今年2025年12月に新規就航予定だったタイ・ベトジェットの成田および関空からバンコクへの直行便開設が延期となった。
もともとの予定では、バンコク=成田線が12月15日、バンコク=関空線が12月1日に就航するはずだった。
延期となった理由は、アメリカのボーイング社からB737-8型機を10月下旬に納入される予定だったが、アメリカ政府機関閉鎖の影響によって、納入が遅延したためとしている。
保有機材の適切な運用のために、一部のフライトスケジュールを調整する必要があり、東京と大阪への直行便就航が延期された形だ。
バンコク発大阪行き(VZ820)は、2025年12月2日から2026年1月13日まで運航できず。
バンコク発東京行き(VZ830)は、2025年12月15日から2026年1月15日まで運航できず。
すでにチケットを購入した旅行者には、旅行日程の変更や別路線への変更(たとえば、タイ・ベトジェットによるバンコク発台北経由関空行きなど)、別のフライトに利用できるクレジット残高への返金などで対応するとしている。また、影響を受けたすべて旅行者に2000バーツ相当のギフト券を提供するという。
代理店予約の場合はキャンセルに伴う返金や別の日程への変更などになる。
航空券を購入済みの人は、タイ・ベトジェットないし代理店から連絡が来るはずなので、対応しましょう。
新しいフライトスケジュールも明らかとなっている。
バンコク=関空線は、毎日運航予定だったが、週4便となった。
使用機材はエアバスA321。
バンコク=関空 2026年1月15日就航
VZ820 バンコク・スワンナプーム発00:25 関空着07:55(火・木・土・日)
VZ821 関空発08:55 バンコク・スワンナプーム着13:30(火・木・土・日)
バンコク=成田線は、毎日運航の予定。
使用機材はA321。
バンコク=成田 2026年1月16日就航(成田発は1月17日より)
VZ830 バンコク・スワンナプーム発23:55 成田着07:55
VZ831 成田発08:55 バンコク・スワンナプーム着14:30
今度こそ本当にこのスケジュールで運航開始してほしいところ。
なお、タイ・ベトジェットではバンコク発日本行きプロモーションを実施中。
ベトジェットのホームページで航空券を予約する際にプロモーションコードの「JAPAN30」を入力すれば、日本行き航空券が30%オフになるというものだ。
予約期間:2025年10月2日から11月30日まで
旅行期間:206年1月16日から3月28日まで
しれっと、旅行期間が来年1月16日となっている。
なお、航空券販売代理店では、今年12月のタイ・ベトジェットの日本路線がまだ販売されている。もちろん運航はされないので、予約しても、すぐにキャンセルされるだろう。
購入するならば、来年1月16日以降のフライトにすべし。
タイ・ベトジェットの新規路線であるバンコク=インチョン線は、10月1日に無事に運航開始となっている。
今回のタイ・ベトジェットの新規就航延期は、あくまでアメリカ側の都合によるものだ。
新規日本路線の予約は好調だったそうで、少々残念なところ。
個人的には、LCCの中ではタイ・ベトジェットは気に入っており、運航開始となれば、ぜひとも利用したいと思っている。
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