サウスパタヤロードでは駐車禁止措置が取られている。
まず、2023年9月より、サウスパタヤロードは奇数日と偶数日にわけて、駐車禁止措置が取られるようになった。駐車禁止時間は午前11時から午後11時まで。
2025年2月日より、駐車禁止の罰則が厳しくなった。
駐車禁止車両への車輪止め:500バーツ
レッカー移動:車両サイズにより料金が請求
保管料:施設に保管される車両は日毎に料金が発生する
追加罰金:再違反の場合は最大1000バーツ
このたび、パタヤ市が新たな措置を発表した。
2025年10月1日より、新しい駐車禁止規定を設ける。
(画像ならびに情報はパタヤ市広報より)
厳密にいうと、10月15日までは試用期間として、罰則措置は取らずに、口頭注意に留める。10月15日からは実際に取り締まりを行うそうだ。
違反駐車車両には車輪ロックをかけて、ドライバーはパタヤ警察への連絡を行い、罰金500バーツを払う必要がある。
これまでどおり、奇数日と偶数日で駐車禁止の車線を分ける。
東向き(スクンビット方面行き)は偶数日、西向き(ビーチ方面行き)は奇数日が駐車禁止だ。
ただし、駐車禁止時間帯は、従来の午前11時から午後11時までから、午前11時から午後9時までに短縮する。
サウスパタヤロードのビーチ側入口からサードロードとの交差点付近までの約1.2kmの区間の渋滞が激しいが、今回の措置により、すでに交通の流れが大幅に改善されているとのこと。
駐車禁止時間の短縮は、娯楽産業への影響を最小限に抑えるためだそうな。
たしかに午後11時までから午後9時までに短縮されたことで、夜間の駐車はしやすくなる。
なお、歩道上へのバイク駐輪なども規制されている。
また、ワットチャイモンコン前には夜遅くなると屋台が多く並ぶが、駐車禁止時間短縮によって、開店時間が早くなるかもしれない。
駐車禁止が始まったのが2023年で、2025年2月に罰則規定が設けられた。が、おそらくはさほど効果が高くなかったのだろう。
駐車禁止自体は変わっていないが、時間帯を短縮したうえで、厳しい措置を取るということらしい。
一般的旅行者にはあまり関係がない話ではある。バイクに乗る人は駐輪場所に注意。もちろん駐車には気をつけないといけない。
パタヤ市内の交通量が増えて、ただでさえ各所で渋滞が発生しがちだ。そこに加えて、駐車車両の影響でさらに渋滞が激しくなる。
サウスパタヤロードの駐車禁止措置によって交通の流れがよくなればいい。
パタヤ市ではサウスパタヤでの状況を見たうえ、他の道路にも駐車禁止措置を拡大するかどうかを検討するそうだ。
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