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タイ入国情報

東南アジア6カ国共通ビザをタイが推進

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タイのセター首相がかかげる観光促進政策の一つとして、タイを含む東南アジア6カ国で単一ビザのシステムを作ろうという話が出ている。
タイを中心とした東南アジア周遊旅行をする際にネックとなるのがビザの問題だ。
6カ国単一ビザが本当に実現すれば、国境の出入りが飛躍的に簡単になる。

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東南アジア6カ国ビザ

タイのセター首相は、タイの地位を航空と物流のハブとすることを公約にしている。
近隣6カ国でシェンゲンタイプのビザについて話し合っているとのことだ。
6カ国とは、タイ、カンボジア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、ベトナム。
単一ビザの発行により、旅行者はシームレスに移動できるようになる。
ほとんどの指導者はこの単一ビザの概念に前向きな反応を示しているという。

この6カ国の2023年の観光客は合計約7,000万人。
うち半数以上がタイとマレーシアで、観光収入は約480億ドルに上った。
タイの観光産業は総雇用の20%、経済の12%を占める。
単一ビザが実現すれば、旅行者一人当たりの収入が増えるとの狙いだ。

タイホテル協会の元会長の話では、単一共通ビザの有効期限は従来の30日間から90日間に延長する必要があるという。

タイは2027年までに8,000万人の外国人観光客の誘致を目標としている。
タイと中国は相互ビザ免除協定を結んだばかり。
また、インド、台湾、カザフスタンからの旅行者への一時的なビザ免除措置を実施している。
ロシアからの旅行者はノービザでの滞在日数を90日に拡大している。

参照:https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2772391/thailand-leads-push-for-6-nation-visa-to-lure-moneyed-tourists

シェンゲン協定とは

今回の東南アジア6カ国単一ビザ構想は、シェンゲン協定を想定している。

シェンゲン協定はヨーロッパ29カ国が加盟。
加盟国内では国境制限がなく、国境を超える際にパスポートチェックが実施されない。

日本人はシェンゲンビザ免除対象なので、ビザも不要だ。
シェンゲン圏内に最初に入国する際にパスポートチェックを受けて、その後はシェンゲン加盟国内を移動するかぎり、国境での検査はまったくない。
ヨーロッパを電車やバスで周遊していると、国境検問所がないため、知らないうちに隣の国に入っていて、ちょっとびっくりするほど。快適な国境越えだ。
シェンゲン協定国同士であれば、国際線フライトであっても、出入国審査はない。国際線だけど国内線扱いとなる。
シェンゲン協定国からシェンゲン協定外へ出る場合は、出国審査がある。
日本人がシェンゲン協定国にノービザで滞在できる期間は、過去180日中90日まで。一度の滞在では連続で最大90日間ということだ。

タイ人はシェンゲン協定国に入るにはビザが必要。
最初に訪れる予定もしくはメインに滞在する国の大使館であらかじめビザを取得しておかないと、シェンゲン協定国に入ることができない。
一度シェンゲン協定国に入ってしまえば、あとはシェンゲン圏内を自由に移動できる。いちおうビザ申請の際に決まった旅程表を提出する必要があるようだが。

東南アジア版シェンゲン協定

セター首相の提案する東南アジア版シェンゲン協定は、はたして本当に実現するのだろうか。

詳細な中身はまったく決まっていないけれど、ビザ免除という形ではなくて、シェンゲンビザのように事前にビザを取得しておけば、6カ国共同で観光ビザとして利用できるようにするというものだと思われる。
ヨーロッパのシェンゲン協定と同じく、国境検問所がなくなるわけではないだろう。そんなことは到底想像もできない。
ただ、共通の観光ビザがあれば、タイ、ラオス、マレーシア、カンボジア、ミャンマー、ベトナムの6カ国を自由に行き来できるようになる。

現在、日本人は、タイとラオスとマレーシアとベトナムはビザ免除措置が受けられる。滞在日数はかぎられるが、事前のビザ取得は不要だ。タイならノービアでの滞在期限は30日間、ベトナムは延長になり45日間、ラオスは15日間だ。
カンボジアとミャンマーはビザ取得が必要。

もしも本当に共通ビザができて、滞在日数が90日間だとすれば、タイからカンボジアへ行ったり、ベトナムからラオスに入って、またタイに戻ったりといろんなルートで長期間旅行を楽しむことできる。
欧米からの旅行者はこういった旅行を好む人が多い。
たしかに実現すれば、旅行者が増えて、観光収益も増えるだろう。

まだ何も決まっていない。
セター首相が提案して、他の国と話し合っているという段階だ。
ただ、実際に実現するのはかなり難しいだろうと思う。

ヨーロッパのシェンゲン協定国とは違い、東南アジア6カ国ではあまりにも入国条件が違いすぎる。
タイとマレーシアあたりだと相互に有効なビザができてもおかいしくないけれど、カンボジアとミャンマーが同じになるとは到底考えられない。

まあでも旅行者としては、本当に実現してほしいところだ。
ヨーロッパのシェンゲン協定エリア内の旅行の快適さが、東南アジアでも味わえるようになれば言うことなし。

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