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タイ・エアアジアXが会社更生手続きへ。どうなる成田・スワンナプーム路線?

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バンコクの拠点をドンムアン空港からスワンナプーム空港へ移転し、再出発をはかると告知したばかりのタイ・エアアジアX。
当初6月5日にスワンナプーム・成田路線を運行開始すると発表していたが、どうやら7月に延期となった。
このように運航延期を何度となく繰り返してきた。
そして、本日発表があり、タイ・エアアジアXは破産裁判所に破産申請が受理され、会社更生手続きが開始されることになった。

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タイ・エアアジアXが破産し会社更生手続きへ

まず、タイ国内の報道機関で発表があった。

火曜日に、タイ・エアアジアXが中央破産裁判所に破産を申請。翌日、裁判所はこれを受理した。
公聴会が8月28日に開始される。

タイ・エアアジアXのエグゼクティブチェアマンは、事業更生手続きに入ることが財政的に困窮している航空会社が財政再編を受けるための選択肢だと述べた。
過去2年半フライトを中断してきたが、6月1日にソウルと東京へのフライトを再開予定だとチェアマン。今が最適な時期だとしている。

タイ・エアアジアXは2020年3月16日にすべてのフライトを停止した。
タイ国際航空、ノックエアに続き、タイ・エアアジアXが中央破産裁判所での会社更生手続きを求める3番目のタイの航空会社となる。

参照:https://www.nationthailand.com/business/40015728

続いて、エアアジアのホームページを確認すると、公式プレスリリースが出されていた。

https://newsroom.airasia.com/news/thai-airasia-x-files-for-rehabilitation-process

タイ・エアアジアXは会社更生手続きを申請、事業継続を追求し乗客に影響を与えない

タイ・エアアジアXはタイ中央破産裁判所に会社更生手続きを申請し受理された。
運航は通常通り継続される。6月以降に韓国と日本へのフライト再開準備中であり、この手続きは乗客に影響を与えない。予約済みもしくはこれから予約する乗客は6月から韓国と日本に飛ぶことができるようになる。タイエアアジアXではさらに路線を拡大する計画があり、フライトを追加する予定だ。
また、タイエアアジア(FD)およびAsia Aviation Plc.(AAV)にも影響を与えることはない。これらは個別の運営とルートを持った分離した存在である。
タイ中央破産裁判所が会社更生プロセスを開始するように命令を下すと、会社は更生計画を起草し、フル稼働で運営していく。

ざっくり以上のような内容。
要するに、破産して会社更生手続きに入るけれど、事業はこれまでどおりに継続して、フライトを飛ばす予定でいるということだ。

たしかにタイ国際航空もノックエアも破産申請をして、会社更生手続きをしながら事業は継続している。
今もフライトは飛ばしている。
これと同じようにタイ・エアアジアXも同じようにフライトを飛ばす可能性はある。

が、これを額面通りに受け取るのは、これまでの数限りないフライト延期を体験した人間には難しいだろう。

本当に飛ぶのかと。

スワンナプーム・成田路線のプロモーション

ちなみに、タイ・エアアジアXが破産裁判所に申請を出したその日に、タイ・エアアジアXではスワンナプーム発東京・ソウル行きのプロモーションを開始している。

スワンナプーム・成田線が3,390バーツから。

予約期間:5月17日から5月23日
旅行期間:2022年7月1日から9月30日

ソウル路線は6月1日からだと、成田路線は7月1日からとなっている。
当初は6月5日に運航開始すると発表していたが、ひっそりと7月1日に変更されている。
実際にエアアジアの予約検索では、6月末までの成田・スワンナプーム路線のチケットは販売していない。
やはり7月1日に延期となったようだ。

ちなみに、価格は往復で24,500円。
安い。
でも購入は要注意。

破産申請の日にしれっとプロモーション開始である。
しかもしれっと運航開始を延期。
もはや、誰も信じないだろう。
7月から本当に飛ぶのかも怪しいと疑うのが当然というもの。

かりにこのまま事業継続して、フライトが本当に飛ぶとしても、信用度は失墜してしまった。

まとめ

このさき、タイ・エアアジアXがどうなるのかはわからない。
エアアジア・ジャパンのように完全に会社ごと消滅する可能性もあるし、事業継続したうえさらに路線拡大まで実現できるかもしれない。
当面は様子見をするしかなさそうだ。
個人的にはタイ・エアアジアXのチケットには当分手を出さない。本当にフライトが再開されたのを確認してから購入するようにしたい。
なお、エアアジアのプレスリリースにあったように、タイ・エアアジアXと他のエアアジアグループ各社は別物だ。
タイ国内線ならび近隣諸国へのフライトを運航しているタイ・エアアジア(FD)は通常通りに運用している。FDは順調に路線数も回復中。
今回はあくまでもタイ・エアアジアX限定の話だ。

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