一度は落ち着きかけたのが一転、過去最大規模の感染状況となっているパタヤ。
規制緩和がなされたと思いきや、またもや厳しくなってきた。
それでもビーチは開放されたままで、週末にはバンコクなどから国内旅行者が少しは戻ってきている。
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目次
両替レート
昨日土曜日のTTカレンシーのレート。
1万円=2,868バーツ
ここ最近はずっと2,800台をうろちょろしている。
バーツは安くならない。
パタヤビーチ
土曜日のビーチロードは、交通量も比較的多いし、脇に駐車した車も多い。
おそらくパタヤ近郊やバンコク方面から日帰り程度で来ている旅行者がメインだろう。
これは、平日のビーチロード。
週末に比べると駐車車両が少ない。
バンコクもチョンブリも県をまたぐ移動は禁止されていない。
ダークレッドゾーンからの旅行者に対して14日間の隔離を命じている県は多いが、チョンブリは入県者に対する規制はまったく行っていない。
出入りは完全に自由だ。(移民労働者に対する検問は一部実施)
バンコクとチョンブリは一蓮托生である。
土曜日のパタヤビーチはいい天気。
このところ、パタヤの昼間は猛暑である。暑い。ひたすらに暑い。
暑すぎて外出するのが嫌になるほど。
日差しが強烈で、砂浜で遊んでいる人はほとんどいない。
波打ち際でたわむれる程度。
でも、ビーチチェアの利用者はそこそこ多い。
ファランも目立つが、やはり日帰りタイ人が多数派っぽい。
あと、タイ人客を目当てにした屋台がビーチロード沿いに増えた。
移動式屋台はビーチロードの遊歩道側に停車することはできない。道路の反対側に置いておく必要がある。
ジョムティエンビーチだと、ビーチ側に平気で屋台がやって来る。
海で遊んでいてすぐに食べ物を買える。
タイ人はこういう雰囲気を好むので、パタヤビーチよりもジョムティエンビーチのほうが人気となる。
Tipp Plaza
セブンイレブンもサブウエイもとっくに撤退してしまったTipp Plaza。
土産物屋もほとんどやっていない。
そんな中、新しい店が登場している。
その名も、Guncha Cafe。
そのまんまの店名だ。
イージーライダーに出てきそうなチョッパーハンドルのアメリカンバイクが置いてあったりと、これまたそのまんまの雰囲気。
マイクショッピングモール
我らがマイクショッピングモールである。
どうやらモール自体は営業はしているみたいだが、人の影はまったく見かけない。
サマーセール最大90%引きだが、それでも客は来ない。
1階のバッタモン売りコーナーに人たちは元気かなあ。パタヤでは最も日本語で声をかけられる頻度が高いエリアだったのだが。
ロイヤルガーデンにTACO BELLがオープン間近
ロイヤルガーデンプラザには、TACO BELLがオープンする。パタヤ初進出だ。
営業開始は7月5日と貼り紙がしてあった。
両隣はバーガーキングとシズラーで、どちらも営業継続中。
ちなみにロイヤルガーデン前には、クリスピークリームドーナツの固定屋台が出店している。
このあたりのビーチロード沿いで営業しているレストランは、HOOTERSなど数えるほどしかない。
昼間のHOOTERSは客がいない。近郊から遊びに来るタイ人はHOOTERSには入らない。
客はいないけれど、日本人ユーチューバーがカメラの角度を気にしながら熱心に撮影していた。
この猛暑のパタヤでまともに動き回っているのは、ユーチューバーかブロガーくらいなものである。
ウォーキングストリート
完全なシャッター街と化したウォーキングストリート。
ケーブル類地中化工事が進行中だ。
工事は順調に進んでいるように見えて、実は順調に遅れている。
なんでもウォーキングストリートの地下には、いろんなものが埋められているようで、それらが障害物となって工事が進まないそうだ。
いや、事前調査したはずなのだが。
今年中に工事が終わることはなさそう。
パタヤが全面開国するのが先か、工事が終わるのが先か、いい勝負となりそうだ。
なお、ウォーキングストリートでほぼ唯一といって営業中の飲食店は、ガンジャカフェだ。
店頭には、はっぱを手にした緑色の超人が客を待ち構えている。頭にもはっぱを巻くほどの気合の入れようだ。
ガンジャハルクくんと名付けよう。
オリンピックイヤーであるが、ほしいのは月桂樹ではなく、はっぱなのである。
今のパタヤで勝利を得るには、緑のはっぱしかない。
ハーブの力で健康になろう。いや、ハーブの力で嫌なことは忘れてハッピーな気分に浸ろう。たとえ、それが泡沫の夢であっても。
今のウォーキングストリートには、夢のかけらすら見つけられないのだから。
夜間アルコール販売禁止令と宴会禁止令
7月2日夜にチョンブリ県より新たな命令が出た。
7月3日以降、夜間アルコール販売禁止と夜間宴会禁止が通達された。
夜8時から翌朝4時まで、いかなる種類のアルコールの販売、供給、交換が禁止となる。
この時間帯に酒を販売すると、逮捕される。供給や交換も禁止ということなので、金銭のやり取りがなくても酒を人に渡すだけでもアウトということだろう。
セブンイレブンでは、このような貼り紙で酒類の販売ができないことをわびている。
パタヤのコンビニは県命令により午後11時閉店となる。
コンビニで酒が買えるのは、午前11時から午後2時と午後5時から午後8時までとなった。
夜8時から午前4時まではグループで集まって酒を飲む行為が禁止された。
人数は指定されていない。
施行当日夜の様子は見回っていないが、ビーチをはじめとして各所でパトロールが実施されたはず。
少人数でもあっても屋外で宴会していたら、本当に逮捕されかねない状況だ。
むろん自宅やホテルであっても、大声で騒いで宴会していたら通報され、逮捕されることもある。
まとめ
週末のパタヤビーチは少しにぎわいを取り戻しつつある。
といってもローカル客が来て、ビーチに座って、近所の屋台で食べ物買って、あまり金も使わず、のんびりするだけ。
プーケットではサンドボックスが開始され、すでに中東や欧米から1000人以上の観光客が隔離無しでプーケットに入り、自由に行動している。
誰もいなかったパトンビーチに外国人観光客がわずかながらも戻ってきたようだ。
パタヤ開放がどうなるかはまだわからない。現状では開放どころではない。
バンコクとチョンブリの感染状況は厳しいままだ。むしろひどくなっている。
それでもビーチはオープン。県の出入りは自由。が、夜は酒は禁止。
緩いのか厳しいのか、よくわからない状態で進んでいく。
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