パタヤ自炊シリーズ。
しつこいようだが、現在タイは非常事態宣言下にある。
パタヤでもレストラン内での飲食は禁止されている。
夜は10時から翌朝4時まで外出禁止だ。
基本、部屋に籠もる毎日。
楽しみは食事くらいしかない。
で、その食事は自炊かデリバリーとなる。
前日にデリバリーで日本式カツカレーをオーダーした。
関連記事:パタヤの新しい日本カレー屋、Curry Blah Blah。トンカツ、ふわふわオムレツ、ニンニクチップのせカレーは日本の味。
このカレーは素晴らしかったが、カツの量が多かった。
無理に食べると太る。
ダイエットと栄養管理も籠もり生活には大切なこと。
そこでカツは半分ほど残しておいて、次の日に食べることにしたのだった。
節約も可能だ。
今回の記事は、そんなパタヤでの自炊生活について。
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なんちゃってトンカツ定食
メインディッシュは残り物のトンカツと決まっている。
あとの惣菜をどうしようか。
冷蔵庫の中には卵がある。
少し前までは卵の品薄状態が続いていた。コンビニやスーパーから生卵が消えいていた。
が、ここ最近は、普通に買うことができる。買いだめの必要なんてそもそもなかったのだ。
卵料理を一品つくろう。
豆腐も買ってある。冷奴だな。
味噌汁は日本から持ち込んだインスタントものがある。
これでとんかつ定食をこしらえることにしよう。
だし巻き卵もどき
卵は和風の味付けにする。だし巻きがいい。
まず、卵を2個割って、顆粒だしの素を入れる。
顆粒だしの素は日本から持ち込んだ。
むろんパタヤの大型スーパーではこういった日本系の調味料は売っているが、日本の2倍ほどの価格がする。さすがにもったいない。重たくない調味料系は日本から持ち込むのがいい。LCCでも機内持ち込み荷物に含めることができる
関西人なのでだし巻きに砂糖は入れない。塩を入れる。醤油と水も少々。
ネギも散らす。青ネギは普通にスーパーで売っている。一房10バーツちょっとくらい。
まとめてみじん切りにしておくと何かと役に立つ。大きさなんて適当でいい。
本当はちゃんと層になっただし巻きがいいのだろうけど、だし巻き用のフライパンもないし、そもそもそんな料理テクニックもない。
普通にフライパンいっぱいに卵を広げて焼くだけ。
安っぽいオムレツみたいな見栄えとなったが、味はだし巻き風。
冷奴と味噌汁
豆腐はどこのスーパーでも同じやつが売っている。
豊潤とか書いてあるやつ。他には見たことない。
木綿と絹ごしがあるが、絹ごしのほうがおいしい。
これまた日本から持ち込んだしょうがチューブとすりごまと大量のネギをかけて、冷奴の完成。
醤油は現地生産のものがたくさん売ってある。
味噌汁はインスタントなのでお湯を注ぐだけ。これまたネギを追加した。
なんだかねぎまみれだが、免疫力はアップしそう。
このご時世、とにかく免疫力の強化は欠かせない。
ブロッコリー
まだ野菜が足りないと感じたので、冷凍のブロッコリーを追加。
パタヤのスーパーでは、冷凍野菜が大量に売られている。すごい種類が豊富。ファランの長期滞在者が多いせいだと思う。
冷凍ブロッコリーは1kg入りで90バーツ前後。300円ほどだ。日本で買ったことがないからわからないが、たぶん日本よりは安いかと。
レンジでチンするだけ食べられる。簡単でいい。
ダイエットにもビタミン補給にもすぐれた1品。
ここ数ヶ月嫌というほど食べている。
おいしいと思ったことはないが体のために食べていると、そのうち何も感じなくなった。ただ、マヨネーズをかけないと食べられたものではないが。
マヨネーズはタイでもキューピー製現地生産のものが数種類売られている。日本のものと比べると薄味だけど、タイの甘ったるくもすかすかのマヨネーズに比べるとかなりいける。
これでおかずは出揃った。
ご飯代わりにオートミール
おっと、ご飯を忘れていた。
定食にはご飯が必要。
が、ダイエットと血圧ならびに血糖値の上昇を抑えるため、極力白米を控えるようにしている。
昨日カツカレーでたっぷり白ごはんを食べたばかり。今日はやめておこう。
そこで登場するのがオートミールである。
パタヤのスーパーではオートミールだけの一つの棚ができるほど豊富な品ぞろえ。
タイ人が食べているのかは知らないが、欧米人の多いパタヤならではだ。
しかも安い。
調理は簡単。
オートミールに水を加えてレンジでチンするだけ。1分か2分であっという間にできあがる。むちゃくちゃ楽。
実はここ数ヶ月ずっとオートミールを食べ続けている。
最初は抵抗があるかもしれないが、意外とオートミールはいける。
余裕でご飯の代わりになる。どんなおかずにも合うのが素晴らしい。
オートミールなくしてパタヤ自炊生活は成り立たないほど重宝している。
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実食
今度こそ、トンカツ定食の完成。
トンカツ、巻いてないだし巻き卵、冷奴、味噌汁、ブロッコリー、そしてオートミール。
自分でまともに料理したのはだし巻き卵くらいだが、まあ、パタヤに暮らす男の自炊飯などこんなもの。
カツカレーの残り物のトンカツには、カゴメソースをかける。
やっぱり、トンカツにはこれでしょう。これも日本から持ち込んだ。こぶりちゃんではなく、大ぶりサイズが良かったが、機内持ち込み荷物に詰め込むには無理があった。
トンカツは肉が薄めで、正直、味は今ひとつだが、カゴメソースがあれば気分は完全に日本のトンカツである。
いかに調味料やソースが大事かとパタヤで自炊していると痛感するようになる。
まあ、顆粒だしでもトンカツソースでも味噌汁でも日本製のものはパタヤのスーパーで大概揃えることはできる。バンコクのフジスーパーに比べると品揃えは乏しいけれど、とりあえず入手は可能。
そのかわり割高。
日本から持ち込めるものに関しては手荷物に詰め込んで自分で運ぶのがいい。
ちなみに前回の一時帰国時に日本で買ってタイに持ち込んだのがこちら。
全部バックパックに詰めて機内持ち込み荷物にした。
他にも土産用の菓子などもあったから、かばんの中身はほぼ食材と調味料のみだった。
というわけで、なんちゃってトンカツ定食はうまかった。
不思議なことにだし巻き卵とオートミールは相性がいい。
トンカツよりもだし巻き卵のほうがオートミールに合う。味噌汁とオートミールもいける。
さらにオートミールで腹は膨らむ。明らかに白ご飯よりも量は少ないが、腹の膨らみは上。
ヘルシーなのに満腹感も得られるのがオートミールだ。
トンカツをやめれば、もっとヘルシーな定食になっただろうが、それもなんか違うなあ。
やっぱり肉はほしい。
このあたりで手を売っておくのがいいかなと。
まとめ
ちなみにだし巻き卵はちょっと残しておいて、夜中の晩酌のお供にした。
LEOとだし巻き卵。
これまた乙な組み合わせである。
こうして今日もパタヤ引きこもり生活はつづがなくその一日を終えるのであった。
明日は何を食べようか。
いや、今のパタヤライフでは、楽しみは食に求めるしかないのがリアルなところ。
いくら自炊は楽しくて節約になるとはいえ、パタヤにはもっと他の楽しみと散財を求めたい。
もうちょっとの我慢だ。いろいろがんばろう。