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2015年12月~2016年パタヤ沈没日記

元ゴーゴー嬢たちとバンコクで観光デート

投稿日:

沈没日記53

突然バンコク

バスターミナル (1)

朝早くから、わたしはバンコク行きのバスに乗っていた。
ルンルアン社のエカマイ行きバスだ。
隣には友人が座っている。

ことの経緯はこうだ。

友人が以前パタヤのゴーゴーバーで仲良くなったゴーゴー嬢がいる。
今回パタヤで連絡してみると、彼女はすでにゴーゴーバーを辞めて、バンコクに住んでいるという。
で、友人は元ゴーゴー嬢とバンコクで観光デートをすることになった。
最初は一対一の予定だったが、彼女の妹分二人もやって来るという。

友人はタイ語が苦手、彼女たちは英語が苦手。
タイ女性3人を一度に相手にするのはきついという友人は、わたしに同行を依頼してきた。

ふむ、ちょっと面倒臭い。
いや、でも、元ゴーゴー嬢が連れてくるという二人が気になる。
上玉だったら、そのままお持ち帰りしたい。

それがだめなら、バンコクのデパート嬢もいる。
彼女は、平日はデパート勤務、週末は学校へ通っており、多忙のためパタヤへはなかなかやって来れない。
それならば、わたしから会いに行ってあげよう。
たぶん、喜んでくれるはずだ。
どこかバンコクのホテルに投宿して、そのままお泊りすればいい。
念のため、お泊りセットも用意しておこう。

よし、作戦は決まった。
まずは、元ゴーゴー嬢の連れの二人、その後はデパート嬢だ。

ふふ、楽しみだなあ。

と、下心を満載したまま、バスは一路バンコクを目指すのだった。

待ち合わせはサパーンタクシン

元ゴーゴー嬢たちとの待ち合わせはサパーンタクシン。
ここからボートに乗って、ワットアルンやワットポーなどのバンコク定番観光をする予定だった。

パタヤ発エカマイ行きのバスは、終点エカマイの手前で途中下車可能。
スクンビット通りに入ると交通渋滞しがちなので、どうせBTSを利用するのなら、手前で降りたほうが時間の節約になる。
ただし、大きな預け荷物があると途中下車不可という話もあるんで、お気をつけて。

BTSウドムサック駅

今回は、ウドムサックで下車。
降りてすぐにBTS乗り場がある。

シーロムで乗り換えて、サパーンタクシンへ。
BTSを降りて少しだけ歩くと、チャオプラヤーエキスプレスボートの船着場がある。
ここが待ち合わせ場所だ。

サパーンタクシン (1)

待ち合わせ予定時刻より30分早く到着。
さすが日本人。

サパーンタクシン (2)

予定時刻になっても、彼女たちは現れない。
お約束のタイ人時間。

それでも15分遅れで到着していた。
わりと早いよね。

元ゴーゴー嬢は、スタイル抜群である。スレンダーで色っぽい。すばらしい。

その妹分の二人はどうか。

さあ、待望のご対面。

ええと、帰っていいですかね?

ゴーゴーバーのウェイトレスによくいるよね、こういった体型の子が。
ご飯がおいしくて、おやつもおいしくて、ついつい食べ過ぎてしまうタイプですね。
まあ、タイ料理はカロリー高いからね、気をつけないと。

二人とも似たような体型だった。顔もまあ同じようなもの。
言葉は悪いけど、ペイバーする確率ゼロパーセント。

期待して損したが、顔には出さない。

ニコニコしながら、サワディカップ。
さあ早くデパート嬢に連絡を取らないと。

チャオプラヤーエクスプレスボート

とまあ、とりあえず観光開始。

チャオプラヤーエクスプレス (1)

