ソイブッカオ北側にある、ブッカオ市場。
ブッカオとパタヤタイ交差点近くに火曜日と金曜日限定で開かれる市場が、通称「火・金市場」で、それと区別するために、当ブログではブッカオ常設市場と呼んでいるが、正式名称は不明。タイ人は単にタラートブッカオと呼んでいる。
ここには、ローカルな食べ物屋台がたくさん出ていて、見ているだけでも楽しい。
わたしもよく持ち帰りで購入して部屋で食べることが多い。
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ナムトックムー
昼過ぎにうろうろしていると、一軒の屋台がちょうど開店準備を終えたところだった。場所は市場のかなり奥のほう。
おいしそうな豚肉の固まりがぶら下がっている。
これは間違いなくナムトックムー屋台だろう。
あとは、イサーン系のスープなども置いてあるなあ。
すぐ隣は、八百屋となっている。
うまそうな豚肉につられて、ナムトックムーと注文。
「ペットマイ(辛くする)?」と聞かれたので、「ペットニッノイ(ちょっとだけ辛くして)」と答える。
イサーン仕様だと本気で辛くなりがちなんで、ニッノイくらいがちょうどいいはず。
あらかじめ煮こんであるだし汁とムーヤーン(豚肉焼き)とハーブなどを混ぜ合わせるとナムトックムーの出来上がり。
かなりの量の豚肉を刻んでくれていた。
ごはんもついでにオーダー。
この炊飯器のご飯は、カオニャオではなくて普通の白米だった。
部屋に持ち帰って、広げる。
ナムトックムー60バーツ
白ご飯10バーツ
合計70バーツ
大好物ナムトックムーのおでましだ。
どっちゃり。
かなりの量がある。豚肉がとにかく多い。
が、残念ながら、辛さがほとんどない。
唐辛子がほんのちょびっとだけ入っているだけ。これでは辛くない。パンチがなさすぎる。
わたしが外国人だということで、かなり手加減してくれたようだ。
たっぷりとしたダシは、かなりおいしい。
ああ、これで唐辛子がほどよく入っていれば、もっとおいしくなったはずなのに。
まあ、豚肉スープとして考えれば、白ご飯にちょうど合うし、決してまずくはないのだが、やっぱりナムトックムーは、焼いた豚肉の旨味とがっつり香辛料&ハーブのパンチ力が魅力だと思う。
今回はちょっと失敗に終わったが、次回購入するときは、しっかり「アオペット(辛くしてほしい)」と注文しよう。
きっと、おいしいはずだ。
(追記)
その後、市場の区画整理があって、このナムトック屋台も場所を変えて営業を続けている。
少し辛くしてもらうと、この通り。
あまり辛くは見えないが、しっかり辛さもあって、そこそこおいしい。
イサーン屋台
この常設市場には他にもイサーン屋台がある。
その中でも、おいしいのがこの屋台。
干し肉やらムーヤーンやらを吊るしていますね。
ここのナムトックは辛くておいしい。特に辛さは指定しておらず、店主におまかせ。
こちらも60バーツ。
ブッカオ常設市場内では、このイサーン屋台のナムトックムーがおすすめだ。
ラーブムーも辛くて、うまい。
トムセーブ(イサーンのおいしいスープ)もなかなか。
ブッカオ常設市場でイサーン料理をお持ち帰りするなら、こちらの屋台へどうぞ。
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