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タイ国内情勢

タイの非常事態宣言は16回目の延長

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タイでは2020年3月26日に非常事態宣言が発令された。
以降何度となく延長を繰り返した。現在の有効期限は2022年1月31日までとなっている。
その非常事態宣言がさらに延長されることが正式決定した。
すでにCCSAによって承認されていたが、官報入りとなった。

新しい非常事態宣言は2022年2月1日から3月31日まで有効。
これが実に16回目の延長となる。

理由は以下のようになっている。
オミクロン株の感染拡大が起き、多くのタイ人がワクチン接種を受けているものの、ブースター接種した人はまだまだ少なく、パンデミックが悪化した際に、公衆衛生とタイ人の健康と生活にリスクをもたらす状況となりうる可能性がある。
また、近隣諸国からのますます多くの人が自国の暴力や経済的困窮からタイへ逃げようとしており、これがタイのパンデミックを悪化させる可能性がある。
パンデミックを制御し防止するための緊急措置継続が必要である。
よって、非常事態宣言は延長する。

タイの非常事態宣言は丸2年続くことになった。
もう2年だ。
当たり前のように延長を繰り返しており、もはや誰も気にしていないといえるほどだ。
とはいえ、非常事態令のもとで多くの規制措置が出ているのは事実。
感染予防措置に違反すれば、逮捕されることもある。
日常生活は元に戻りつつあるが、制限はまだまだ多い。
タイにいる以上、あくまで非常事態宣言下にあることは念頭に入れて行動したほうがいいと思う。

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