する日本入国制限緩和について、18日に安倍首相が正式に発表した。
タイ、ベトナム、オーストラリア、ニュージーランドの4カ国だ。

感染状況が落ち着いている国と個別に協定を結び、入国を認めていくというもの。
日本の報道ではトラベルバブルという単語はあまり見かけないが、中身はトラベルバブルそのもの。
まずはビジネス関係者が対象となる。

入国には条件がある。
・日本訪問前にPCR検査で陰性を証明すること
・日本入国時にも検査を受けること
・日本では公共交通機関を使用しないこと
・追跡アプリなどで位置情報を記録すること

2週間の待機期間は設けるが、ビジネス活動する場合は、活動計画書を提出することで、待機措置は免除される。

また、日本から海外への渡航に際しても、出国前にPCR検査を実施するなどして、相互に行き来できるようにするとのこと。

まずはベトナムを対象に6月下旬から制限緩和する見通し。

すでに各国と協議は始まっているようで、日本とタイの外務大臣も電話会談している。

このことは、在タイ日本国大使館でも正式に情報が出ている。

日・タイ外相電話会談

1 両大臣は,新型コロナウイルスを巡る両国の状況と両国関係のモメンタムを維持することの重要性に鑑み,両国民の不可欠な往来を実現する措置について協議を開始することの利益を確認しました。
2 また,両大臣は,感染防止と共に,現在,そしてコロナ後の経済回復が重要であることを確認しました。この観点から,両国政府は,感染再拡大の防止と両立する形で,例外的に,両国間のビジネス上不可欠な人材等の往来を可能とする仕組みを構築するために協力していきます。具体的な措置や手続は,両国間の外交ルートを通じて調整されます。

引用元:https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_008502.html

具体的な進展のほどは不明で、ようやく最初の一歩を踏み出した段階といったところか。

日本の入国制限緩和については、タイでも報道されている。

Bangkok Post

概要に触れているだけで特にタイ側の反応について記載はない。

タイのトラベルバブルの動き

タイでは内閣がトラベルバブル構想について了承しており、いよいよ本格的に動き出すと見られていた。
スポークスマンの会見でも、日本や韓国などの名前を実際に口にしていた。
まずはビジネス目的などに限定されるが、トラベルバブルで外国人を受け入れていく予定となっていた。
観光目的の入国はとうぶん先の話。まずはビジネスから。

が、トラベルバブルの枠組みについて揉めている。
当初の案では、タイ入国の際の14日間の隔離検疫を免除する方針としていた。
出国前に陰性証明書を提出、さらに入国時にも再度PCR検査することにより、隔離検疫は不要という案だった。
が、これは大きな反発を招いた。
というのも、現在、外国に足止めされているタイ人が帰国の際には問答無用で14日間の隔離検疫が実施されていからだ。タイ人が14日間隔離されるのに外国人が隔離なしとはどういうことだと。
現在タイでの国内新規感染は3週間ほど見つかっていない。感染例はすべて外国からの帰国者だ。
14日間の隔離検疫があるので、タイ国内への感染拡大は防がれている。
ここで外国人の隔離検疫をやめてしまうと、感染流行の第二波がやってきてしまう。
だから、トラベルバブルにおいても、2週間の隔離検疫は必要なのではないか。

というわけで、トラベルバブルの最初の案は却下となり、再検討することとなった。
次の提案は6月26日に出されるとのこと。

参照:The Nation

トラベルバブルの最初の対象は、ビジネスマンとなる。
これは日本もタイも同じ。

17日の報道では、ビジネス目的の他に、国際会議や技術指導への参加、エンジニア、外国人教師なども対象とするとしている。
観光客は対象ではないと。

参照:Bangkok Post

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台湾と日本がトラベルバブルの対象国

18日には別の報道もあった。
タイのトラベルバブルの対象国は、台湾・ニュージーランド・オーストラリア・日本が含まれているというものだ。
ただし、正式にはまだ認められていない。
国際旅行を再開することについては、話をすることすら早すぎると政府の情報筋が語ったとのこと。

また、タイ保健省大臣は、中国ならびにシンガポールとトラベルバブルについて会談を持ったが、北京での散発的なアウトブレイクを見られるため再考しているとも語った。

参照:Thai Enquirer

本音は中国から真っ先に入国させたいと伺わせるが、北京での事例がためらわせているといったところか。

国際フライト再開は9月

6月末までタイへの国際フライトは禁止されている。
7月以降に禁止が解除となるかはまだ決まっていない。

昨日、各航空会社との会合を終えて、タイ民間航空局長官がコメントを発表している。
「国際線フライトは9月に再開するだろうと信じている」と。
航空会社は空の旅の需要について、どれほどのものになるのか評価できずにいる。状況を見守る必要があると。

トラベルバブルの実現により国際線フライトが可能となっても、ビジネスマンだけが搭乗できるだけで、全面的なフライト解禁とはいえない。

参照:Khaosod English

たしかにトラベルバブルが実現してもビジネスマンだけが対象となれば、一便あたりの搭乗者はかぎられたものになる。
当然一日あたり入国できる数も制限するだろうから、各航空会社が一気にフライトを再開させても、搭乗者がへたすると10人とか20人とかいうレベルもありうる。
これではやってられない。

感染状況がこのまま落ち着いていけば、9月に規制も緩んできて、国際線フライトを再開できるという見通しのようだ。

まとめ

タイ国内においては情報が錯綜している。
各報道機関が、独自のソースや独自の見解で述べているため、よくわからない状態だ。
タイ政府の正式決定が特に何もなされておらず、今のところはっきり言えることは何もない。
おそらく、というかほぼ間違いなく、政府内でもすごく揉めていると思う。
早く国境をオープンにしたい派もいれば、慎重派もいるし、トラベルバブルを実施するにしても相手国はどこどこでないと駄目だと主張する一派もいるだろう。
意見がまとまっていない。

タイは何らかの形でトラベルバブルを実現させるだろうけど、その最初の相手が日本となるかは不明。
日本側が望んでいても、現状ではタイ側がそうやすやすと受諾するとは思えない。
少なくとも最初は観光旅行者を対象としたトラベルバブルとなることはない。
観光目的でのタイ入国が認められるのは、まだとうぶん先になりそう。

タイ好きの人がやきもきする気持ちは当然だけど、各報道に一喜一憂するのは、なんとも精神衛生上良ろしくないかと。
話はころころと変わる。
どっしり構えていくのがベター。でも、やっぱり気になるのはしょうがない。
タイ好きや海外旅行好きなんてそんなものです。おおいに気にしつつ、のんびり構えましょう。

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