2023年6月~7月イサーン・ラオス南部旅行シリーズ。
ラオスのパクセーは1泊だけで終了。
次は、同じくラオス南部のサワンナケートへ移動する。
サワンナケートといえば、メコン川沿いの街で、タイの領事館があって、タイの観光ビザを取得できることでも有名。というか、それしか知らない。
人口規模でいえば、ラオス1位の都市がビエンチャン、3位がパクセーで、2位がサワンナケートらしい。
サワンナケートもはじめての訪問となる。
さくっと移動してしまおう。
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パクセーからサワンナケートへの移動手段
パクセーのバスターミナルからはローカルバスが出ているようだ。
今回は、宿泊しているホテルでサワンナケート行きのミニバンを手配した。
バスもあるが、とにかく時間がかかるからミニバンのほうがいいと言われた。
ミニバンの料金は17万キープ。
実勢レートでは300バーツだ。ざっくり1,200円。
出発時間は、午前9時を選択した。
午前8時から1時間に1本程度運行されているとのこと。
出発の朝は、午前8時過ぎに起床。
ランカムホテルのヌードルスープで朝食を取る。
関連記事：パクセーの格安ホテル、ランカムホテル (Lankham Hotel)宿泊レポート
9時少し前にチェックアウトして、そのままホテル前で待機。
ほどなくして、バンが到着したよと、ホテルのオーナーらしきおばさんが案内してくれた。
なんかいいホテルだったな、ランカムは。
すぐに乗車。
ハイエースを改造したミニバンである。タイでいうところのロットウーだ。
ラオスは右側通行なので、スライドドアは右手にある。
そのスライドドア脇の一人がけシートが空いていた。
隣は若いファラン女性バックパッカーたちだった。
パクセー出発
9時8分、出発。
パクセー市内では最後の乗客だったようで、そのまま市内を抜けて行く。
すぐに風景が田舎へ変わる。
途中で、他の乗客をピックアップ。
荷物だけを積み込むこともある。
そのたびに車内スペースがどんどん狭くなっていく。
大きなス荷物置き場はないため、空きスペースに無理やり突っ込むしかない。
10時50分、トイレ休憩に。
青空トイレである。
売店でネスカフェの缶コーヒーを買うと、8,000キープだった。バーツになおすと、16バーツ。
あれま、タイからの輸入品なのにタイ国内より安いぞ。
ロットウーは再出発。
ひたすらのどかは風景が続く。
人の姿は見かけないが、牛はたくさんいる。
道路の上に牛が歩いていることもままあり、そのたびに車は大幅な減速を余儀なくされる。
道路の路面状況は、タイに比べるとかなり悪い。
ところどころでバウンドする。
でも、昔のラオスの悪路を知っている身からすると、これくらいは平気だ。よくここまで発展したものだと感心するくらい。
サワンナケートが近づくと、乗客がちらほら途中下車し始める。
そろそろサワンナケートだ。
サワンナケートバスターミナル到着
12時37分、サワンナケートバスターミナルに到着した。
パクセーからサワンナケートまでの所要時間は、3時間半となった。
地図（おおまかなルート）
ローカルバスだと、たぶん5時間くらいかかりそう。
よく揺れるロットウーで3時間半は人によってはかなりしんどいかも。同乗していたラオス人（もしくはタイ人）女性は、車酔いして、もう元気がないと苦しそうだった。
エアコンのないローカルバスで5時間はもっとしんどいかもしれない。
どちらがいいかは難しい。
サワンナケートでは、隣のファランバックパッカーも下車していた。
でも、ロットウー自体は、このまま運行を続ける。目的地はターケークとのことだ。
バスターミナル内には、国際バスも発着する。
ムクダハン行き国際バスが見える。
おっと、あれはベトナムのダナン行きバスだ。
チケット売り場。
サワンナケートーハノイ 10時発（水曜・土曜）
サワンナケートーダナン 9時発（毎日）
サワンナケートーフエ 8時発（毎日）
サワンナケートーパクセーのVIPバスは、1日6本出ている。
8時、9時45分、11時30分、13時30分、14時30分、15時30分
サワンナケートームクダハンの国際バスは、1日12本あり。
サワンナケートービエンチャンは、1日9本。
サワンナケートーターケークは、1日7本。
サワンナケートは、ベトナム・ラオス・タイの3カ国を結ぶ中継地点としては重要となっているようだ。
ベトナムからミャンマーまでを結ぶ東西廻廊の要所とも言える。
バスターミナルからサワンナケート市内まで
サワンナケートのホテルはすでに予約済みだ。
バスターミナルからは2kmほどの距離。
歩けないこともないが、暑いのでさっさと移動したい。
トゥクトゥクが声をかけてくる。
言い値は、ハーシップ（50）。50バーツじゃなくて、50,000キープのこと。ハーシップパンのパンを省略している。
バーツにすると90バーツほどだ。
この距離で90バーツは高いだろ。
交渉するも値引きしようとしない。がめついな。
他のトゥクトゥクにしよう。今度もハーシップ。
話にならないと歩いてバスターミナルを出るふりをすると、シーシップ（40）に下がった。72バーツかあ。それでも高いな。
あとで、ゲストハウスで知り合ったファランの話を聞くと、とにかくサワンナケートのトゥクトゥクは高値を要求してくると怒っていた。
バスターミナルからタイ領事館までは1kmちょっとなのに100バーツ要求されたとのこと。タイ領事館からゲストハウスまでは150バーツとか200バーツ。
ラオス語で交渉できればちょっとは安くできなくもないが、基本は高い。
今回は4万キープで手を打つ。もう一声粘ればよかった。
バスターミナル前のロータリーは、なぜか鹿。
サワンナケートは狭いようで、そこそこ広い。
道路の幅もあって、きちんと整備されている印象だ。
5分とかからずに予約していたゲストハウスに到着。
ビザ取りに行っていたというファランたちが数組やって来ていた。
まとめ
パクセーのホテルから、サワンナケートの宿まで移動するのにかかった費用。
ロットウー代が17万キープ、トゥクトゥク代が4万キープ、合計21万キープ。約378バーツ、1500円。
午前9時過ぎにパクセーのホテルを出て、サワンナケートの宿に着いたのが午後1時。ざっくり4時間だ。
時間帯的にはちょうどいい。
移動はそれほどしんどくはなかったが、とにかく暑い。
ラオス南部は本当に暑いなあ。
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