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タイ国内情勢

タイの新規感染者が1万人を下回る。パタヤは102人。

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9月28日発表、タイの1日あたり新規確認症例数が2ヶ月ぶりに1万人を下回った。
バンコクやパタヤでも状況は落ち着きつつある。

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タイ国内感染状況

新規感染者:9,489人
そのうちで海外からの症例が10人、国内症例としては9,479人となる。
1万人を下回るのは7月17日以来のことだ。
累計感染者は1,581,415人。
新規に回復した人は12,805人。現在治療中なのが116,711人。
亡くなった人は129人で、累計16,498人となった。

これまでタイ国内で一日あたりの新規感染者が一番多かったのは8月13日の23,418人。死者が最も多かったのが8月18日の312人。

県別新規感染者では、バンコクが1,557人、サムットプラカンが722人、チョンブリが712人、パッタニーが413人、ナコンシータマラートが389人、ナラティワートが346人、ヤラーが291人、ソンクラーが281人、ナコンラチャシマが275人、ラヨーンが259人。

バンコクでは一時期4,000人ほどいた新規感染者が大きく減少している。

チョンブリ県とパタヤ

チョンブリ県の新規感染者は712人。

9月20日に532人に下がったが、その後また増加と減少を繰り返している。
ただ、先月は1,500人前後の高い数値となっていたが、この1ヶ月は落ち着いてきている。

本日のチョンブリ保健局の発表では、9つのクラスターが報告されている。
チョンブリとラヨーンにはいくつも工業団地があり、工場でのクラスター発生がなかなかおさまらない。

チョンブリ県の地区別新規感染者では、バンラムン(パタヤ含む)が102人。
うち、ノンプルーで52人、ナックルアで3人など。
一時期は1日あたりの新規感染者が300人を越えていたパタヤだが、ここ2,3週間は100人台前半で落ち着いている。日によっては100人を切ることもある。

タイ全国、バンコク、パタヤ、いずれにおいても感染状況は確実に改善しつつある。

規制緩和とワクチン接種

10月1日からは多くの規制緩和や入国制限緩和が実施される。

関連記事:タイ隔離期間短縮決定、ワクチン接種済みなら7日間に。10月1日開始。
関連記事:タイ規制緩和なれど10月もナイトライフ閉鎖と店内飲酒不可は継続

ただ、10月1日に予定されていたバンコクやパタヤの開放は見送られ、11月1日以降に延期となった。

関連記事:タイ開国は11月、バンコクやパタヤなど10エリアで隔離無し入国へ

延期の利用は、主にワクチン接種が十分に進んでおらず、開放準備が整っていないからというもの。
開放条件は、エリア内人口の70%以上が2回のワクチン接種を終えていること。

タイ政府はワクチン接種を急いでいる。
9月24日には大規模ワクチン接種キャンペーンを実施し、1日で過去最高の130万回のワクチン接種を実施した。

9月27日のワクチン接種回数は、約73万回。
今年2月28日から昨日までの累計では、51,398,473回となった。
1回目接種:31,811,342
2回目接種:18,414,417
3回目接種:1,171887
4回目接種:827

3回目と4回目はブースター接種で、主に医療従事者や高リスクグループに実施。

さらなる規制緩和とタイ開国は、ワクチン接種進捗状況と感染状況にかかっている。

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