サパーンタクシンの船着場「サートーン Sathorn」から水上バスに乗る。
観光客向けのチャオプラヤーツーリストボートは40バーツ。
ローカル向けの水上バス(チャオプラヤーエクスプレスボート)は14バーツ(13バーツだったかも)。
ボート自体に大して違いはないんで、ローカル向けの水上バスに乗る。
乗り場はほぼ一緒だけど並ぶ場所が違うんで注意しましょう。
チケットは列に並んでいると、おばさんが売りに来るんで大丈夫。売り子がいなかれば、もちろん船内で払ってもいい。

チャオプラヤーエクスプレス (2)

チャオプラヤー川を水上バスが走る。
水は汚いけど、気持ちいいよね。

チャオプラヤーエキスプレス景色 (3)

川べりには何だか高そうなホテルやショッピングモールが並んでいるなあ。

チャオプラヤーエキスプレス景色 (2)
チャオプラヤーエキスプレス景色 (1)

友人は元ゴーゴー嬢と楽しそうに並んで座っている。
連れの二人組も仲良く座っている。
わたしは一人で、チャオプラヤーの水しぶきを浴びる。

まあ、これはこれで楽しいもんだ。

ワットアルンへ行くには、「ターティアン Tha Tien」という船着場で下船する。

ターティアン船着場

ここからさらに渡し船に乗り換えればオッケー。

その前にターティアン埠頭にあるリバーサイド食堂で昼食。
年季の入った食堂である。

ローカル風だが、料金はそれなりに高い。
一品80バーツほど。

ワットアルン船着場横食堂

元ゴーゴー嬢はあまり食べないが、その連れの二人はもりもり食べておりました。

渡し船(ルアカームファーク)でワットアルンへ

ここがターティアンからワットアルンへの渡し船乗り場。

ワットアルン渡し船乗り場

料金2.5バーツ。約8円。
ちなみに、わたしが初めてこの渡し船を利用したのは約20年前。その当時は、船賃1バーツでしたね。
まあ、それでもこの20年のタイの経済成長と物価上昇を考えれば、1.5バーツの値上げ幅は良心的。

乗船。

ワットアルン渡し船
渡し船は、かなり綺麗になっている。昔はひどかったけど。

対面に見えるのがワットアルン
ワットアルン眺め

すぐに対岸へ到着。

ワットアルンへ。
ヤックがお出迎え。

ワットアルンのヤック

ここはまだ無料エリア。
お寺があって、まずはタンブン。

ワットアルンタンブン仏像

隣へ移動すると、ワットアルンの本堂となる。
が、大仏塔は工事中のため、その雄姿は片鱗しか見えない。

ワットアルン仏塔 (1)

仏塔エリアは有料となっているが、無理に入らなくてもいいかな。

ワットアルン仏塔 (2)

模型はこんな感じです。
ワットアルン模型

ワットポー

また渡し船に乗って、ターティアン船着場に戻る。

船着場周辺は、屋台が多数出没。
ターティアン船着場周辺

ここからワットポーまでは徒歩圏内。

ワットポーチケット売り場

ワットポー到着。
外国人入場料は100バーツ。タイ人は無料。
ちなみに20年前は20バーツだった。
わたしは、ワットポーにはかれこれ5,6回は来ているかなあ。
昔はタイ人に連れられて裏口から入れば余裕でタダだったっけ。

相変わらずのリクライニングブッダ。20年たっても色褪せぬ姿。

ワットポー (1)
ワットポー (2)

フレーム一枚には収まりきらぬその姿は、やはり素晴らしい。
これを見ないと、バンコク観光は始まらないよね。

20バーツで大量のコインを購入して、一個ずつ鉢に入れていくのもお約束。

ワットポー (3)
ワットポー (4)

チケットに付属している無料のペットボトル水をもらうことも忘れずにどうぞ。

ワットポー水

ワットポーは毎日開館している。
午前8時から午後6時半まで。

ワットポー営業時間

トゥクトゥクドライバーによる定番の「今日は閉まっているから違うところへ連れて行ってあげる」詐欺には、今さらながら気をつけましょう。
毎日やってますよ、安心してください。

