連日多くの感染者が報告されているチョンブリ県。年末からはずっと全国1位の感染者の多さとなっている。
とりわけ多いのがバンラムン(パタヤ)だ。それもツリータウンでの感染が多いと言われている。
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チョンブリ県・パタヤ感染状況
1月10日発表、チョンブリ県の新規感染者は767人(前日921人)。
死者2人。
うちバンラムン(パタヤ)390人、シラチャー165人、ムアンチョンブリ119人など。
内訳)
パタヤの酒類提供エリアでの積極調査で37人(累計696人)
バンセンの酒類提供エリアでの積極調査で19人(累計215人)
シラチャーのCool Clubでのクラスター4人(累計37人)
高リスク職業15人、医療従事者12人、感染者と接触(家庭112人、職場91人、近親者44人、パーティ参加59人)など。
タイ入国後にチョンブリで検疫を受けたのは497人。
Test&Go1日目検査での感染は3人(累計128人)、6-7日目検査では18人(累計177人)。
2回目の検査での感染確認が増えているのは、パタヤ滞在中に市中感染した例が多いということだろう。
パタヤのATK検査陽性率
年末から年明けにかけてパタヤでは感染が急激に広がった。
バンラムン保健局によれば、12月30日から1月5日までに、ツリータウン、ウォーキングストリート、LKメトロ、ソイ6-9で実施された積極調査では、7541人中816人の感染が確認された。陽性率は10.82%。ほとんどの人が集会や宴会にて感染したと見られる。
昨年末にツリータウンで実施されたATK検査にかぎると、陽性率が20%を超えていたが、パタヤエリア全体の7日間の統計では10%にまで下がった。
1月5日でツリータウンなど繁華街でのATK積極調査は終了。
1月6日から9日は、ソイユメやカオノイなどローカルエリアに検査場を設置した。
市によれば、この3日間で1,637人を検査して127人が陽性だった。陽性率は7.7%とのこと。
本日よりアルノタイやワットチャイなど4箇所に検査場を設置し、さらに感染者の発見を急ぐ。感染者をすみやかに隔離して、感染拡大を防ぐのが目的としている。
パタヤ市では感染者の急激な増加にともない、治療施設が不足している。ナックルアで開業したホスピテルは180部屋、360床が感染者ですでに埋まった。追加で700部屋1400床を用意。
バンラムン郡ではホスピテル2000部屋を用意するという。
ATKセルフ検査で陽性となったら?
チョンブリ県でATKで陽性反応となった人への対応について。
QRコードをスキャンして、SAVE CHONBURIにアクセスする。
情報を登録して、返信を待つ。
もしくは、ホットラインの1330に電話して、14をプレスする。
外国人向けのタイ政府広報でも、このホットライン1330を推奨している。
まずはホットラインに電話するのがよさそうだ。
外国人は、重症でもないかぎり、Home Isolasion(自宅隔離)となるはずだ。もしくはホスピテルでの隔離治療も選択できる(空き部屋があれば)。
Home Isolationの場合は、治療薬や食料の宅配が受けられるとのこと。医師やナースとは電話連絡する。
チョンブリ・バンラムンのウォークインワクチン接種
チョンブリ県ではウォークインでのワクチン接種プログラムを実施している。1月10日から16日まで。
パタヤではバンラムン病院が対応。ウォークインでのブースター接種もできる。
アストラゼネカ2回接種後3ヶ月の間隔があればファイザーあるいはアストラゼネカのブースター接種となる。
ファイザーは1日2000人、アストラゼネカは600人に対応。
バンラムン病院では1月14日まで実施、時間は8時から15時。
接種会場は、バンラムン病院からワットチッタパーワンに変更となった。
注意)
チョンブリ在住者が対象となっているが、在住外国人が接種できるかは未確認。希望する人はバンラムン病院などで確認のほどを。
現在、在タイ日本大使館がバンコクの病院と協力して、日本人向けワクチン接種を開始した。
日本人が確実にブースター接種を受けるにはバンコクの日本人専用接種会場がベター。
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