大混乱を巻き起きしてあえなく頓挫したパタヤロックダウン計画。
チェックポイントの再配置を行い、試験運用をへて、ようやく本日4月16日午後2時よりロックダウン再開となった。
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パタヤロックダウンのの検問所
検問所の地図
こちらが本日夕方頃の検問所の様子。
これはスクンビットとパタヤカンの交差点付近にある検問所だ。
大きなテントが張られている。
スクンビット通りの東側だけに検問所を設置して、そのさきの交差点で右折してパタヤ中心部に入ろうとする車両だけをチェックしている。
一番山側の車線はチェックを受けずにそのまま素通りできるが、右折はできず直進のみ。
なるほどこれなら渋滞は起こりづらい。
バンコク方面へ向かう海側の車線には規制なし。普通に走行できる。
ダークサイドのソイサイアムカントリーなどへも右折して入っていける。
スクンビット通りを直進して、このままパタヤ市内を抜け出し、シラチャーやバンコク方面へ行くこともできる。
夕方のわりには交通量は少なく、スムーズに流れているような印象。
スクンビット通りのどちらの車線も小さなソイへの出入りは自由。
海側の車線から山側へのUターンはおおむね可能。
ただし、山側から海側の車線へのUターンは禁止。バリケードが設置してある。
モーターウェイ出入り口付近
中央分離帯の隙間はコーンで塞いであるが、それ以外は規制は見当たらない。
スクンビットとパタヤヌア(ノースパタヤ)の交差点にはチェックポイントあり。
気に隠れているがパタヤカン同様に大きなテントが設営してある。
山側の車線からパタヤ市内へ入ってくる車両はかなり少ないようだ。
チェックポイント2箇所を少し横目に見ただけだが、特に大きな混乱はなさそう。
予行演習もしているし、住人への周知も時間をかけて行っている。
とりあえずはうまくいっているようだ。
ロックダウン空撮映像
パタヤ市が各チェックの空撮映像を公開している。
バンコク方面からサタヒップ方面へスクンビット通り上空をドローンを飛ばして撮影したものだと思われる。
流れがよくわかる。
車はきちんとチェックを受けている。
ただ、ダークサイド方面から出てきたバイクが少し逆走して、チェックポイントをすり抜けてるのが確認できる。チェックポイント受けていないバイクも無理やりUターンして検問抜けしている。(03:50あたり)
また検問所付近であっても歩行者は普通にスクンビット通りを渡ることができる。自転車も同様だろう。
海側の道には特に規制もないし警官も立っておらず、普通のそのままパタヤ市内へ入っていける。
どうしてもパタヤへ入りたいならば、検問所の少し手前までタクシーで来て、そこから歩いて行けばいいことになる。
その場では誰にも咎められないだろうが、むろん規則違反だ。
現在パタヤ中心部に入っていいのは、住人とパタヤ市内で働く必要がある人だけ。それもちゃんとした許可証がないと入ることはできない。
物理的に検問突破可能な方法はいろいろあるだろうけど、だめなものはだめ。まあ、この時期にわざわざそんなことをする人がいるかはしらないが。
チョンブリ県知事は4月30日でこれまで発令した規制は終了する予定だと声明を出している。なにごともなければ、5月1日にチョンブリ県は通常に戻る。
関連記事:パタヤは5月1日に全店営業再開か?チョンブリの規制が見直し
ただし本当にそうなるのか疑問視する声は多いし、政府の方針が変わったり、事態が悪化すれば規制の延長は充分ありうる。
今は事を荒たげずにこの嵐が過ぎ去るのをじっと待つのがいいかと思う。
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