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マイレージプラスJCBゴールドカードの年会費値上げへ、ボーナスマイルもらえるけど…

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MileagePlus JCBカードが値上げされることになった。
値上げ対象となるのはゴールドカードのみだ。
2024年4月の年会費振替分より値上げされるが、コミットメントボーナスマイルのプレゼントも実施される。
代替案も考えてみたい。

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マイレージプラスJCBゴールド値上げとボーナスマイル

ショッピング利用するごとにユナイテッド航空のマイレージプラスのマイルが貯まるのがMileagePlus JCBカードだ。

カードの種類は3種類あり、ゴールドカードならばショッピング100円ごとに1.5マイルが付与される。

個人的にはこのゴールドカードを10年ほど愛用している。
マイレージをためて、何度も特典航空券でタイへ行ったものだ。

が、2024年より年会費が値上げされることが発表された。

詳細⇒https://www.jcb.co.jp/ordercard/pop/mileageplus2.html

ゴールドカード(本会員)
改訂前16,500円
改定後21,450円

新規入会の場合は、2024年2月16日以降のカード発行分に適用。
既に入会済みの場合は、2024年4月10日以降の年会費支払い分より適用。

4,950円の値上げとなる。

年会費値上げに伴い、コミットメントボーナスマイルが開始される。
ゴールドカードを5年以上継続保有していると、改定後の年会費の支払い時に毎年4,500マイルがプレゼントされるというものだ。

すでに10年ほどゴールドカード会員を継続しているので、2024年4月以降の年会費支払い時に4,500マイルがもらえることになる。
ただし年会費は値上げされた21,450円を支払う必要がある。
高くなったからとカードを退会すると、当然ボーナスマイルはもらえない。

うーん、正直悩ましい。
4,500マイルがもらえるのは単純に嬉しいが、それにしてもクレジットカードの年会費に2万円以上支払うのは心理的な抵抗が大きい。

いや、少し冷静に考えてみよう。

1マイルは何円の価値?

この計算方法はマイレージの用途によって様々だが、ここでは、MileagePlusのマイルを使って、日本からバンコクへ行く特典航空券を基準に考える。

予約日が出発の21日以上前の場合、日本からバンコクへのフライトに必要なマイレージは22,000マイル。往復で44,000マイル。
出発前20日以内であれば、片道24,000マイルで、往復48,000マイル。
スターアライアンスのANAやタイ航空なら直行便でタイへ行ける。MileagePlusの特典航空券は、燃油サーチャージがかからないのが大きな利点だ。

さて、東京発バンコク行きのタイ航空のエコノミークラスを普通に購入すると、総額9万円ほどだ。これはセール対象のSUPER SAVE運賃なので、通常だと往復10万円近くする。

9万円のフライトが44,000マイルで購入できると考えると、1マイル=2.04円となる。
実際にはマイレージ特典航空券の発券には、燃油サーチャージは不要でも空港使用料などは別途支払いが必要。

ここでは、ざっくり、1マイル=2円としておく。

コミットメントボーナスマイルが4,500マイルということは、9,000円の価値があるという計算が成り立つ。
ゴールドカード年会費の値上げ幅が、4,950円。
単純計算では、年会費が値上げされても、マイレージをもらったほうが得ということになる。
ショッピング利用で4,500マイルを獲得するには、30万円分の買い物をしないといけない。4,500マイルはけっこう大きい。

とはいえ、カード年会費だけで2万円超えというのは、やっぱりひっかかるよなあ。
代替案を考えよう。

MileagePlusセゾン+楽天プレミアムカードの合わせ技

ユナイテッド航空のマイレージを貯めることを前提とする。

JCB以外でMileagePlusと提携しているクレジットカードにセゾンがある。
MileagePlusセゾンだ。

カードは3種類。


(セゾンカードホームページより)