ワットプラケオ(王宮)

ワットポーからワットプラケオへ移動。
日本人なら徒歩圏内だが、この炎天下でタイ人に歩けというのは無茶な要求。
トゥクトゥクの言い値が200バーツ。まったく値下げしてくれない。この一角のトゥクトゥクはぼったくり気味だ。というか相手をしないほうがいいだろう。
タクシーが150バーツ。距離からすれば、これも異常な高値なのだが、やむをえない。

5分とかからず、ワットプラケオ前に到着。

ワットプラケオ王宮入り口

入り口は狭い。

まずは、荷物検査がある。

ワットプラケオ王宮入ったところ

ちなみに、王宮は短パンやノースリーブ姿では入場不可。服は貸してもらえる。
ワットプラケオも毎日絶賛営業中。開いてます。

荷物検査を抜けたあたりは入場無料。

左手にワットプラケオの本堂が見える。

中に入るには有料。
料金はおどろきの500バーツ。
昔は125バーツだった。
おそろしい値上がりっぷり。4倍だよ。

それ以上に増えたのが、中国人観光客。

右を見ても左も見ても、どこを見ても、中国人だらけ。

ワットプラケオ王宮中国人たち (1)

ワットプラケオ王宮中国人たち (2)

うじゃああああああと中国人。

入場料の高さよりも、この中国人集団をかきわけて入場するほうがつらい。
無理。
潔くあきらめる。

光り輝くワットプラケオの外観だけを撮影しておしまい。

ワットプラケオ

女性陣は、どこへ行ってもセルフィーに夢中でした。

これにて、バンコク有名どころ観光めぐり終了。

サイアムパラゴンでカフェタイム

王宮そばでお茶でもしようとなったが、どこもすごい人出。
5人で座れるカフェが見つからない。
とりあえずサイアムまで戻ることになった。

また、チャオプラヤーエキクプレス水上バスでサパーンタクシンへ戻る。
王宮から近い船着場は「ターチャン Tha Chang」。

ここの船着場も中国人の大集団。
とにかくうるさい。
タイ人の係員は大声でどなっている。

中国人への注意書きもすでに乱れている。

ターチャン船着場

なんとか無事に乗船して、サパーンタクシンへ。
BTSに乗り換える。

サイアム到着。

サイアムパラゴンへ。

サイアムパラゴン (3)

おお、はじめて来たよ、パラゴン。
これがかの有名な高級デパートなのね。

バンコクは都会でおしゃれだなあ。パタヤと大違い。

サイアムパラゴン (1)

ここでも女性陣はセルフィーで写真撮影大会。
どこ行ってもセルフィーなのね。

地下のカフェでまったりお茶を飲む。

サイアムパラゴン (2)

さて、これからどうしようか。

このバンコク観光中の様子を見ていると、友人と元ゴーゴー嬢は実に仲睦まじくやっていて、いい雰囲気だ。
このままお持ち帰りできそうだ。
そのように友人に進言してみたが、友人はせっかくいい感じに仲良くなってきたから、ここは紳士的に対応したいという。
無理に持ち帰りしようとして関係がこじれるのが嫌のようだ。
それも確かに一理ある。

わたしは、欲望と下心が靴を履いて歩いているようなゲス紳士なので、もったいなあと思うが、友人の心意気は尊重したい。
その一方、水上ボートに乗っている最中に、わたしはバンコクのデパート嬢と連絡を取っていた。
LINEでメッセージを送る。
今バンコクに来ているから会わないかと。

