エアアジアがついに動き出す。
タイ・エアアジアXがスワンナプーム空港発着へ変更して、6月5日に日本路線を運航再開すると公式声明を発表した。
混乱していたバンコク・成田路線は、ドンムアンではなくスワンナプームでの運航となる。
発表と同時にプロモーションを開催。成田・スワンナプームが片道11,900円からとなっている。
広告
タイ・エアアジアXはスワンナプーム空港発着へ
本日4月26日付けで、エアアジアが公式プレスリリースを出した。
「タイ・エアアジアXが、再び空に戻ってきます! スワンナプーム空港発着に変わります!」
⇒https://newsroom.airasia.com/news/thai-airasia-x-set-to-return-moving-operations-to-suvarnabhum-jp
これまではタイ語のみで日本路線プロモーションを告知していたが、今回は珍しく日本語でのプレスリリースだ。
「中・長距離路線を運航するLCCのタイ・エアアジアX(XJ便)は、運航再開の準備が整ったこと、ならびに乗客の利便性と手頃な価格を考慮して、スワンナプーム国際空港に運航拠点を移して再出発することを発表しました。」
ということで、タイ・エアアジアXの再出発が決定した。
これまではドンムアン空港を利用していたが、再出発にあたりスワンナプーム空港へ変更される。
再出発フライトは、バンコク・スワンナプーム-東京・成田、スワンナプーム-ソウルの2路線となる。
スワンナプーム-成田 週4便
XJ600便 スワンナプーム発23:55 成田着08:00(月・水・金・土)
XJ601便 成田発09:15 スワンナプーム着14:00(月・火・木・土)
スワンナプーム発が6月5日、成田発が6月6日より運航予定となっている。
(政府認可が条件)
なお、すでに発売開始となっていたドンムアン・成田路線は販売停止となり、予約済みのチケットは、自動的にスワンナプームへと変更されたもよう。
購入済みの人はそのままのチケットが有効だが、バンコクの空港はスワンナプームへ変更になるので要注意。
成田以外の日本路線の再開は発表されていない。
関空・スワンナプームも運航してほしい。
プロモーション
タイ・エアアジアXのスワンナプーム・成田路線開始発表にともない、プロモーションも開始された。
バンコクスワンナプーム就航記念セールで、東京(成田)-バンコク(スワンナプーム)が片道税込み11,900円からとなっている。
予約期間:今から2022年5月1日まで
対象搭乗期間:2022年6月5日から10月30日まで
フライト変更回数無制限、手数料無料(ただし運賃差額が発生する場合あり)。
6月の運賃をチェックしてみた。
成田発スワンナプーム行きが11,900円。
スワンナプーム発成田行きが10,600円。
往復合計22,500円。
これは安い。
圧倒的に安い。
本当に飛ぶのか?
問題は、過去何度となく繰り返されてきた、飛ぶと見せかけてプロモーションを実施してチケットを売り、しれっと運航延期し、現金での返金は拒否するパターンだ。通称「エアアジアの飛ぶ飛ぶ資金集めキャンペーン」。
これが怖い。
でも、エアアジアが運航再開に関して日本語で正式アナウンスを出したのは今回が初といえる。
ドンムアンからスワンナプームへの変更という大きな情報ということもあるが、さすがに今度こそは本気度を感じる。
でも油断はできない。
本当に飛ぶのかエアアジアよ。
個人的には、この安さなら購入する賭けに出てもいいような気もするが、やっぱり延期となる可能性も捨てきれない。
どうにも悩ましい。
購入の際はくれぐれも運航延期のリスクがあることを忘れずに。延期やキャンセルとなっても現金での返金は原則不可。ただ、手数料無料で日程変更はできる。
広告