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タイ入国情報

タイ隔離無し入国Test&Go情報アップデート。SHA Extra Plusホテル予約に。

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タイ隔離免除入国(Test & Go)に関する公式情報が一部更新されている。
TAT(タイ国政府観光庁)による発表だ。
Test & Goでは、到着後のPCR検査結果が判明するまで予約したホテルで待機しなくてはいけないが、このホテルは、SHA Extra Plusホテル認証が必要となった。

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Test & Go 情報更新

11月19日付けで、TATが情報をアップデートしている。
Test & Goでの必要書類やタイランドパスでの入国手続きについては特に変更はない。

細かい部分は省略して概要のみ挙げつつ、変更点について触れていく。太字部分が変更点だ。

タイ隔離免除入国(Test & Go)

要件
・対象63国から空路でタイ入国

必要書類
・ワクチン接種証明書
・出発前72時間以内の陰性証明書
SHA Extra Plus 宿泊施設での1泊滞在および1回のRT-PCR検査の支払い済み確認書
・5万ドル以上をカバーする医療保険加入証明書

これまでは、AQホテルないしSHA Plusホテルの予約確認書が必要とされていたが、SHA Extra Plusホテルというものに変更されている。

TATのアップデート情報では、SHA Extra Plus ホテルについて以下のように定義している。

SHA Extra Plus hotels are those that meet the Amazing Thailand SHA Plus standard and provide an accommodation service in partnership with certified hospitals for the RT-PCR test.

SHAExtra Plusホテルとは、Amazing Thailand SHA Plus基準に合致し、RT-PCR検査のために認定病院と提携したうえで宿泊設備を提供するホテルのことである。

Test & Goでの1泊分の宿泊ホテルは、SHA+認証を受けただけではだめで、認定病院を提携している必要がある。これはこれまでと同じ。
呼び名は変わったが、中身は変わっていない。
AQホテルの記載がなくなっているが、そもそもAQホテルは、病院と提携していることが条件であり、またおそらくはほぼすべてのAQホテルはSHAホテル+認証を受けていると思われる。よって、自動的にSHA Extra Plusの条件を満たすことになる。
予約はこれまでどおり、Test & Go対応ホテルの1デイパッケージ宿泊プランに申し込めばいい。
ホテル直でもいいし、Agoda経由でも同じこと。

タイランドパスの申請
・登録
・必要書類をアップロードしたあと、承認プロセスに3-5営業日がかかる。ワクチン接種証明書と、PCR検査を含む宿泊施設の承認を待つ。
・承認を確認し、タイランドパスQRコードを受け取る。全体のプロセスに最大7営業日かかる

太字部分が、今回アップデートされた情報。
とはいえ、これまでも7営業日のゆとりをもって申請するように言われていたので、特に変わりはない。

タイ到着
・タイランドパスQRコードを提示し、入国手続きをすすめる
・事前予約したホテルないし検査場でPCR検査を受ける
・事前手配した空港送迎でホテルへ移動する(空港から2時間以内)
・ホテルでモーチャナアプリケーションをインストールする

滞在中
・ホテルの部屋で検査結果を待つ。待機時間は24時間以内であるべきだが、ラボの運用時間によっては24-48時間の間で変化する場合がある

ホテルでの待機時間についての注意書きに変更がある。

*While the waiting period should be within 24 hours, it may vary between 24-48 hours, depending on the laboratory’s operating time.

当初の発表では、「提携病院では6時間以内に結果を報告するべき」となっていたが、待機時間は最大48時間までかかることがあると但し書きされるようになった。
これは、フライト到着時刻によっては、ホテル待機時間が24時間を超えるケースが実際に起こるためであろう。
たとえば、フライト到着が夜遅いとき、ホテルとその提携病院によっては、PCR検査の検体採取が翌日となり、それから検査結果判明するまでさらに1日かかった場合は、トータルで2泊滞在が必要となってしまう。1日隔離では済まなくなる。
こういったケースを想定して、最大48時間としているとみられる。
実際には、多くのホテルではチェックインから24時間以内に結果が通知されるはずだ。
ただし、たとえ24時間以内の滞在であっても、正規のチェックアウト時間を超えると、延泊料金を請求するホテルがあるかもしれないので要事前確認。
多くのホテルでは通常の1泊2泊という枠組みではなく24時間ステイ制を採用しているが、フライト到着時刻によっては、検査結果判明までにどうしても24時間を超えると場合が出てくる。その際に延泊料金がかかるかどうかはホテル次第なので、やはり事前確認が必要。

