年末から年明けに大規模な感染拡大に見舞われたパタヤ。
年明け1週間後には最大の感染者を記録したが、その後は徐々に減少していった。
本日24日からは規制緩和によって店内飲食時間が午後11時まで延長となった。
ここ数日のパタヤは、夜中に大雨が降るものの、日中は快晴続き。
心配事は尽きないが気持ちだけは前向きにさせるくれる天候である。
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パタヤの新規感染者100人を下回る
1月24日発表のチョンブリ県の新規感染者は316人。
今年になってから最も低い数値となっている。
ムアンチョンブリが59人、シラチャーが55人、バンラムン(パタヤ)が99人など。
バンラムン(パタヤ)の新規感染者が100人を下回るのは今年初めてとなる。
パタヤ中心部にかぎると新規感染者は37人。これも今年一番少ない。
1月1日からのバンラムンの累計感染者は7,035人。死者は4人。
より詳しい地区別では、ノンプルー地区内のパタヤ市が累計2,876人、その他ノンプルー地区が2,462人、ナックルアが739人などとなっている。
あくまで確認された感染者数ではあるが、減少傾向にあるのは間違いない。
年明けのツリータウンを中心とした感染爆発ではどうなることかと思ったが、あっという間に状況は落ち着いてきた。
不謹慎ながら、一気に感染拡大したのが逆に良かったのかもしれない。
むろん油断は禁物だが。
ジョムティエンビーチは中国正月
ジョムティエンビーチへ行ってみた。
雲ひとつない青空が広がっている。気持ちいい。
ビーチ沿いには赤い提灯が連なっている。
中国正月の飾り付けだ。
ヤシの木と青い空と砂浜と赤提灯。
春節である。
中国国内では帰省ラッシュと旅行ラッシュが起きているようだが、パタヤには中国人旅行者はほとんど到着していない。
中国政府が自国民の海外旅行に制限をかけており、タイが開国しようとも、かつてのような中国人団体旅行者が来ることはない。
パタヤではかれこれもう2年近く中国人団体旅行者を見かけていない。
中国正月モードのジョムティエンビーチものんびりしたものである。
ビーチではロングステイのファランが日焼けしたり、ローカルタイ人がのんびり過ごしているだけ。
じつに平和だ。
パタヤにも中国人はまだまだいるが、ほとんどが在住者。
それほど目立つ存在ではない。
つい2日目には、Boneというクラブのカラオケルームで中国人たちが早朝まで宴会しており警察に摘発された。多くが薬物検査で陽性反応が出たという。
それにしても、いい天気だなあ。
ジョムティエンビーチからそのままドンタンビーチへ。
こちらはさらにファランだらけ。
リゾートの入り口には、このような看板。
SHA Plus +とTest&GoとSandbox
来週からは、いよいよTest&Goとパタヤサンドボックスが復活する。
2月1日にタイ開国、パタヤ開放だ。
ますます欧米からの旅行者が増えるだろう。
日本からの旅行者も増えてほしいが、こればっかりは中国同様に厳しいか。
プラタムナックとパタヤ展望台
ドンタンビーチを抜けて、プラタムナックのソイ5へ。
海辺近くの交差点がタイ人の間でインスタ映えスポットとして有名になった。
でも、早くもペイントが煤けてきて、今では写真を撮る人も見かけなくなった。
プラタムナックの丘を登り、展望台へ行ってみた。
天気がいいと、ついつい高いところへ登りたくなる。
うーん、いい眺め。
わずかに薄い雲がかかっているだけで見晴らし最高。
海がいつも以上に青く、濃い。
空気も済んでいる。
ウォンアマットの高層ホテル越しにレムチャバン港のクレーンまで見えるほどだ。
ここまで晴れていると本当に気持ちいい。
でも暑いんで、すごすごと退散する。
プラタムナックの丘を降りてウォーキングストリート方面へ向かう道路は封鎖されている。
バイクはかろうじて入ることができる。
ウォーキング側からプラタムナックへ向かう車線はこのとおり。
大規模な道路工事中だ。たぶん、排水管工事だと思われる。
ウォーキングストリート内の電線類地中化は80%が完了。
次に排水工事や路面改修工事も行う予定だそうだ。
また、店舗再開へ向けた工事を見かけた。ファーレンハイトではわりと大掛かりに工事をしており、近々再オープンしそうな雰囲気。
パタヤに復活の足音が聞こえてくる。
天気がいいと気分がいい。
なんでも前向きな気分になれる。
でもまあ冷静に考えれば、中国人団体客が戻ってこないかぎりパタヤ観光経済的には2019年のレベルに戻りようがない。
でも今のパタヤもいい。
なにかと気分がいいのだ。
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