48日目最終日
Nとお別れ
パタヤ最後の朝。
ぐずるNを叩き起こして、最後の一発。
濃厚なやつが欲しかったが、Nはあいからず淡白。
もう慣れた。
部屋の片づけを済ませたところで、Nと昼食へ。
Nと最後の食事。
わたしはバミーナム。
Nはやっぱりカオマンガイ。
こいつ、24時間で3回カオマンガイ食べてるぞ。しかも同じ店で。
最後まで食事スタイルを変えないNである。
安上がりでいいけど。
ここでNとはお別れ。
日本に着いたらメールしてねと、念を押される。
食堂前で最後にハグ。
うーん、もう一度ハグ。
Nはちょっと照れていた。
かわいい奴。
さらばパタヤ
大きなカバンに荷物を詰めこんで、宿の倉庫へ収納。
これで次回の滞在もばっちりだ。
宿のお姉さんに、別れのあいさつ。
またお世話になります。
小さなデイバッグ一つで、いざ日本へ。
本当は帰りたくないが、今回はここまで。
ソンテウを乗り継ぎ、ジョムティエン近くのルアルアン社エアポートバス乗り場へ。20バーツ。
14時発のチケットを購入。134バーツ。バスはがらがらだった。
テパシット通りからスクンビットを走る。
さらばパタヤシティ。
欲望と快楽と背徳と享楽の町。そして我が心のオアシス、パタヤよ。
バスは高速道路をひた走る。
スワンナプーム空港
バスはかなりの安全運転。おまけに乗客全員にシートベルトの着用が命じられていた。タイでこれだけ安全に配慮しているのは珍しい。
スワンナプームへは1時間45分ほどで到着。
すぐに4階から2階へ降りて、ドンムアン空港行きのシャトルバス乗り場へ。
ちょうどシャトルバスがとまっていた。
乗り場前のカウンターでドンムアンから搭乗するフライトEチケットを提示。
これでシャトルバスに乗車オッケーだ。
別にスワンナプーム空港利用者でなくても問題なし。
すぐに発車の時間となった。
16時発のシャトルバスでドンムアンへ。
約1時間でドンムアン空港到着。
パタヤからドンムアンまでかかった費用154バーツ。所要時間約3時間。
ちなみにパタヤ市内のタクシースタントでタクシーを手配すると、おおよそ1500バーツ前後。
ドンムアン空港
ドンムアン空港内もワールドカップ・ムード。
各国の国旗がずらり。
エアアジアのカウンターで手続き。
インターネットチェックインは済ませていたけれど、搭乗券は印刷していない。
なので、カウンターで搭乗券だけ発行してもらう。
スマートフォンにバーコードを送信してもらっておけば、自動チェックイン機で搭乗券は印刷できる。
搭乗券をあらかじめ用意してあり、預け荷物がなければ、カウンターで手続きする必要もなし。
(日本で搭乗する場合は、搭乗券を印刷していてもカウンターでチェックする必要があるので要注意。)
がらがらのイミグレーションを通過して、出発フロアーへ。
最後の食事はマックで済ます。
チーズバーガーセットが180バーツもした。日本より高いぞ。
おまけにAISのWifiも飛んでいない。
空港内もDTACのみ。
AISユーザーとしては、非常に使い勝手が悪い空港だ。
改装してかなり綺麗になっているけど。
クアラルンプール第2LCCターミナル
無事に搭乗してまずクアラルンプールへ。
新規オープンのKLIA第2LCCターミナル。
無駄に広くて綺麗。
唯一発見した喫煙スペースだけ、異常に汚い。
ちなみにこの喫煙スペースは案内板に載っていなかったので、係員に場所をきいて判明した。
この奥が喫煙所。かなりわかりにくい。手前のスペースには電源があるので便利。
Wifiは1時間まで無料なので、暇つぶしにはなった。
が、ネットで遊びすぎていて、いつの間にか搭乗時間に。
あわてて、搭乗口へ移動。
すでに搭乗開始していた。
水を買う暇すらなかった。
日本へ
座席は指定していなかったけど、一番後ろの二人掛けシートの通路側だった。
後ろに誰もいないので、気兼ねなくシート倒し放題。
トイレも近い。ラッキー。
結局、機内では水も食事も取らず、ずっと寝て過ごした。
着陸寸前で、機長よりアナウンス。
「速報です。みなさんも気になっているであろうワールドカップのブラジル・ドイツ戦はドイツが勝ちました。スコアは7対1、7対1です。」
思わず耳を疑った。英語のヒアリングを間違ったのかと思った。
客席からどよめきが上がる。
往路ではタイ到着時にクーデター発生のアナウンスはなかったのに、ワールドカップの結果は教えてくれるのね、エアアジア。
まあ政治的な内容だから言わなかっただけかもしれないけど。
実際、まったく危険のないクーデターだったし。
沖縄近辺で台風が発生しており、15分ほどの遅延となったが、無事に日本到着。
これにて、今回のパタヤ沈没は完全に終了。
ひさしぶりに舞い戻った日本は、とても蒸し暑かった。
空港の外へ出た瞬間から、パタヤへ帰りたくなった。
次回は9月頃かな。