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タイ入国情報

ソンクラーン期間中のタイ出入国と国内移動の注意点

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2024年のタイのソンクラーン休日は、4月12日から16日まで5連休となる。
今年はソンクラーンがユネスコの無形文化遺産に登録されたことで、4月1日から21日までタイ各地でソンクラーン関連のイベントが実施される。
メインとなるのは4月13日から15日の3日間だ。
タイ人にとっては旧正月の大型連休となり、帰省や旅行に出かける人が多い。ソンクラーンの水かけを目的としてタイへ遊びに来る外国人もいる。
タイの空港、電車、バス、道路は大混雑する。高速道路無料やMRT無料といった施策も取られる。

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タイの空港の利用者数

タイの主要6空港を管理するのがタイ空港公社(AOT)だ。
スワンナプーム空港、ドンムアン空港、チェンマイ空港、プーケット空港、ハジャイ空港、チェンライ空港の6つ。

AOTによれば、4月11日から17日の7日間に、6空港の利用者は約261万人に上るとの予想だ。これは前年同期比で28.5%増となる。
外国人が165万人、タイ人が96万人。

6空港でのフライト数は、15,113便。前年同期比で16.71%増。
国際線が8,682便、国内線が6,431便。

昨年よりも大幅な利用者増加が確実な状況だ。

スワンナプーム空港

4月1日から20日まで、Amazing Songran A world Heritage Exprienceとして、スワンナプーム空港内でソンクラーンフェスティバルを開催。


(AOTより)

記念撮影できる展示物や、仏像に水をかけるエリアも設置している。
メインターミナルだけでなく、新しくオープンしたサテライトターミナルでも開催する。

4月12日から16日までの間、駐車場ゾーンDの利用料が無料になる。
駐車場からターミナルビルまでは無料のシャトルバスを運行。24時間、15分間隔。

国際線フライト出発予定時刻の3時間前、国内線は2時間前には空港に到着しておくよう推奨。

タイ航空でもソンクラーン期間中の混雑についてお知らせしている。
チェックインカウンターに並ぶ時間を無駄にしないよう、事前のセルフチェックインをお願いしている。

方法は3つ。
1.タイ航空のWEBサイトで実施するインターネットチェックイン。24時間前から可能。
2.タイ航空のアプリで実施するモバイルチェックイン。24時間前から可能。
3.空港に設置されたKIOSKでセルフチェックイン。12時間前から可能。

預け荷物がある場合は、セルフバッグドロップが利用可能。

関連記事:スワンナプーム空港のセルフチェックインとセルフバッグドロップ

タイ航空からも、国際線は出発予定時刻の3時間前、国内線は2時間前には空港に到着しておくよう推奨。

セルフチェックインとセルフバッグドロップを利用すれば、チェックイン関連の手続き時間はほとんどからないはずだ。
ただ、保安検査場とイミグレーションが長蛇の列になっている可能性は高い。
やはり時間には余裕をもって空港へ行くようにしよう。

ドンムアン空港

ドンムアン空港では、4月11日から17日までのソンクラーン期間中、1日あたり89,362人の利用者が予想されている。
国際線が256,308人、国内線が369,222人、合計625,530人。
昨年より14.81%増加
国内線フライトは1,685便、国内線は2,432便。

ドンムアン空港はLCC専用といえる状況で、むしろ国内線のほうが利用者が多い。
ドンムアン空港でも、フライト出発予定時刻の3時間前には空港に到着しておくよう推奨されている。
国際線に関しては、実際にはそこまで時間はかかることはないはずだが、中国路線が増えているため、時間帯によっては混雑しそうだ。

ドンムアン空港の駐車場も無料利用可能だ。
4月11日から17日まで、250台収容可能な5階建ての駐車ビルを無料で開放。
駐車ビルと旅客ターミナルビルは15分ごとに無料シャトルバスで結ぶ。

タイ国内移動

ソンクラーン期間中は、大規模な人の移動があるため、飛行機だけでなく、鉄道やバスも大混雑する。
各航空会社、バス会社、タイ国鉄では、ソンクラーン期間中には増便で対応。
バンコク市内のバスは、ドンムアン空港やスワンナプーム空港発着のエアポートバスも含めて台数を増やすとのこと。
4月13日は60歳以上の人はバス運賃が無料となる。

バンコクのMRTは、全4路線で60歳以上運賃無料という施策を取る。4月13日から15日まで。
60歳以上であればブルーラインも含めて全路線が無料となる。高齢者の人は切符売り場で身分証明書を提示すれば無料乗車券がもらえる。
MRTの駅に入るには手荷物検査あり。水を入れたバケツ・水鉄砲などの持ち込みは禁止となる。

長距離バスや鉄道長距離路線は売り切れとなることも多いはず。
特にチェンマイ行き夜行列車など人気路線には注意。

一部の高速道路は、4月111日から17日まで無料で開放される。

M7 バンコク-チョンブリ-パタヤ-マプタプット
M9 バンコク環状道路

バンコクならびスワンナプーム空港とパタヤを結ぶ高速道路は無料ということになる。

特にソンクラーンの水かけや祭りが目的でないかぎり、この時期にタイ国内旅行するのは避けたほうが無難だ。
とりわけ4月13日から15日はタイ全土で水かけが行われるため、水に濡れずに出歩くことが困難。
ちょっと動くたびにずぶ濡れだ。

4月16日以降は、基本的に水かけは実施されない。例外があって、それがチョンブリ地方のワンライと呼ばれる祭だ。むしろ、4月16日以降に水かけの本番を迎える。
ナックルアでは4月18日、パタヤでは4月19日がワンライだ。

水かけをひたすら求める人は、4月15日まではバンコクやチェンマイで水かけをして、16日以降にパタヤ方面へ移動すれば、4月19日まで水かけを楽しむことができる。
16日はまだ各地が混み合うだろうが、17日からは移動しやすくなるはずだ。
18日と19日はパタヤ中が大渋滞して、車ではほぼ身動きが取れなくなる。
17日にはパタヤに到着しておくことを推奨。

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