ソイダイアナに新しい食堂がオープンしている。
シンガポール式チキンライスの店だ。
海南鶏飯、タイでいうところのカオマンガイだ。
ほぼカオマンガイと同じだけど、タレが違うといったところか。
さっそく食べてみた。
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999シンガポールチキンライス
店名は、999 SINGAPOREとなっている。
999シンガポール BBQチキンウィング&チキンライス。
場所はビリヤード場のMEGA BREAKの隣だ。
ちょっと前まではバーガー屋かなんかがあった気がする。
地図
小さな店舗で、店前にテーブルを並べてある。
店頭の陳列台にある鶏肉はいかにもカオマンガイと同じ。
メニュー。
チキンライスセットのレギュラーサイズが80バーツ。
チキンプレートが100バーツ。
チキンのバジル炒めが50バーツ。
ポークのバジル炒めが50バーツ。
牛肉のバジル炒めが60バーツ。
BBQチキンウィングが一個30バーツ。
チキンと麺炒めの温泉卵付きが120バーツ。
シンガポールチキンライス
もちろんシンガポールチキンライスをオーダーする。
マレーシアのペナン島で食べた海南鶏飯が好きだった。
関連記事:【ペナン島B級グルメ食べ歩き第二弾】ラクサ、インドカレー、ケバブ、海南鶏飯、サテ、APOMなどなど。
醤油ベースのタレがおいしかった。
ああいったチキンライスを期待していた。
5分ほどでチキンライスが運ばれてきた。
ふむ。プレートの大きさのわりに、肉は少ない。
すでにチキンにソースがかかっている。
まずは肉だけをいただく。
たしかに醤油ベースのソースではある。でもかなりの薄味だ。
鶏肉は一般的なカオマンガイと同じだと思う。身は柔らかくてジューシーだ。
メニューの見本写真には、別皿で3種のソースがあるはず。実際には、卓上に置かれたソースセットを使うようだ。
クイティアオの4種調味料とは中身が異なる。
辛味噌みたいなものと黒醤油を足してみる。
これで肉のおいしさアップだ。
もともとジューシーで柔らかい鶏肉がさらにうまく感じる。
この感じは、カオマンガイの甘辛いナムチム(タレ)よりも好きかも。
鶏肉のうまみを感じるなら、この手のソースのほうが合っていると思う。むしろ、カオマンガイよりいい。
ご飯はカオマンガイと同じで、鶏のダシが染み込んでいる。嫌いじゃないけれど、白ご飯のほうがいいかも。
付け合せには野菜が少々。
スープはこれといって特徴なし。
無料の水はないようだが、スープがあればドリンクは不要かと。近所のコンビニで買った水を持ち込んでも問題ないだろうし。
鶏肉はおいしく完食できた。
量は少なめだ。
これで80バーツは少々お高い。
近所のカオマンガイであれば、並盛がせいぜい50バーツ。
30バーツの差額分の付加価値はないかなあ。
醤油ベースのタレは好きなんだけど、ちょっと高い。
100バーツの鶏肉単品を持ち帰りで購入して、あとは自分で白ご飯を足してやるのがいいかもね。そっちのほうがコスパは高そう。
パタヤでシンガポール発祥のチキンライスならば、Hawker CHANというミシュラン店がある。
関連記事:Hawker CHAN、シンガポール発ミシュラン一つ星の香港油鶏飯(カオマンガイ)がパタヤに登場
ロイヤルガーデン店はすぐになくなり、ターミナル21内で営業していた。今調べてみると、ターミナル21店も閉業したようだ。
まとめ
海南鶏飯をタイスタイルのカオマンガイでしか食べたことがない人は、一度シンガポールチキンライスにトライしてみてもいい。
カオマンガイのナムチムが苦手な人でも、醤油ベースのタレならば安心して食べられるはず。日本人の口には合うんで。
ソイダイアナという立地は便利だ。セカンドロードからでもソイブッカオからでも歩いてすぐ。
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