・滞在6-7日目に自己検査するためのATKキットを受け取る
・6-7日目にATK検査を行い、その結果をモーチャナに記録する

チェックアウト後
・タイ国内をどこでも自由に旅行できる

参照:https://www.tatnews.org/2021/10/thailand-reopening-exemption-from-quarantine-test-go/

以上、アップデート情報は3点。
1.ホテルは、SHAエクストラプラスホテルを予約(実質的に変化なし)
2.タイランドパスのQRコード受け取りまでは最大7営業日かかる
3.ホテル待機時間は原則24時間以内だが、場合によっては48時間かかる

実際に現場で運用してみたうえで、原則ルールのほうを現実に合わせて更新したという形だ。
SHA+認証受けているからとホテル予約をしてしまう人がいてもおかしくないし、待機は1泊だけとうたっていても実際には24時間以上かかってしまうケースがある。

SHA Extra Plus ホテルについて

SHA Extra Plusについては、TATの発表に先立ち、タイホテル協会からホテル向けに緊急告知が出されていた。

Test&GO1泊パッケージは、SHA Extra Plus(病院と提携しているSHA+ホテル)のみが提供可能。
予約があれば旅行者にタイランドパス申請用の確認書を発行すること。
といった内容だ。

ホテル側でもSHA+認証だけでいいと勘違いしていたところがあったのかもしれない。
また、1デイパッケージ予約後には、ホテルから旅行者に対して、Confirmation Letter(予約確認書)を送付する必要がある。
この予約確認書をタイランドパス申請時に添付すれば、速やかに承認される。
ホテルからの予約確認書送付が遅れれば、その分、タイランドパス申請と承認が遅れることになる。

SHA Extra Plus認証施設のリストはSHAのホームページですでに確認可能だ。

⇒https://web.thailandsha.com/shaextraplus

11月19日夜時点で、タイ全国で認証されたSHA Extra Plusは1,314軒。(SHA+認証ホテルは2,574軒なので、約半数がExtra Plusとなる)

バンコクのSHA Extra Plusホテルは317軒(SHA+ホテルは1,320軒)

チョンブリでは117軒となっている。その多くがパタヤのホテルだ。

実際にTest & Go入国で利用したAQホテルであるホリデイインエクスプレスバンコクスクンビット11もしっかりとSHA Extra Plusに入っている。

関連記事:タイ隔離免除入国実践レポート(3)バンコクのAQホテルで1泊隔離滞在と検査結果通知

なお、タイランドパス申請時には、宿泊施設の種類選択肢(Booking via)
として、「SHA++」と「Alternative Quarantine」がある。

これは素直にSHA++を選択しておけばよさそうだ。(そのうちAQの選択肢はなくなるかもしれない)
SHA++とは、SHA Extra Plusのこと。

3つのSHA

SHA関連の認証がややこしくなってきた。

SHA:Amazing Thailand 安全衛生基準を満たしていること
SHA PLUS +:SHA承認を受けた上で、従業員の70%以上が完全なワクチン接種を終えていること
SHA EXTRA PLUS ++:SHA PLUS承認を受けた上で、PCR検査実施の病院と提携していること。

以上3つのSHAがある。

バンコクで店内アルコール提供が認められるのがSHA認証施設だ。
SHA+は現状では特に意味がない。
SHA++認証を受けたホテルは、Test & Go入国での1デイパッケージの提供が可能となる。

なにがなんだかわからない状況だ。
これ以上、SHAの種類が無駄に増えないことをのぞむ。

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