ソイブッカオ沿い、ソイレンキーとの交差点近くに新しい食堂ができている。
コーヒー屋台も併設してある。
カオマンガイとガパオペットと食べてみた。ついでにコーヒーも。
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ソイブッカオの新しいカオマンガイ食堂兼コーヒー屋台
向かって左手にカオマンガイのディスプレイと調理場、右手にコーヒー屋台。
午後の時間帯は日差しが強烈なので、日よけをおろしている
コロナ禍で店内飲食が禁止されていた頃に、先にコーヒー屋台がオープンしたような覚えがある。
その後、食堂もオープンした。
店頭の写真付きメニュー
これが売りということだろう。
カオマンガイとカオマンガイトートとヤムガイセーブとガパオムーとクイティアオとガパオペット。
40バーツから50バーツと標準的価格帯。
営業開始して数ヶ月経っているはずだが、実際に入店したのはつい最近のこと。
てっきり薄汚れた小さな食堂かと思っていたが、店内は広くて清潔。
いい意味で裏切られた。
メニューは中国語が一番大きな書体だ。
これは麺類とカオトム(雑炊)。
こっちは、炒めものやカオマンガイ。
カオパットは、中国語でそのまま炒飯。わかりやすい。
みんなで料理をシェアするようなレストランではなく、麺類とご飯ものという一人でさくっと食べるのに適した料理が揃っている。
コーヒー屋台のドリンクメニューも渡されたが、別にオーダーしなくても大丈夫。
奥に無料の飲み水あり。
カオマンガイパソム
メニューには掲載されていないが、通常の蒸し鶏を使ったカオマンガイと、フライドチキンを使ったカオマンガイトートをミックスしてオーダー。
いわゆるカオマンガイパソムというやつだ。
たぶん、英語でミックスと言っても通じるはず。
並盛りのカオマンガイとカオマンガイトートは40バーツだが、パソムにすると並盛りで50バーツ。
こんもりと積まれたご飯の上に、蒸し鶏とフライドチキンの鶏肉2種類。
タレも2種類ついてくる。スープも付く。
鶏肉をアップで。
カオマンガイの蒸し鶏は、皮付きの部位でほどよいジューシーさと柔らかさ。
お、この鶏肉はけっこう好きかも。
フライドチキンのほうは、胸肉を使っているもよう。
しっかり厚みもあるが、これまた柔らかい、胸肉のパサパサ感は少なめ。衣の付け方と揚げ加減が上々。
これはフライドチキン単体で食べてもいいかも。ガイトートやフライドチキンというより、チキンカツに近い。
店頭のディスプレイには、フライドチキンが大量に作り置きしてあった。
このフライドチキンが一番人気なのかもしれない。
2種類の鶏肉がどちらもおいしいし、量も多め。
このカオマンガイパソムは満足度が高いと思う。
おすすめ。
ガパオペット
他の料理も試したくなり、再度訪問。
ガパオペットをオーダー。ペット(Duck、鴨ないしあひる)を使ったガパオライスだ。
店頭のディスプレイに鴨肉(模型)が吊るしてあったし、おすすめメニューにも掲載されている。
目玉焼き付きで60バーツ。
うーん、想像していた鴨肉とは見た目が全然違う。
一番おいしいはずの皮が見当たらない。
肉もなんだか硬くて、本当に鴨肉なのかと疑いたくなるレベル。
まあ鴨肉には違いないのだろうけど、冷蔵保管してあった肉を使っているのだと思う。
味付けは王道のガパオで、辛さもほどよく調整してあり、悪くない。
普通に豚ミンチ肉を使ったガパオムーサップにすれば、もっとおいしく食べられるはず。
というわけで、ガパオペットはおすすめしない。やめたほうがいい。
カフェ
ついでに、コーヒー屋台も利用してみた。
コーヒーはホットが30バーツ、アイスが35バーツ。
ティーはホットが20バーツ、アイスが25バーツ。
スムージーが35バーツ。
食事しながら店内で飲むこともできるし、持ち帰りもできる。
アイスカプチーノをオーダー。35バーツ。
甘さ控えめにしてもらった。それでも甘いけれど、許容範囲内。
移動式屋台で売っている20バーツのカフェイエン(インスタントを使ったアイスコーヒー)とはやっぱり別物。
ちゃんとしたコーヒーだ。
ローカル向けコーヒー屋台としては、これで35バーツなら、まずまずのレベル。
コーヒー屋台前に椅子が置いてあるけれど、まったり座って飲むような雰囲気ではない。出来上がりを待つ間に座るだけ。
ソイブッカオを歩いている時に、ふと喉が乾いたら、ここのコーヒーを買ってもいいと思う。
地図
地図
ソイレンキーとの交差点からすぐのところ。
以前は少々怪しいマッサージ屋だった場所だ。
隣はカメラ屋さんで証明写真の撮影可能。
立地的にはすごく便利。
営業時間は不明。
あまり遅い時間帯は営業していない。
なお、この界隈で他にカオマンガイが食べられる店はさほど多くない。
ソイレンキー入り口にあるカオマンガイ屋
ブッカオ名無し食堂
ソイニュープラザのカオマンガイ屋
ソイブッカオ南端のカオマンガイ屋
この4店舗くらい。
いずれも現在営業を続けている。
個人的には、ソイニュープラザのカオマンガイ屋が一番好き。特にカオマンガイトートがうまい。
今回の新しいカオマンガイ屋のフライドチキンもいいけれど、ソイニュープラザ店はその場で毎回揚げてくれるし、衣の付け方も独特。店主のおばさんの笑顔と愛想も素敵。
いずれタイが開国したら、カオマンガイとカオマンガイトート好きは、ソイブッカオ界隈で食べ比べしてみてほしい。
その頃までにすべての店舗が生き残ってくれればいいけれど。
今回紹介したカオマンガイ屋は、店舗としての規模が大きいだけに維持費がかかるのは必至。売上が延びなければさほど長くは持たないんじゃないかと悲観的な予想している。
2回入店したが、どちらも客は店内飲食する客はゼロだった。
ただ、近所の市民病院で働く人なんかがちょこちょこ買いに来ていた。
まとめ
カオマンガイとカオマンガイトートは問題なくおいしい。
何がなんでもリピートしたいほどではないが、ソイブッカオ界隈でさくっと食事を取ろうかという時には真っ先に候補に入ってくるレベル。
少なくとも名無し食堂でカオマンガイを食べるなら、間違いなくこっちに入ると思う。
ガパオペットはまったくおすすめできないが、カオマンガイパソムはおすすめします。
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