現行のタイ国内規制措置が施行されたのが1月24日のこと。
通常は2週間で見直すことが多いが、今回は少し遅れがち。
新しい規制緩和に関する会議が2月11日に開かれる。
気になるのは店内飲酒営業時間延長と娯楽施設再開についてだ。
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規制緩和検討は今週金曜日
昨日のCCSA会見にて、次回の規制緩和検討について発表があった。
2月11日金曜日にプラユット首相を議長とするCCSA本会議が開催され、状況を評価し、規制措置の見直しを検討するとのことだ。
具体的な規制措置の中身については言及していなかった。
タイ国内だけでなく外国の状況についても合わせて評価するという。
ドイツ、アメリカ、フランス、イギリス、ドイツを含む世界の多くの地域では感染が減少している一方、例外的にロシアではゆっくり増加中だと会見で述べていた。
世界的な旅行制限緩和の潮流に合わせて、タイでもさらなる入国制限の緩和があるかもしれない。
国内規制緩和の内容はまだ不明だが、まずゾーニングの見直しはありそうだ。
現在のゾーニングでは、バンコクやチョンブリなどのブルーゾーンとイエローゾーンでは店内飲酒が認められているが、オレンジゾーン44県では禁止のままだ。
このゾーニングを変更し、また店内飲酒可能時間も見直されるかもしれない。
現行規則では、店内飲酒営業時間は午後11時まで。
規制緩和により営業時間の延長があるかどうか。
昨晩パタヤのバービア界隈で話を聞くと、営業時間が延長されるのではという噂が出ていた。
深夜0時までに延長ではないかと。
むろん、バー経営者の願望込みの予測だ。
客側にとっても営業時間延長は嬉しい。
年明けのオミクロン株感染拡大にともない、店内飲酒営業時間は午後9時までに制限された。
1月24日の規制緩和で午後11時までの営業時間に戻った。
次に規制緩和があるとしたら、深夜0時までの営業となろうか。午前1時までの営業は難しいかもしれない。
本来、アルコール販売ならび提供ができるのは午前0時まで。バーの営業も0時まで。
だが、パタヤやプーケットなどは特例で深夜2時までオープンが可能だった。
現在はいまだに非常事態宣言が継続しており、そのような特例が認められるのかどうか。
大晦日にかぎり深夜1時までの営業が認められた経緯もあるので、ひょっとして午前1時までの営業時間となる可能性もあるが。
ナイトライフ娯楽閉鎖は継続か
現在、パタヤやバンコクでは続々とバーやパブの再開が続いているが、これはあくまでレストランに業種変更して許可を得た店だけが、一時的に営業しているにすぎない。
バー、パブ、カラオケなどのナイトライフ娯楽施設の営業は禁止されたままだ。
アヌティン保健大臣によれば、金曜日のCCSA本会議で、保健省として規制措置の全面解除を提案することはないという。
1日あたりの新規感染者は1万人でも死亡者は少ない。ロックダウンを再び施行する必要はないが、バーなどのナイトライフ娯楽施設の再開はまだ許可されないだろうとのことだ。
参照:https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2260283/tour-bubble-plan-in-works
娯楽施設の閉鎖は、当初は1月15日までとされていた。
それがオミクロン株によりあっさり延期となり、どうやら2月でもまだまだ閉鎖が続きそうだ。
とはいえ、表向きはレストランとして、多くのバーやパブがすでに再開済みだ。
ウォーキングストリートでも一部店舗がスナックラウンジやビストロラウンジの名目で営業再開している。
ナイトライフ全面再開は難しくとも、せめて営業時間の延長があれば、もっとにぎやかになるだろうし、再開店舗も増えていくかもしれない。
どのような規制緩和が実施されるのか、金曜日のCCSA本会議に注目。
本会議後にはCCSA会見が実施されるとのことだ。
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