各報道によれば、LCCのピーチが12月に関西-バンコク線を新規就航するとのことだ。
ピーチは、ANA系列のLCCだ。拠点は関空に置いている。
12月に新規就航の関空-バンコク線は週6便を予定とのこと。
使用機材はエアバスのA321LRで、6時間以上の中距離フライトが可能。
これまでのA321では中距離フライトができなかったが、A321LRの導入により、ピーチ初の中距離フライトが実現する。
ピーチはパンデミック前までは沖縄-バンコク線を運航していたが、ずっと運休が続いている。この沖縄-バンコク線の再開時期は未定だという。
ピーチの国際線は、8月に関西-ソウル、9月に成田-台北の運航を再開済みだ。
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ピーチ国際線
ピーチは以前には関西-香港線など国際線も多かった。
香港行きのフライトは実際に利用したことがある。
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関空の第2ターミナル利用で、いかにもLCCらしいコスト削減仕様だった。
乗り心地やサービスは至って普通のLCCといったところ。
3-4時間程度のフライトは特に問題なし。
バンコク行きは、フライト時間が6時間ほどかかる。
新しい機材ということで、シートピッチも少し広くなるかもしれない。
他社LCCのエアアジアと同程度の座席であれば、LCC慣れしている人は平気だろう。
どういう機材になるのか今からちょっと楽しみ。
あと、具体的なスケジュールはまだ発表されていない。
関空発が朝便となるのか、深夜便となるのかで、他社との差別化がはかれるかもしれない。
選択肢が広がりつつある関空-バンコク路線
2022年10月上旬時点で、関空とバンコクを結ぶ路線は3つ。
タイ国際航空が毎日1便
JALが週1便
タイ・エアアジアXが週2便
タイ航空の冬期計画では、現行の1日1便を継続。
またJALも週1便のまま。
タイ・エアアジアX 10月2日にようやく運航開始となったばかり。10月は週2便(日・水)で、11月からは週4便(日・月・水・金)に増やす予定。
12月にピーチが週6便で就航するならば、選択肢がかなり増えることになる。
タイ航空が週7便、JALが週1便、エアアジアが週4便、ピーチが週6便。合計週18便となる。
10月1日にタイは完全開国済み。パンデミック前の状態に戻っている。
10月11日にようやく日本は観光開国する。タイからはビザなしで日本への観光旅行が可能となる。
日本とタイの往来が自由可することで利用者増は確実だ。
さらにフライトが増えていくことも考えられる。
あとは高止まりしている航空運賃が安くなればいうことなし。
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