バンコク・スワンナプーム空港1階にあるフードコートは、空港内の飲食店としては使い勝手がいい。価格も安い。
パタヤ行きバスチケット売り場のすぐ隣にあるため、パタヤ行きバスを待つ時間に利用する人も多いだろう。
このところ連続してフードコートを利用してきたので、最新の状況をレポート。
簡単にいえば、中国人だらけです。でもついつい利用してしまう。
広告
スワンナプーム空港のMAGIC FOOD POINT
スワンナプーム空港1階の8番出口付近にあるのが、MAGIC food pointだ。
AIRPORT STREET FOODとなっている。中国語併記で、美食街。
看板はいつの間にか新しくなった。
パンデミック前と比較すると、店内の作りも一部変わっている。
座席が増えたように思う。
入って左手にカード販売カウンター。
以前はクーポンだったが、少し前にキャシュカード方式に変更となった。
希望金額を伝えると、その金額分チャージされたカードを渡される。
フードやドリンク購入時にはそのカードで精算する。
余ったチャージ分は、カウンターで黙ってカードだけ渡せば、返金してもらえる。
カードの有効期限は当日のみ。
23時30分までに返還することとなっている。
(別の案内には23時45分までと書いてあるが)
午後2時頃の入店。
店内はほぼ満席状態でごった返している。
タイ人よりも中国人のほうが多い印象だ。
パンデミック中はがらがらでタイ人旅行者と空港職員ばかりだったが、ここ最近で一気に中国人観光客だらけになった。
グループ旅行者多いせいもあって、まあさわがしいこと。
座る場所を探すのも一苦労だ。
マッサマンカレー
人混みをかき分けて、マッサマンカレーをオーダー。
60バーツ、約240円。
見た目はいまいちだけど、味は良好。
もうちょっとカレーの量は増やしてほしい。
でもまあスワンナプーム空港でマッサマンカレーが60バーツならば安い。
カオムーヤーン
別日の午後8時半頃に入店。
やはり中国人だらけ。
カオマンガイを売っているブースで並ぶも、隣の中国人グループに先を越された。微妙に横入りされた形だが、店員が先に声をかけたのが中国人グループだったので我慢。もっと我先にと主張しなくては。
オーダーはカオマンガイではなくて、カオムーヤーンにする。
グリルした豚肉がのっているご飯だ。80バーツ、約320円。
タレ(ナムチム)は店先に置いてあるので自分で用意する。スープも自分で取る。
このカオムーヤーンはおいしい。
特にタレがいい。
豚肉にたっぷりと辛いタレをかけて食べるとご飯がすすむ。
食欲がない暑い時期でもがつがつ食べられる。
スワンナプーム空港ではイチオシメニュー。
ちなみにカオマンガイは60バーツ。
やはり空港内にしては安いほう。
なお、ドリンク類は一番奥の右側のスペースで売っている。
水が10バーツ。
コーヒーは、アイスカプチーノが55バーツ。たまに飲むけれど、味はまずまず。
コンビニと喫煙所
節約派は、フードコートを出て左に進んだところにある系列のコンビニへ。
ここでは同じ水が7バーツで売られている。
缶コーヒーは19バーツ。
市内のコンビニでは17バーツなので、ちょっと高い。でも空港価格としては許容範囲内。
なお、このコンビニをさらに進んだところに喫煙所がある。
個人的な行動パターンは、フードコートで食事を取り、コンビニで缶コーヒーを購入して、喫煙所で一服するという流れ。
パタヤ行きバスを待つには最適かと。
ビッグマックセット2,000円超えの時代に
スワンナプーム空港3階にあるマクドナルドの価格を見てみよう。
ビッグマック単品が174バーツ、ダブルチーズバーガー単品が162バーツだ。
ビッグマックナゲットプラスセットだと573バーツで、脅威の2000円越え。
日本にはないボリューミーなセットとはいえ、2300円はえぐい。空港価格、おそるべし。
そんなスワンナプーム空港で安く気軽に食事するなら、実質的にマジックフードポイント一択となっている。
パンデミック前も中国人が多かったが、今ではすっかり中国観光客が戻ってきた。
10年くらい前までは職員用食堂みたいな雰囲気もあり、利用者の大半はタイ人だった。が、どんどんと中国観光客が増えていき、パンデミック明けの現在はもはや中国人向け食堂に。
人混みをかきわけ、オーダー待ちの列に割り込まれないように気張る必要はあるけれど、この安さと手軽さは魅力的だ。
これからも利用していくつもりだ。どれだけボリュームがあっても、ビッグマックセットに2300円は出せないよなあ。
広告