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日本帰国情報

日本の水際対策変更、自宅等待機者の検査方法の見直し

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9月13日付けで日本の水際対策措置の変更が公表された。
自宅待機の見直しだ。
抗原定性検査キットでも自宅待機期間の短縮が認められることになった。

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自宅等待機者の検査方法の見直し

外務省発表による概要は以下の通り。

9月14日午前0時(日本時間)以降、ワクチン接種証明書を保持している「赤」区分の国・地域からの帰国者・入国者及びワクチン接種証明書を保持していない「黄」区分の国・地域からの帰国者・入国者に求められる原則5日間の自宅等待機について、入国後3日目以降に自主的に受けたPCR検査(1回)又は抗原定量検査(1回)の陰性結果を厚生労働省に届け出た場合に加え、入国後2日目及び3日目に抗原定性検査キットを用いて検査(2回)をし、両方の陰性の結果を厚生労働省に届け出た場合も、厚生労働省の確認後の自宅等待機の継続を求めないこととします。

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2022C079.html

初見でこれだけを読んでも何のことかさっぱりわからないと思う。

まず、現在の日本の水際対策では、各国を青・黃・赤の3つのグループに分けて、それぞれの国からの帰国・入国で、別々の検疫措置を講じている。
青グループには、タイやアメリカなど。
黃グループには、ベトナムやインドなど。
赤グループの指定は現在はゼロ。

青グループからの帰国では、ワクチン接種証明書があってもなくても日本入国時の空港検査も自宅待機も不要だ。
これは変わらないため、タイからの日本帰国には影響がない。

黃グループからの帰国では、ブースター接種済みのワクチン接種証明書があれば、空港検査も待機も不要となる。ワクチン接種証明書がない場合は、空港検査と自宅待機が必要。
自宅待機期間は原則5日間だ。3日目に自主検査を受けて、陰性結果を厚生労働省に提出して承認されれば、4日目以降の待機は不要となる。
これまで、この自主検査というのは、病院や検査場でのPCR検査もしくは抗原定量検査のみとされてきた。今回の見直しで、抗原定性検査キットでのセルフ検査でも認められるようなった。
抗原定性検査キットとは、タイでいうところのATK(迅速抗原検査)キットと同じもの。わざわざ病院に出向いて検査する必要がなくなった。
ただし、抗原定性検査キットの場合は、入国後2日目と3日目の2回検査が必要。PCRないし抗原定量検査の場合は3日目の1回のみでいい。

ベトナムなど黄色グループからの日本帰国で、ブースター接種済みワクチン接種証明書を持っていない人は、引き続き空港検査と自宅待機が必要。自宅待機期間短縮のための検査方法として、抗原定性検査キットも認められるようになった。

赤グループはそもそも該当なしなので、今回の変更によって影響を受けるのは黃グループのみ。

日本入国時の検疫措置まとめ

待機期間短縮のための検査方法の見直し以外、水際対策の変更はない。
実質的に、9月7日に開始された陰性証明書免除措置以降、変わりなしということになる。

青色グループ(タイなど)からの入国では、ブースター接種済みのワクチン接種証明書があれば、陰性証明書は不要で、空港検査も待機も不要だ。ワクチン接種証明書がなくとも、空港検査も待機も不要だが、陰性証明書は必要。

黄色グループ(ベトナムなど)からの入国では、ブースター接種済みのワクチン接種証明書があれば、陰性証明書は不要で、空港検査も待機も不要だ。ただし、ワクチン接種証明書がなければ、陰性証明書は必須で、空港検査も自宅待機も必要となる。
黄色グループからの入国では、ワクチン接種証明書があるのとないのとでは、あまりにも大きな違いが出てくる。

赤色グループは前述のとおり該当国なし。よって気にする必要はない。
現在は、青色と黄色のみ。

要するに、全世界どこから日本に入国・帰国するにしても、ブースター接種さえしておけば、陰性証明書も空港検査も自宅待機も不要になるということだ。
いろいろややこしいように見えるが、実はシンプル。
ブースター接種しておけという日本政府からのメッセージが読み取れる。

ブースター接種の条件というものがあり、中国製ワクチンを認めておらず、海外でワクチン接種を受けている人には少々厄介かもしれないが、日本国内や欧米でファイザーやモデルナのワクチンを接種していれば問題ない。

日本とタイを往復するためのワクチン接種回数などの詳細はこちらを参考に。

関連記事:陰性証明書不要で日本タイ往復のためのワクチン接種条件について

タイは2回接種、日本は3回接種だ。

ちなみに、フィリピン入国時にはブースター接種済みで陰性証明書の提示が免除される。2回接種だと陰性証明書が必要だ。
国によってワクチン接種回数の条件が異なるので、海外へ行く際には目的地の条件を事前にチェックしておくこと。

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