円安と物価高により海外航空券が高くなっている。
日本からタイへの航空券も直行便ではかなりの高額となってきた。LCCでも片道3万円くらいすることもざらだ。
3月のタイ行き航空券の価格を調査していると、おもしろい航空券を見つけた。
エアアジアのプーケット行きが、なんと片道1万円だ。
日本からタイまで片道1万円は破格値である。
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エアアジアの日本発プーケット行き
2025年3月の関空発バンコク行きの航空券を調べていると、最安値はエアアジアの乗継便だった。
それも2回乗り継ぎで、合計15時間45分かかる。
関空からクアラルンプール、クアラルンプールからプーケット、そしてプーケットからバンコク・ドンムアンだ。
これで16,768円。
安いといえば安いがなんとも面倒なルート。
バンコク到着が深夜0時30半なのもしんどい。
いや、待てよ、バンコクまで行かずににプーケット止まりにすればどうなるのだろうか?
関空発プーケット行きをスカイスキャナーで検索してみる。
すると、出ました。
片道10,065円
これは安い。
エアアジアのホームページでちゃんとチェックしてみると、片道総額11,190円となった。
クアラルンプールで乗り継ぎ時間が2時間20分。
プーケット着が夜8時10分だ。
時間もそこまで悪くない。
トリップドットコムでも価格調査してみる。
こちらは、片道総額10,960円。
クレジットカード決済手数料もかからないし、エアアジアで直接購入するより安い。
フライスルーチケットとなっているようで、航空会社による乗り継ぎ保護もついている。
もし関空発クアラルンプール行きが遅延して、クアラルンプール発プーケット行きに間に合わなくても、後で出発するフライトに無料で振り替えてくれるはずだ。
これはいいね。
今の円安と物価高のご時世で、プーケットへの乗り継ぎ便とはいえ、1万円ちょっとで行けるなんて、ちょっとびっくり。
このチケットに興味がある人は、トリップドットコムでチェックしてみることをおすすめ。
また、関西国際空港とトリップドットコムは共同でプロモーションを実施している。
関空発航空券をトリップドットコムで予約すると、運賃が4%割引となるクーポンを配布中だ。
クーポンコード:KSPAJPF4
このコードを予約決済画面で入力すれば運賃が4%割引される。
まあ総額1万円の航空券なので運賃の4%といっても、せいぜい150円くらいだろうけど。
バンコク行きとクアラルンプール行き
最初に見たように、関空発クアラルンプール・プーケット経由バンコクまでの通しのチケットも販売している。
合計16,768円なので、プーケット行きより6000円ほど高い。
同一日で2回乗り継ぎはさすがにしんどい。
バンコクが最終目的地だとしても、プーケットまでのチケットを1万円ほどで購入して、1日か2日ほどプーケットに滞在するのがいいだろう。
プーケットからバンコクへのフライトは別途手配する。
プーケットからバンコクへのフライトは、エアアジアも含めて、それこそ山ほど運航されていて、安い便だと片道3000円以下で購入できる。LCCならば平均しても4000円から5000円ほどだ。
エアアジアにこだわる必要はないため、自分の都合のいいフライトを選択して、バンコクへ向かえばいい。
これでプーケット、バンコクの2拠点旅行が格安で実現可能。
復路の日本行きは、バンコク発のフライトを選べば楽。
さすがに往路復路とも1万円の合計2万円で往復というのは無理っぽいが、それでも格安で日本とタイを行き来できる。
なお、今回の1万円激安チケットは、関空発クアラルンプール経由プーケット行きに適用されているようだ。
エアアジアは羽田発クアラルンプール便を運航していて、たしかにクアラルンプール経由バンコク行きも販売しているが、関空発のような価格にはなっていない。
ちなみに、関空発クアラルンプール行きのみのチケットだと、先のプーケット行き激安チケットと同じ日程なのに、片道で22,990円もする。
もし本来の目的地がクアラルンプールだとする。
プーケット行きの激安チケットを購入して、クアラルンプールで途中降機してしまって、クアラルンプール発プーケット行きチケットは放棄すれば、激安でクアラルンプールに行けるじゃんと思う人もいるだろう。
普通に買ったら22,990円なのに、プーケット行きを購入すれば1万円ちょっとだよ。なんでわざわざ高いチケットを買わないといけないんだよと。
まあたしかにその通りだし、実際に途中降機してしまうことも物理的に可能だ。が、これは非推奨。というかやっちゃ駄目な利用方法だ。
明確なソースがあるわけではないけれど、こんなことをしていれば、航空会社のブラックリスト入りする可能性がある。
今度二度とエアアジアに乗せてくれないかもしれない。
まああくまで噂話程度だけど。おすすめはしません。
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