昨年11月以来約3ヶ月ぶりにバンコクを訪問した。
スクンビット通り沿いのナナプラザからソイカウボーイにかけての黄金夜遊びスポットを急ぎ足で巡ってみた。
結果、楽しかった。
ソイカウボーイ
前回11月訪問時では、一部のバーがかろうじて営業していたが、ほとんど屋台村だったソイカウボーイ。
今回はより多くのバーが営業再開していた。
といっても、半分にも満たない感じだが。
再開店舗でも、店内はあまり使わず、通り沿いのオープンエリアでの営業となっていた。
でも、バカラは店内での営業あり。しかも2階ではステージダンスまで決行。
店内でのダンスなんて、ひさしぶりに見たなあ。昨年4月以来だ。
揃いの衣装は着ていた露出度は低め。人数も少なかった。
客も少なかった。
1階はダンス無し。客も無し。2階と表のテラス席での営業といったところ。
入り口ではファランボスが座っていた。
ドリンク代はたしか190バーツ、レディドリンクが230バーツだったような。高い。
ちなみにバーファインは700だそうで、これは安い。
ソイ23側のクレイジーハウス横ではミュージックバー(Cozy Barとかなんとか)が営業。昨年11月時点で営業再開していた。当時はチムチュムなどを提供してレストラン営業だったが、現在は生バンド演奏付きのバービアといった営業形態に。レストランという建前はどこに消えた?
ハッピーアワーで瓶ビール80バーツ。安い。
ここはクレイジーハウスの姉妹店だそうで、スタッフはクレイジーハウスのシャツを着ている。
スタッフからの情報では、クレイジーハウスは3月1日営業再開予定だそうだ。
ダンスあり、しかも衣装なしのストロングクレイジースタイルらしい。ほんまかいな。むろん、建前はレストランなのだが。
ソイ7バービア群
ソイ7にある新しいバービア群へ。
ここは、昨年11月時点で盛大に営業再開していた。他の店がろくにやってない状況の中、ソイ7だけは一種の無法地帯のようにとんでもない密状態で営業していた。
思わずぎょっとしたものだ。
パタヤでいうならツリータウン状態だった。
今回は平日夜ということもあって、比較的落ち着いた客入り。
奥にエリアの工事も終えて、たぶんすべてのバーがオープンしている。
いくつか話を聞いたが、瓶ビールは100バーツが基本設定のようだ。
バーファインは700とのこと。店によっては、ランクによって600と800に分けたり、ショートとロングでも別の料金体系と取っているとのこと。
あと、日本人経営のバーがいくつかあるようで、一番奥にあるバーの店名はZACO。
ザーコ? ジーコじゃないのとか思いきや、漢字で「雑魚」と書いてあるのを見た。なるほど、それでザコなのね。
どこのバーにもそれなりのレベルのバービア嬢が在籍している印象だ。
以前はナナプラザのレインボーで働いていたという女性もちらほらと。
パタヤの場末バービアとは明らかにレベルが違うのは確かだ。
そのぶん、ドリンク代もバーファイン代もチップも高額となるけれど。
パタヤのバービアでビールが100バーツはありえず、ファランが暴動が起こしてもおかしくないほどだが、ここはバンコク、大都会のど真ん中だ。
ドリンク代をそこまで気にしないのなら、ソイ7はすごく楽しく飲める。
前回はあまりの混雑ぶりに辟易したものだが、今のソイ7ならオッケー。
ちなみに、午後11時過ぎのソイ7入り口の様子がこちら。
バービア群はまだ電気が点いているがそろそろ終了モード。でもソイ入り口付近にある屋台兼飲み屋は大盛況だ。
このあたりの状態もパタヤのツリータウンによく似ている。
なお、スクンビット路上には、土産物屋など露店が復活している。
路上バービアもいくつか営業。
11時を過ぎても営業していた。
アルコール提供営業時間に関しては、パタヤよりも緩い印象だ。
ナナプラザ
やってきました、ソイナナへ。
横断歩道を渡った先は、みんなが大好きなあの場所が待っている。
大人のプレイグラウンド、ナナプラザでございます。
昨年11月時点では、ナナプラザ周辺のバービアはオープンしていが、当のナナプラザは閉鎖されたままだった。
今回はちゃんとオープン。
1階中庭ではバービアが営業。周囲のゴーゴーも、テラス席でバービアスタイルでの営業となっていた。
奥にあるレインボー3やオブセッションは営業しておらず。
でも、この明るい光景にはなんだか心がおどる。
そういえば、営業しているナナプラザに入るのは一昨年の3月以来だもんなあ。2年ぶりのナナプラザだ。
