タイのソンクラーンがはじまった。
タイではもっとも人の移動が激しい時期だ。
ソンクラーン休暇期間中に海外で過ごそうとするタイ人、田舎へ帰省するタイ人、ソンクラーン目当てにタイを訪れる外国人で空港も大混雑する。
スワンナプーム空港では、ソンクラーンを祝うイベントを開催。
混雑に対処するため万全の体制で挑んでいるということだ。
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ソンクラーンのスワンナプーム空港
AOT(タイ空港公社)発表。
4月11日から17日までのソンクラーン休暇期間の空港利用者予測。
旅客
・国際線103万人
・国内線26万人
便数
・国際線5,550便
・国内線1,830便
AOTおよびスワンナプーム空港では、より便利で効率的なサービスを提供するために、以下の最新技術を利用。
・共用セルフサービス(CUSS)キオスク
・自動手荷物預け機(CUBD)
・生体認証システム
・自動出入国(ABC)システム
セルフチェックインが可能なキオスクを使うことを推奨。
多くの航空会社で有人チェックインカウンターに並ぶことなく搭乗券の発行が可能だ。
CUBDというセルフバッグドロップ対応の航空会社であれば、預け荷物も列に並ぶ必要がない。
関連記事:スワンナプーム空港のセルフチェックインとセルフバッグドロップ(2025年4月最新版)
生体認証システムは最近始まったシステムで、チェックイン時に顔写真を撮影しておき、パスポートと搭乗情報を連動させることで、保安検査場入口など各チェックポイントを顔パスで通過できるようになる。
航空会社によっては搭乗口も顔パスで通過できる。
国際線ではどうしてもパスポートを見せる機会が出てくるが、国内線では顔パスだけで通過可。
自動出入国システムは、自動化ゲートが導入されている。
タイ人は出入国とも自動化ゲートが利用可能で、外国人は出国時のみ利用可能だ。
自動化ゲートはかなり増設されており、出国時にはほとんど待ち時間が発生しなくなっている。
ソンクラーンイベント
スワンナプーム空港は、ソンクラーン仕様となっている。
各所でイベントを開催。
4階出発ホールのH/J列
SAT-1ビル3階出発ホール
国際線到着バゲージクレームの11と12レーン
4月12日には、国際線到着バゲージクレームにてプレゼントが配布された。
タイで人気のムーデンちゃん人形だ。
4月13日のタイ正月には、入国者向け特別サービスがあるとのこと。プレゼントがもらえるようだ。本日タイ入国予定の人はお楽しみに。
スワンナプーム空港到着は3時間前に
ソンクラーン休暇による混雑のため、スワンナプーム空港には早めに到着することが推奨されている。
国内線は2時間前、国際線は3時間前。
これは通常時でも推奨されている。
パンデミック明けよりスワンナプーム空港の混雑は常態化している。
朝でも夜中でも混雑している印象だ。
3時間前到着を目指すことが大事。
バンコク市内の渋滞や水かけに巻き込まれると、予想よりも到着が遅れることがある。
少々遅れても大丈夫なように、早めに空港を目指すようにしよう。
空港の混雑に関しては、セルフチェックイン可能な航空会社であればいいが、必ず有人チェックインカウンターに並ばないといけない航空会社もある。
そういった場合は長蛇の列ができがちだ。
セルフチェックイン、セルフバッグドロップが可能な航空会社ならば、待ち時間はほとんどない。
保安検査場は少し混むことがある。
出国審査は、日本人は自動化ゲートが使えるため、待ち時間はほとんどない。
混雑時でもセルフチェックインと自動化ゲートで楽々通過できるはず。
スワンナプーム空港前の降車・乗車レーン
スワンナプーム空港前の交通レーンはいつも混雑している。車を停める場所を探すのも大変な状況だ。
ソンクラーン中は特に混雑する。
2階と4階の降車および乗車エリアの利用について、スワンナプーム空港からお知らせが出ている。
4階出発フロア
降車可能な場所
内側のレーン:自家用車(ゲート1-10)、バス(ゲート6-10)
外側のレーン:自家用車とタクシー(ゲート1-10)、バス(ゲート6-10)
4階が出発フロアとなっており、バンコクやパタヤからのタクシーや送迎車、バスが到着するのも4階だ。
タクシーはビルに近いレーンに入ることはできない。
バスはどちらのレーンでも走行可能だが、降車場所は奥のほうのゲートのみ。
配車アプリを含む自家用車はどこでも降車オッケー。
2階到着フロアのバス乗り場
外側のレーン:自家用車(ゲート1-9)、バス(ゲート6-9)
日本からのフライトでスワンナプーム空港に到着してタイ入国を済ませると2階に出てくる。
事前に車を手配していると2階到着口付近でドライバーと合流することになる。
基本的には内側レーンは使えないため、外側のレーンから車に乗る。
2階シャトルバス乗り場
ドンムアン空港行きシャトルバス:ゲート3
空港内循環シャトルバス:ゲート3-4
シャトルバスは内側のレーンで乗車することができる。
ドンムアン空港行きシャトルバスは無料だが、ドンムアン空港から出発するフライトの航空券の提示が必要だ。
空港内循環バスは、メインターミナルとトランスポーテーションセンター(バスターミナル)や空港関連施設を順番に結ぶルートバスとなっている。利用者のほとんどは空港スタッフだが、一般乗客でも無料利用可能。
ドンムアン空港行きシャトルバスと混同しがちなので注意。
なお、バンコク市内行きやパタヤ行きのバスは1階に乗り場がある。エアポートタクシー乗り場とGrab専用乗り場も1階だ。
バンコク市内行きのエアポートレイルリンクは地下1階だ。
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