タイ航空が3月17日付けで4月1日以降発券分の新しい燃油サーチャージを発表した。
JALとANAに続き、タイ航空も値下げとなる。
4月1日以降に発券すれば、日本からタイへは少し安く行けるようになりそうだ。
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タイ航空の新しい燃油サーチャージ
タイ航空2023年4月1日以降発券分の日本発バンコク間の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)
東京/名古屋/大阪/福岡/札幌-バンコク間
ファーストクラス:130米ドル
ビジネスクラス:130米ドル
エコノミークラス:110米ドル
これは片道の燃油サーチャージとなり、往復ではそれぞれにかかる。
2023年3月31日発券分までの燃油サーチャージは、エコノミークラスで125ドルだ。
4月1日以降なら110ドル。
つまり、4月1日以降に発券すると、片道あたり15ドル下がることになる。往復で30ドルの値下げだ。
基本運賃がそのままだとすると、4月1日以降にチケットを購入すると、総支払額は30ドル安くなる計算だ。
実際には為替レートによって変動するし、また安いグレードの運賃がなくなってしまうと、結果としては高い航空券となる可能性もある。
日本-タイの燃油サーチャージ比較
JALは、2月下旬にすでに4月1日以降の新しい燃油サーチャージを発表済みだ。
日本-タイは、片道で24,700円から19,600円に値下げする。往復の燃油サーチャージは39,200円。
ANAも発表済み。
日本-タイは、片道で25,800円から18,000円へ大幅値下げ。往復で36,000円だ。
タイ航空が片道110ドルで、往復220ドル。
1ドル131円で計算すると、29,005円となる。
4月1日以降の日本-タイ往復の燃油サーチャージ
JAL:39,200円
ANA:36,000円
タイ航空:29,005円(220ドル)
とんでもない円安にならないかぎり、タイ航空の燃油サーチャージが一番安い。
それでも燃油サーチャージだけで往復3万円ほどかかるわけで、決して安い金額とはいえない。
ウクライナ侵攻以降の燃油サーチャージの上昇には歯止めがかかり、値下げ傾向に入ったのは素直に喜ばしい。
あとは、運賃自体の値下げに期待したい。
ちなみにLCCでは基本的に燃油サーチャージがかからない。
JAL系列のZIPAIRやANA系列のピーチも燃油サーチャージ不要となっている。
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