4月10日にパタヤのナイトライフは閉鎖された。再開の目処はたっていない。
7月20日からはロックダウンもされた。解除の目処はたっていない。
9月1日のパタヤ開放は延期となった。開放の日はまったく不明。
いいニュースはまったくないパタヤである。
が、そんな中でも、来るべき再開の時に向けて、着々と準備を進めるエリアもある。
ソイブッカオ、LKメトロ、ツリータウンである。
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LKメトロ
LKメトロのソイダイアナ側入り口
今やパタヤで数少なくなってきたファミリーマートは健在だ。
ファミマ前のケバブ屋台は最近営業していない。
入って右側にあるハンバーガーやピザの屋台は先日までは営業していたが、ロックダウンされてからは、営業していないようだ。
Bachelor(バチェラー)は、大規模リノベーション中。
店舗前は資材置き場のようになっているが、店内はすべて作り変えている真っ最中。
少しのぞいたところ、あの邪魔だった柱はそのまま残っているように見えた。
できれば見やすいステージにしてほしい。
売りに出ていたKISSは買い手がついたようで、現在は大規模改築中だ。
外観から内装まですべて新しくしている。
次に何ができるのかは不明だが、おそらくは新しいゴーゴーとなりそう。
4月10日のナイトライフ全面閉鎖の少し前にオープンしたのが、Catch Me(タッチミー)。ソフトオープンという形だった。元々はTouchがあった場所。
オープン当初の様子
閉鎖後もフルオープンに向けて工事を進めている。
現在の様子
すっかり様変わりし、入り口前にせり出したスペースを設けている。
店内も手を加えているようだ。
ソフトオープン当初に入店してみたが、Touch時代と変わりはなかった。
新しい内装がどうなるかはわからない。
元々ニンジャだった場所は、Dove Clubという店ができる。
ずっと工事をしていたが、看板はすでに上がった。
内装にも手を加えているようだが、あまり中は見えない。
また、Lady Loveは改築工事を実施した。
入り口はすっかり見違えている。
他の店はそのまま。
シャンペーンとショーガールズだけは昨年3月のナイトライフ閉鎖以来一度も再開していない。
が、For SaleやFor Rentの貼り紙はしていない。
バービアに大きな変化はないが、一部店舗が変更となりそう。
新しい看板が掲げられている店もある。
ソイブッカオ
LKメトロのソイブッカオ側アーチを出たところには、新しいクラブの工事中だ。
元々はPook Plazaというバービア群があったが、売りに出されていた。
すぐに売れたようで、The Ware House Clunという看板が出されている。
インドアタイプのディスコとなるようだ。
ソイブッカオでディスコとはなかなか挑戦的だが、面白い試みといえる。
なお、The Warehouse Club横には、Bronx Pizzaがソイレンキーより移転してきている。
ロックダウン中の現在もテイクアウトのみで営業継続中。
ソイブッカオの有名洋食レストランのChunky Monkeyが閉店した際はかなり驚いた。あのチャンキーですら営業をやめてしまうのかと。
が、売りに出されたところ、あっさりと買い手がついたようだ。
現在、Sports Loungeという店に改装中。
Bar・Music・Restaurantと書いてある。
オープンスタイルのスポーツバー軒レストランになるのだろう。
Tree Town
ここ数年でソイブッカオの中心地となった感のあるTree Town(ツリータウン)。
ロックダウン中のパタヤ中心部にあって最も人口密度が高いエリアがこのツリータウン一角だ。
昼も夜も多くのファランやタイ人が集まっている。
ソイブッカオ沿いの路上には多くの屋台が並び、敷地内には簡易テント型の店舗が続々登場。新しいステーキ屋もできた。
今のパタヤでは新規オープン頻度が最も高いエリアでもある。
ツリータウンだけは別格で、逆にいえば、パタヤにはツリータウンしか残されていないとさえいえるほど。
ナイトライフが再開されれば、LKメトロと並んで、ツリータウンが真っ先に復活するのは間違い無い。
現在、むろんバービアはすべてクローズだが、新しいバービアを続々と建設中。
時代屋本店裏側にある駐車場の一角だ。
わりと大きめの作りの店が大半で、おそらく生バンド入りのバーが増えそうだ。
以前からあるバーと向かい合わせの形でバービア群が形成されることになる。
元々生バンド演奏のバーが2軒あったので、さらに生バンドバーが増えるとなると、すごくやかましいエリアとなりそうな気もする。
ただ、以前からあるバーの一部はFor Rentとなっており、全てが順調に再開できるというわけでもなさそうだ。
現状では、ナイトライフ再開の時期はまったく不明のため、中には経営継続を断念する店も出てくるだろう。
Pattaya Beach Club
さて、新しいバービア群の裏手といおうか、ツリータウンの真ん中あたりに謎の建物ができている。
PATTAYA BEACH CLUBと書いてある。
建物自体は数ヶ月前にはできていたように思う。
裏に回ると、こんな感じ。
全体は閉鎖されているが、通用門らしきドアがあった。
少しだけ中がのぞける。
プールとマットが山積みしてあるのが垣間見えた。
手前の建物にはシャワーと、ひょっとしてサウナもあるかもしれない。
ただのプール兼サウナであっても、ソイブッカオ界隈ではかなり貴重な存在となりえる。
ブッカオ界隈の安宿にはプールがついてないことが多いんで、日中の暇な時間に遊びに来るファランが多そうだ。
また、場所柄、ただのプールだけで終わるとは思えない。
勝手な予想では、新たな出会いの場となるのではないかと。
現在のツリータウン前はパタヤ唯一といって出会いの場となっている。
プールで出会いがあってもいいではないか。
詳細はまったく不明だが、建物自体はほぼできているようなので、そのうちオープンしそうだ。
新しい名所になればいいが。
まとめ
ソイブッカオは強い。LKメトロとツリータウンは揺るがない。
たとえパタヤ開放とタイ開国が延期となっても、ナイトライフが再開さえすれば、在住ならびに長期滞在外国人の客がすぐに集まってきて、元の賑わいを取り戻すだろう。
むろん、今のロックダウン状態があと半年なり1年も続いてタイ国内の感染状況が阿鼻叫喚の地獄絵図になり沈没ファランたちがこぞってタイ国外脱出する事態にでもなれば話は別だが、あと数ヶ月程度で収まってくれば、ソイブッカオ、LKメトロ、ツリータウンはすぐに復活するはずだ。
ウォーキングストリートとビーチロードとセカンドロードとノースパタヤは厳しい。このあたりはタイが全面開国して短期観光客が大挙して押し寄せない限り復活しようがない。
でもツリータウンとLKメトロは大丈夫だ。ソイブッカオ全体の店は厳しいが、LKメトロとツリータウンのコアな店はちゃんと生き残って復活するだろう。新しい店もオープンする。
再開の時を今か今かと待ち構えている。
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