日本一時帰国を終え、タイ隔離無し入国を果たし、またもやパタヤに戻ってきた。
約3週間ぶりのパタヤだ。
11月1日のサンドボックスによるパタヤ開放には立ち会えなかったが、パタヤでは娯楽施設どころかレストラン店内飲酒の再開する実現していない。
タイ開国のインパクトにより、パタヤ開放はあまり意味がないといえる。
そんなパタヤに戻ってきて、いろいろ気づいた点はあるが、もっともショックを受けたことが一つ。
ソイメイドインタイランドバービア群の消滅だ。
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ソイメイドインタイランドバービア群の解体
セントラルフェスティバルパタヤビーチの斜め向かい側にあるソイが、ソイメイドインタイランド。
Mede In Thailandという大きな土産物屋台村があり、その脇にソイがあるからソイメイドインタイランドと呼ばれる。略して、ソイメイドインだ。
そして、そのソイ沿いにはパタヤ屈指のバービア群がある。これが、ソイメイドインタイランドバービア群だ。
いや、あった。
現在の様子はこうなっている。
完全に解体された。
ソイの両脇にバービアが並んでいたが、すべて取り壊されている。
バービア群の管理事務所も撤退済み。
バービアの残骸が山となり、兵どもが夢の跡。
重機により今も撤去作業が進められている。
夜は廃墟感が怖いほどだ。
ソイメイドインバービア群の解体は本当にショッキングな出来事。
パタヤを代表するバービア群であった。
立地条件は抜群。
センタンやビーチにも近く短期滞在者にも対応し、ソイブッカオからも近いためコアなパタヤ長期滞在者にも受けがいい。
セカンドロードを渡った先のソイ7のバービア群が衰退していても、ソイメイドインは生き残ってきた。
が、長引くナイトライフ閉鎖により、ついにギブアップしたことになる。
たしかに、昨年後半から今年前半にかけて、バービア群の地主が経営継続を断念するんじゃないかという話は出ていた。
それでも今年2月1日にはバービア群は再開した。
半数ほどのバービアが実際に再開していたと思う。営業していないバーには、家賃を請求しなかったという。
そして4月10日にパタヤのナイトライフは再々閉鎖された。
以来7ヶ月、ナイトライフの再開は許可されていない。
そして、ついに、バービア群解体へ。
次になにができるのかは不明。
立地条件はいいので、巨大なホテルやショッピングセンターでも作るのかもしれない。
むろん、新しいバービア群に作り変える可能性も残っているが、現状ではかなり厳しいと思う。
ソイメイドインタイランド内でも、ソイブッカオ側にあるバービア群は別物だ。土地のオーナーが違うため、別のバービア群となる。
カシコン銀行側(この銀行もすでになくなったが)のRコンバービア群と、ツリータウン側のバービア群は残っている。
日本人に有名なOh Barも、いちおうは健在。
これまでソイメイドインタイランドバービア群で営業していたバーの中には、移転して営業再開を目指すところがあるだろう。
資金的に余裕があれば、おそらく、近場のツリータウンあたりの店舗を狙っていると思う。
でも、ソイメイドインタイランドバービア群はもうない。消滅した。
パタヤの象徴たるバービア群が、また一つ、なくなった。
もう昔のパタヤの景色を見ることはできない。
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