パラゴンのトイレに行っていると、ちょうどデパート嬢から電話がかかってきた。
ちょうどいいタイミング。

余計なやりとりなど不要。
「今晩、バンコクのホテルに一緒に泊まろう」と持ちかける。

が、断られた。
今日も明日も仕事だから無理という。

えーいいじゃん。
職場の近くのホテルに泊まるからさ。

と、押してみたが、やっぱりダメ。

あれこれ話しているうちに面倒になってきた。
今日はもういいや。

友人もパタヤへ戻るようだし、わたしも大人しく帰ろう。
お泊りセットが無駄になった。手ぶらで来ればよかったよ。

なんか、最近、いろいろうまくいかないなあ。
まあ、わたしの下心が見透かされているせいかもしれない。
欲望丸出しは結局失敗に終わるもの。
これからは謙虚に過ごそう。

チャトチャック公園とイサーンレストラン

となれば、あとはみんなで食事をしておしまい。

最後はチャトチャックへ。
BTS駅名でいうなら「モーチット」。

チャトチャック公園 (1)

帰りはモーチット・バスターミナルからバスに乗ってパタヤへ戻る計画なんで、ここが好都合。

まずは、チャトチャック公園でまったり。

チャトチャック公園 (2)

いい雰囲気だね、ここ。

と、突然公園内の全員が立ち上がった。
午後6時。
タイ国歌の放送が流れる。
ああ、そうか。
忘れてたよ。
タイでは一日2回国王への敬意を表す放送が流れて、全員起立しなければならない。
が、パタヤではほとんど誰もそんなことをしていない。少なくともパタヤ中心部ではそうだ。
朝の放送時には起きていないんで不明だけど。

 

チャトチャック公園脇に、ちょっとおしゃれな一角があって、レストランや露店が並んでいる。
これ、なんていうだろう。

チャトチャック公園横夜市 (1)

日本式焼き肉食べ放題の店とかいろいろ。

チャトチャック公園横夜市 (3)

ラーメン屋もあるなあ。弁慶。

チャトチャック公園横夜市 (2)

日本食には目もくれず、イサーンレストランへ入店。

チャトチャック公園横イサーンレストラン

イサーン出身の彼女たちは大喜び。

チムチュム
チャトチャック公園横イサーンレストランチムチュム

ソムタムプー
チャトチャック公園横イサーンレストランソムタム

ナムトックムー
チャトチャック公園横イサーンレストランナムトックムー

ラーブムー
チャトチャック公園横イサーンレストランラーブ

ビールは置いていないんで、近所から買ってきてと店の人に言われた。
持ち込みオッケー。

料理とソフトドリンク代あわせて、5人で800バーツ。
一人160バーツ。けっこう安いね。
大満足でした。

 

最後に、露店をひやかしてから、お別れの時間。

元ゴーゴー嬢たちはバンコク郊外に住んでいる。
友人がタクシー代を渡そうとすると、ロットゥーで帰るから大丈夫という。
うーん、擦れてないなあ。

わたしと友人はタクシーでモーチット・バスターミナルへ向かう。
同じモーチットという名称だが、意外と距離があって、料金は81バーツ。10分くらいかかった。

モーチット・バスターミナルパタヤ行きバス (1)

夜9時発のパタヤ行きバスに乗る。料金は108バーツ。
ちなみに最終バスは夜10時。

モーチット・バスターミナルパタヤ行きバス (2)

パタヤに着いたのが夜11時過ぎ。
バイク置き場からバイクを取り出して、宿に戻る。

友人とはお別れ。
女性方面に関しては、わたしの収穫はまったくなかったけれど、友人は元ゴーゴー嬢との仲を深めることができたようだ。
少しはお役に立ったかな、と。

まあ、いろいろあったけど、楽しいバンコク日帰り観光旅行だったような気もする。
たまには、こんな健全な観光もいいもんだ。バックパッカーだった頃の純朴で健全な気持ちを少しだけ思い出した。

が、どうにも欲求不満が残っている。
体は疲れているが、パタヤの夜はこれからだ。
今のわたしは、不健全な夜遊び旅行者なのだ。意識高い系旅行など知ったことか。そんなものはチャオプラヤーのドブ川に捨ててきた。
夜の街へ出撃するぞ。

(つづく)

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