2階では、レインボーの赤い看板が光っている。
RAINBOW 5の呼び込みに手を引かれて、カーテンをくぐった。
おっと、ステージではダンスしているではありませんか。
バカラよりもダンサーの人数は多いし、レベルも高そう。
ドリンク代は瓶ビールが120バーツ。しかもアサヒビールもある。バカラより安いし、ここはいいね。
客入りは上々。ファランが多いが、日本人も目立つ。
日本語が話せるスタッフもいて、ノリはいい。
うーん、この感じ、ひさしぶりだなあ。
なんだかすごく楽しくなってきた。
次から次へとダンサーの売り込みがやってくる。
でもそれほど執拗ではない。
パタヤのバービアレベルにすっかり慣れてしまっており、レインボーのラインナップはとてもまぶしく映る。
やっぱりダンスしてなんぼだよ、こういう店では。
パタヤでは再開店舗はそこそこ増えてきたが、いまだにダンス禁止だ。はっきりいって、楽しくない。
でも、レインボーは楽しめる。
瓶ビール120バーツは、パタヤより安いといえる。
パタヤではドラフトビールという安いドリンクもあるが、現在はあまり見当たらない。瓶ビールは120バーツ以上する店が多い。
よって、安めの瓶ビール飲みながらダンス見るならバンコク一択となる。
ちなみにレインボーのバーファインは600と言われた。これまた安いね。
2階と3階には他にも営業再開店あり。
店名は覚えていないが、ダンスしている店もあった。
1階は厳しいけれど、2階3階は緩いみたいだ。
ナナプラザ、楽しい。
ちなみに朝っぱらのナナプラザ。
テーメーカフェ
最後にテーメーカフェへ。
昼間のテーメーカフェはむろんクローズしているが、夜になると営業。
話によると、営業再開して2週間ほどらしい。
営業時間はたしか午後8時から午後11時まで。
入店したのは午後10時半過ぎだった。
たしかに営業再開しているが、あまりにも寂しい光景が待っていた。
女性陣は壁際にちらほらと立っているだけ。10人ちょっとだろう。
客も少なく、冷やかしに立ち寄って飲むだけという感じのファラン数人とアジア系が5,6人。
かつての活気はまるでない。
ビールはプロモーションをやっていてどれでも100バーツ。
ソイ7といい、バンコクでは瓶ビール100バーツが多い。
せっかくだし、何人かに声を掛けてみた。
相変わらずの日本語通用率だ。
タイで日本語で会話するなんて、本当にひさしぶり。
2020年3月のパンデミック以来、日本から友人が遊びに来ることがなくなり、タイで日本人とは一人も会っておらず、パタヤでは日本語が話せるタイ人に出会うこともなく、ここまで来た。
バカラの日本語ママさんやレインボーの日本語ウェイトレスとちょっと会話したけど、がっつり日本語会話はテーメーが初だ。
まあ、テーメーでの会話なんて定番のやり取りしかなく、何語でもいいのだが。
で、定番の価格交渉は、ショート2500というもの。
「マエハ3000ダッタデショ、イマハ2500、ヤスイヤスイ」と言われてもねえ。
きっちり交渉すれば2000、いや1500に下がるかもしれないが、今は適当に会話しているだけでも楽しい。
11時前にはあっさりと閉店準備となり、みんな退店していく。
テーメーの夜は短い。
店の表に立っている人は昨年11月よりも減ったように思う。
容姿がいい若い女性は営業再開した店で仕事復帰したのだろう。
残ったのはちょっと年齢高めの層とレディボーイとなる。
前述のとおり、スクンビット路上バービアは午後11時過ぎでも、いくつか営業を継続。
まだ酒が飲める。
ソイ8のバーは11時にはきっちり閉店していた。
たぶん、探せば11時以降も店内飲酒ありで営業している店は多いと思う。
まとめ
今回はナナとアソークの間だけしか見ていない。
プロンポン方面、シーロムのパッポンとタニヤは訪れていない。
パッポンとシーロムでも再開店舗はあるようだが、詳細はわからない。
とりあえず、ナナとアソークの間だけでも充分楽しめることはわかった。
テーメーは残念だが、ナナプラザとソイ7はがっつり遊べる。ソイカは来月からに期待だろう。
普段はずっとパタヤにいるので、バンコクでは旅行気分も相まって、余計に楽しく感じた。
そりゃあ、パンデミック前のバンコクと比較してはいけない。まだまだ暗いままのところが多いし、営業している店でも露出度は極めて低い。
でも現状ではバンコクの夜遊びはかなりがんばっているほうだと思う。