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タイ入国情報

プーケットサンドボックス7月1日開始を内閣が承認。中止条件も発表。

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プーケットサンドボックス開始まであと8日に迫った。
計画は、内閣の承認を得る段階にまで到達。

関連記事:プーケット規制緩和で店内飲酒が可能に。プーケットサンドボックスは本日内閣で承認か。

予定どおり、昨日6月22日の閣議でプーケットサンドボックス7月1日開始が承認された。あわせて7月15日のサムイ島開放も承認。
サンドボックス中止の条件もCCSAより発表された。

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プーケットサンドボックスとサムイ島開放を内閣が承認

6月22日の閣議で承認されたのは、7月1日サンドボックスモデルによるプーケット開放と、7月15日スラタニー(サムイ島・パンガン島・タオ島)の開放だ。

昼過ぎに開催されたCCSAブリーフィングでは、サンドボックス計画は予定通りに実行すると確認。閣議は午後に開催のようで、この時点では、内閣で承認したとは明言はしなかった。詳細は翌日に発表するとのことだった。

閣議終了後に政府スポークスマンがプーケットサンドボックスの開始を認めた。
正式には官報に掲載されて最終決定となる。

サンドボックスの基本的ガイドライン

サンドボックスの詳細については6月23日にCCSAが発表するとのことで、まだすべての中身が明らかになったわけではない。
が、基本的なルールはほぼ決まっている。

プーケットとサムイ島では滞在中のルールが異なる。
入国に必要な手続きは同じだ。

プーケット入県時の措置(海外から国内から併記)

到着前
対象は、外国人旅行者、タイ国民、外国人移住者。
保健省が定める感染国リストのうち低リスクあるいは中リスク国からの旅行にかぎる。リストは15日ごとに更新される。
最低21日前には低中リスク国に滞在している必要がある。
出発14日以前に、完全なワクチン接種を受けていること。タイ保健省が登録しているか、WHOが承認しているワクチンにかぎる。
もしも過去に感染したことがある者であっても、14日前までにワクチン接種が必要。
出発72時間以内に発行された陰性証明書が必要。
最低10万ドルを補償するコロナ対応の医療保険に加入する必要がある。
COE(入国許可証)の申請が必要。

到着時
PCR検査を含むスクリーニングチェックを受ける。
英語版のMor Chana アプリケーションをダウンロードしてインストールする。
指定車両で、事前予約したホテルへ直接移動し、そこで検査結果を待つ。結果が出るまでは部屋から外出は不可。

プーケット:SHA+認定ホテルにチェックイン
サムイ島:ALQ(地方代替隔離)ホテルにチェックイン

陰性確認後
プーケット:プーケット内のどこでも自由に移動可能
サムイ島:宿泊ホテルの施設やサービスのみ利用可能

滞在中
プーケット:
最低滞在日数は設定されていない。プーケットから直接離れて他国へ移動する必要がある。
タイの他県へ移動して旅行を続けるならば、プーケットに最低14泊しなければならない。

サムイ島:
1-3泊目:宿泊ホテル内の施設やサービスを利用するために部屋を出ることができる。
4-7泊目:サムイ島の特定ルートの旅行可能
8-14拍目:サムイ島、パンガン島、タオ島の間を移動可能

滞在中には2回のPCR検査を受ける必要がある。
それぞれ、6-7日目、12-13日目。
(注:PCR検査代は旅行者自己負担)

国内旅行
プーケットあるいはサムイ島・パンガン島・タオ島から、他のタイ国内の目的地へ旅行する場合は、それぞれの県のよって定められたガイドラインと規制措置に従い、保健省によって発行された14泊滞在完了証明書や陰性証明書など必要書類を提示する必要がある。

サンドボックス中止条件と段階的措置

CCSAでは、サンドボックス計画が中止となる条件を設定した。
いきなりすべてを中止にするのではなく、バックアッププランを事前に用意しておく。

プーケットサンドボックス中止条件

・県内での新規感染者が週あたり90人以上
・感染が3つ地区、および6つに副地区に拡がる場合
・クラスターが3つ以上発生し、それぞれ関連していない感染が拡大した場合
・入院患者の数が増え、県の病院の病床利用率が80%を越えた場合
・新しい変異株が広がり、制御できなくなった場合

これらの条件のいずれかに到達した場合、サンドボックスを即座に中止するのではなく、感染状況の悪化に伴い段階的に対策を強化していくとしちえる。

1.活動の数を減らす
2.「シールドルート」戦略を取る。封印されたルール上の特定の施設のみ訪問可能とする。
3.「ホテル検疫」を実施する。ホテル内のみ滞在可能とする。
4.サンドボックス計画は終了する

サムイ・パンガン・タオ島では、感染が拡大し、サムイ島の病院のキャパシティを越えた場合は計画中止とする。

以上がCCSAの発表。

サンドボックス開始後にプーケット県内で感染者が増えていくようであれば、サンドボックスで入国してきた旅行者の行動を段階的に制限する形をとる。
1の活動制限の中身は不明だが、行動の自由度が狭まるということだろう。
2のシールドルートはサムイ島では元から実施されるもの。特定のルート、特定の施設のみ、観光業者のツアーに参加して訪問可となる。
3のホテル検疫となれば、もはや通常のASQとほとんど変わらない。ホテル内の施設が利用できるかどうかという程度だろう。
4で終了。通常の14日間強制隔離となる。

まとめ

ついにサンドボックス計画は内閣の承認を得た。長い道のりだった。
官報に掲載されて最終決定となるが、もう決定したも同然。
サンドボックスのルールの詳細については、本日発表するとのことだ。
細かい部分での変更があるかもしれないが、おおむね上掲内容となるはずだ。
決まり次第、続報をアップする。

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