ゴールドカードの年会費は22,000円。
値上げ後のJCBゴールドカードとほぼ同じだ。
内容もJCBゴールドとほぼ同じ。1,000円のショッピング利用で15マイルが付く。還元率は1.5%。
海外旅行保険は利用付帯だ。
値上げ後のJCBゴールドカードとほぼ同じ内容となるが、ボーナスマイルはもらえない。
これだったら、セゾンよりJCBのほうがいい。

MileagePlusセゾンカードは、年会費1,650円と安い。
1,000円で5マイルなので、還元率は0.5%と低い。

実はこのMileagePlusセゾンカードも保有している。ブランドはVISAだ。
JCBで決済できない場合の予備として利用している。
還元率は低いのでマイレージはあまり貯まらないが、予備のカードとしては年会費1,650円は許容範囲だ。

ただし、オプションで、5,500円のマイルアップメンバーズに加入すれば、還元率は1.5%に上げることができる。100円のショッピングで1.5マイルが付与される。
カード年会費1,650円に、マイルアップメンバーズ5,500円を加えると、年会費は合計7,150円。
これでショッピングでのマイレージ獲得は、JCBゴールドと同じ還元率となる。
ただ、ゴールドカードではないので、海外旅行保険の補償額は低いし、空港のカードラウンジは利用できない。
サービス面ではゴールドカードに劣る。
単純にクレカショッピングでマイレージを貯めるだけなら、このMileagePlusセゾンカードのマイルアップメンバーズ利用が無難だろう。

空港でのラウンジ利用や海外旅行保険などのサービス面を強化するためには、楽天プレミアムカードに加入するといいかもしれない。

年会費11,000円。
名称はプレミアムカードだが、JCBやセゾンでいうところのゴールドと同レベルのもの。
海外旅行保険は自動付帯だが、携行品損害補償額を増やすにはカード利用が条件となっている。
国内の空港のカードラウンジが使用可能。
また、プライオリティパスが無料で申し込みできる。プライオリティパスは1,300ヶ所以上の海外空港ラウンジが利用可能だ。

プライオリティパスがあれば、バンコクのスワンナプーム空港でこのようなラウンジが無料で使える。

航空会社のラウンジではないので、LCC利用時でも出発までの待ち時間にラウンジで時間を過ごすことが可能。ラウンジによっては、シャワーもある。

JCBゴールドカードもセゾンゴールドカードも海外の空港ラウンジは使えない。楽天プレミアムカードのプライオリティパスなら使える。

価格比較

MileagePlusセゾンカード+マイルアップメンバーズで7,150円。
楽天プレミアムカード年会費+無料のプライオリティパスで11,000円。
7,150円+11,000円=18,150円

JCBゴールド年会費が21,450円。
5年継続で毎年4,500マイルもらえる

年会費で言えば、セゾンと楽天の組み合わせのほうが安くなる。さらには、プライオリティパスもついくる。
ただし、JCBゴールドだと4,500マイルがもらえる。

うーん。まだ悩ましいなあ。
いっそのこと、ユナイテッド航空のMileagePlusはやめて、ANAに切り替えるのもいいかもしれない。
楽天プレミアムカードでは、マイレージが直接貯まるわけではない。ショッピングなどで楽天ポイントが貯まるだけ。でもその楽天ポイントはANAやJALのマイレージに移行可能だ。マイレージへの還元率は0.5%。

いや、もうマイレージを貯めること自体をすっぱりやめるのもアリだ。
フライトはLCCのみ。
マイレージでの特典航空券はあきらめる。
クレジットカードは年会費無料のものだけ使う。年会費無料のクレジットカードでも利用付帯の海外旅行保険が付いてくる。
国内外の空港ラウンジもあきらめる。
実にすっきりする。

でもなあ、マイレージ特典航空券とゴールドカードの海外旅行保険とサービス充実ぶりと空港ラウンジは一度味わうと後戻りできない魅力がある。

マイレージプラスJCBゴールドカードの値上げは来年から。
まだ時間があるので、もうしばらくは思案していこう。

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