2023年7月のアンヘレス旅行シリーズ。
早くも滞在3日目となった。
前回:典型的なアンヘレスの過ごし方:昼はSMクラーク、ジョリビー、夜はバーホッピング
本日のミッションは、プリメタ地区の捜索だ。
アンヘレスで一番好きなエリアがプリメタ。
現状はどうなったのか。
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フレンドシップ行きジプニー
プリメタ方面へ行くには、フレンドシップ行きジプニーに乗ると便利。
ジプニーターミナルが始発で満員になったら出発するが、ほとんど待つ必要はなく、ひっきりなしに出ている。
現在の運賃は12ペソ。約30円。
ジプニーはパタヤのソンテウのようなものだ。パタヤのソンテウが10バーツ(約40円)なので、ジプニーのほうが安い。
でも乗り心地や開放感はソンテウのほうが断然上だ。ジプニーは狭いし、天井も低い。
窓の外の景色はほとんど見えない。
ぎちぎちに詰めて座るため、車内スリにも要注意だ。
フレンドシップの少し手前で下車する。
降りる際には、ソンテウのようなブザーはないため、口頭で告げると天井を叩くと止まってくれる。
韓国バー群は壊滅状態のまま
まずは、韓国系のバー群から。
昨年のアンヘレス訪問時で一番ショックだったのが、このエリアのバーの壊滅だった。
文字通りに建物ごと壊滅していた。
さて、あれから1年経ってどうなったのか。
何も変わっていない。
建物は壊滅状態のまま放置されている。
かつてはバーだった建物が壊され、廃墟となった。
ゴミと雑草が増え、ますます廃墟感が増している。
ひどいな、これは。
プリメタ散歩
廃墟をあとにして、そのままウォーキングストリート方面へ歩く。
道路沿いに巨大なゴリラ像。
このあたりを歩いている人はほぼいない。
たまにファランが歩いているだけ。
初めて見るホテルがあった。LEA ROBERT HOTEL。
こんなの前からあったかなあ。たぶん新築ではなく、別のホテルをリノベーションして新規オープンしたのだと思う。
アゴダ⇒Lea Robert Hotel Angeles Pampanga
どんどん進むと、ファラン向けの店舗がぽつぽつと出てくる。
酒屋、スーパーなどなど。
パイベーカリーもある。
ファラン飯屋が多いのもプリメタの特徴だ。
ウォーキングストリート近辺は韓国料理屋だらけだけど。
プリメタのバーエリア
プリメタのバーエリアに到着。
アンヘレスでは、プリメタのバーエリアが一番好きだった。
パタヤに置き換えると、ウォーキングストリートには見向きせずにLKメトロやツリータウン近辺のバービアでまったり飲むのに似ている。
パンデミック後のパタヤでは、真っ先にツリータウン界隈が大復活した。
が、アンヘレスでは、プリメタ地区は復活できていない。
今も多くのバーがクローズのまま。
PLATINUMとか何度となく通ったのになあ。
寂しい。
次のバー密集地へ。
Garfieldの角を曲がる。
通称「三軒茶屋」は健在だ。
まあ二軒しかないけれど、それはそれ。
近づくと、それはそれはフレンドリーかつ強引な勧誘を受ける。
ここは日本人御用達。
ウォーキングストリートの昼間バーはおもしろくないけれど、ここでは昼間っから、パタヤでいうところのソイ6的な遊びができる。
是非とも生き残って欲しいな、三軒茶屋には。
バーエリアに戻る。
いくつか新しい店名のバーがオープンしていた。
徐々に復活してきたようだ。
そして、プリメタ地区でも規模の大きなバー密集地へ。
このエリアがアンヘレスでは一番お気に入りだ。
すぐ隣にあるフェニックスホテルに沈没して、ホテルから徒歩10秒でバーホッピングができた。
そのフェニックスは潰れてしまい、バーの多くもクローズした。
最も足繁く通ったdet5もなくなった。
が、現在は、新しい店になり続々と再開している。
THUNDERBIRDS
XXX BAR
トリプルエックスって、バンコクのパッポンとパタヤのウォーキングストリートにもあったような。エレクトリックブルー系列で。
アンヘレスのXXXも関係あるのかね。
CANDYは、昔から営業している。
このあたりも昼間から遊べる。
韓国人はそれほど多くなく、メイン客はファランだ。
CANDYは、ビール80ペソ、BF2300ペソ。
ウォーキングストリートの半値で遊べる。
プリメタエリアのファラン向けバーは、パンデミック前の半分ほどの営業再開率だろうか。
でも2022年8月頃よりは復活が進んでいるように感じた。
フェニックスホテル復活?
バー群のすぐ隣にある旧フェニックスホテル跡地へ。
昨年8月訪問時には、ホテルはとっくに廃業となり、何かのオフィスになっていた。
そして、今回。
何やら工事をしている。
オフィスの看板もなくなった。
門が開いていて、中がのぞける。
中庭にあった小さなスイミングプールは今も残っている。
外壁には求人ポスター。
有名レストランのマルガリータステーションとテキーラリーフのものだ。
ということは、旧フェニックスホテルも同じグループになるのだろうか。
隣の建物との境目には、GREY HOTELと書かれた新しい看板が上がっている。
関連は不明。
フェニックスホテルそのものが復活することはないにしても、なんらかのホテルになりそうだ。
隣のバー群も復活してきたし、この調子でホテルも再開してほしい。
そうなればアンヘレス・プリメタ沈没生活もまた見えてくる。
パズルカフェは名称変更
プリメタめぐりの最後は、いつものパズルカフェへ。
プリメタの食事といえば、パズルカフェでブレックファーストを取るのが定番。
昨年8月時点で営業は確認していたが、今回気づいたのは店名が変更になったこと。
JO'S CAFEという看板に変わった。
Puzzle's Cafeという名称も残っているが。
店内の様子は変わっていないが、メニューのロゴは変わった。
メニュー内容は変わっていない。
アメリカンブレックファーストのパズルカフェスペシャルは105ペソ。
卵の調理方法を聞かれるので、スクランブルエッグにしてもうらう。
コーヒは別途オーダーが必要で75ペソ。おかわり自由だ。
いつものパズルカフェスペシャルが運ばれてきた。
トースト2枚分、バターとジャム、ポテト、スクランブルエッグのプレートだ。
これがおいしいんだ。
ポテトとトーストの組み合わせが大好き。
合計180ペソ。約450円。
バーツになおすと110バーツくらい。パタヤの同価格帯のブレックファーストよりは内容は乏しいけれど、アンヘレスでは安いほうだ。
食後は表のテラス席に移動して、コーヒーとタバコでのんびりと。
まったりとしたプリメタの昼下がりである。
プリメタでのプチ沈没生活をまたやりたくなってきた。
フェニックスホテルが何らかの形で復活し、バーももっと再開してくれたら、プリメタで沈没できる。
ウォーキングストリートには見向きもせず、プリメタで過ごす。
悪くない生活だと思う。
まあ、パタヤのLKメトロやソイブッカオ界隈と比較すると、バーやレストランやホテルの数が圧倒的に少ないんで、一週間も滞在すると飽きてしまうけどね、プリメタは。
まとめ
プリメタの韓国バーは完全壊滅のまま。
ファラン向けのバーは復活途上にある。
ホテルとレストランもまだまだこれから。
韓国バーは正直どうでもいいんで、ファラン向けのバーとレストランとホテルのさらなる復活に期待したい。
次回の訪問はたぶん来年になりそう。どうなっているか楽しみにしておこう。
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